アラジンのレビュー・感想・評価
全756件中、181~200件目を表示
安定の名作実写化、とても良い出来だが
#アラジン実写版 我が家ではアニメでなく劇団四季版がデフォ。本作は鉄板ストーリが手堅くまとまり楽しめた。Wスミスのジニーは流石のはまり役。ジャスミンの新曲は心を揺さぶる。娘曰くトキメキ度は美女と野獣の方が上とのこと。若干キャラ立ちが弱いからか。山寺ジニーの吹替版の方が楽しめるかも。
期待しすぎないで観た方がいい
アニメの歌と世界観が好きなので、それが実写で観られたということでそれなりに満足したが、期待値が高すぎたのか、こんなもんなのかな、というところはあった。
ジーニーやジーニーの魔法の描写がどんなんなのかが一番興味があったが、まあまあ良かったと思う。
全体的にストーリーや善悪の描き方が薄っぺらく感じる。
アラジンとジャスミンはどんな風に惹かれあっていったのかのプロセスがよくわからない。
アラジンは良心の呵責なく平気で泥棒する(それも、金持ちからではなく、庶民の市場で)ところは全く好感が持てない。何を持って彼がダイヤの原石としての人間性があるのか分からない。貧しい人に施しをする描写くらいだが、それくらいなのか。
ジャスミンも、賢いキャラの設定のはずなのに、モノを買うのにお金が必要なことを知らないとか、無知さに無邪気さを感じるというよりは、愚かしい人間だという印象を持ってしまう。
また、身分が厳しい世界のはずなのに、主要キャラがその価値観からはじめから解放されているのも不自然だ。
たとえば、アラジンははじめは身分が高くて美しい、という点で憧れとしてジャスミンを好きになったが、だんだんジャスミンの人間性そのものを理解していくとか、
ジャスミンははじめはアラジンの身分の低さから軽く観ていたが、アラジンの行動から印象を変えていくとか、といったことかあれば、納得感があったと思う。
あと、ほかにストーリーで気になる点。
女性は美しさだけで評価されるのはおかしいとか、女性も為政者になれる権利があるはずだ、というテーマは、ストーリー上の必然性がなく、不自然に付け加えられた印象があり、物語から冷める要因になっている。
ランプの奪い合いの描写…。奪ったり奪われたり、にハラハラドキドキさせたいのだろうけど、アラジンがランプを手にしたときに「さっさとこすれや」と思ってしまう。
最後、ジャファーに三つ目の願いを言わせるところでは、なぜ「宇宙で一番になりたい」の願いでランプの魔人になってしまうのか分からない。アニメだと「ジーニーになりたい」という願いだった気がするが、記憶違いか?
美女と野獣の実写がすごく良かったので、必要以上に期待してしまった。ハードルを下げて観たらもっと楽しめたかも。
でも、「コンプレックスにとらわれすぎると、自分の本当の魅力に気づけない」というメッセージはとてもささった。
ウィル・スミス
すごく楽しかった!!
楽しくて、あっという間に時間が過ぎていきました。アラジンの吹き替えをされてた
中村倫也さん、声がとても素敵でした。
甘くて、色気もあって、歌声が好き。
ジャスミン役の、女優さん、綺麗!
ジャスミンの衣裳も、色々と種類があってどれも、すごくゴージャスで!目を奪われますよー。吹き替えをしてた木下晴香さん、歌声がとても良いです。ホール・ニュー・ワールドも良いですが、私的には、スピーチレス~心の声が、好きになりました!鳥肌たちました。ウィルスミスさん、ジーニー役はまってます。山寺さんは、さすが!!の一言しかありません!
ジーニーにも、恋があるので、そこもすごく見所なのかと思いました(*^_^*)
I wish to be free. とってもアラジン
子供のアニメ版のアラジンを観て、とても不思議に思ったのが「飛んでる時に何故じゅうたんから落ちないのか?」。今回の実写版はけっこうしっかりじゅうたんの端を握ってたのであれだったら許せる範囲でした。手放しとかしてたけど、まだオッケー範囲です。
そんなこんなで実写版のアラジン。公開1週間前にアニメ版見直してしまったのは大失敗。だってほぼそのまんまアラジンなんですもん。ストーリーを程よく忘れた状態で観るともっと楽しめたかもしれないのですが、完璧に覚えている状態だと「アニメとあまり変わらないなぁ」となってしまい新鮮味に欠けます。いや、アニメの実写化なんで変わんない所を誉めろよって話なのかもしれませんが・・・
本作はウィル・スミスがお見事でした。元々がラッパー出身だけあって歌が上手い!完璧にアラジン喰ってましたね。ナオミ・スコットも歌が上手かったのです。ただ捕まったシーンでいきなり歌い出したのはインド映画っぽくって何だか不自然でした。アラジン役の人はあまり知らない俳優さんでしたが、ダンスは本人だったのでしょうか?だったらメッチャ上手いと思います。
しかし、本作の監督はガイ・リッチーですか。かなり意外。メッチャ個性を押さえてるというか、ディズニーなので好きなようにできなかったのか押さえられてる印象です。別にガイ・リッチーじゃなくっても良いじゃん。本人撮ってて面白くなかったろうな・・・「自由になりたい」っていう監督の声が聞こえてきそう。なぁんて想像しつつ最近のリッチーはコケてばっかだったので久々のヒットで面目躍如になったのかもしれません。
何だかんだで平均点は高く大人から子供まで楽しめる優良作品である事は間違いないですね。そういった点はさすがのディズニー。上手く作ってあると感じました。
歌がいい!
ウイルスミス主演??
ガイ・リッチーとミュージカルは合わない?
※2023.09.18. 鑑賞(2回目)【U-NEXT】前回と同じく楽しめたが、やはりごちゃごちゃ感がどうしても拭えない。ウィル・スミスが目立ちすぎるのか、他のキャストが弱いのか。しかしナオミ・スコットのプリンセスは良いと思う。「A Whole New World」はディズニーの主題歌の中でもベストの一つだと思う。
全然期待せずに観に行ったせいか予想以上に面白かったしクライマックスではウルウルもした。さて大満足かと言えば何か嘘臭いのよね。作り物っぽいというか。元々おとぎ話なんだから当たり前、と言われればそうなんだけど、さてどう終わらせようか迷っているのが見え見えで、結局「はい、これで終わりです。めでたしめでたし」とみたいなはしょり感満載でジ・エンド。映画なんだから幕の引きかたにもうちょっと工夫が欲しかった。演出が荒っぽくてファンタジー感に乏しくなったのが一番の問題かな。
キラキラしてる
すごく素敵な時間だった。子供の頃の純粋に楽しむ心を引き出してくれる作品。ウィルスミスが好きなのですごく嬉しかった。
オープニングからハッとさせられる演出で驚いたし、アラジンが逃げるシーンなどではアニメのコミカルな感じをうまく表現していたと思う。
ただ最後の結婚式はやっぱり魔法の絨毯で2人が上がっていくシーンが欲しかった!それがなくても全然大丈夫だが、欲を言えば!という感じ。
ジャスミンの女にとらわれない姿が現代社会とリンクしている気がした。かっこいい女性だった。
映画って素敵だなと改めて感じた。ディズニーシーに行きたくなった。けどきっとそういうことじゃない。この世界に飛び込んでみたい。
可もなく、不可もなく
ウィル・スミス無双が楽しい
アニメ版からめちゃくちゃパワーアップした歌とダンスで楽しませて頂きました。アニメ同様、ジニーがめちゃ面白くてファンキーでナイスキャラ。ウィル・スミスはなんて芸達者なんだ!アニメ版でも登場した名曲のヒップホップアレンジが新鮮で楽しいです。実写にすることでより目と耳で楽しめる作品に仕上げるのは、さすがディズニー。
ジャスミンの現代風・強い女性アレンジには、そうきたかーと。正直この手の主張はお腹いっぱいですが、ナオミ・スコットの歌声とオリジナル曲が良かったのでまぁ許容範囲内。
お話はアニメと同じなので元からあまり好みではないのですが、映像の美しさと楽しさ、楽曲の素晴らしさとダンスのテンションで最後まで押し切った、ディズニーの実写らしい作品でした。
アラジンはやっぱ原作が強いな…
メインはウィルスミスの顔芸
アラジンというよりもとにかくウィルスミスが楽しみで、海外映画館で一足お先に3Dで観てきました!
普段そこまで興味のないディズニー。でも今作は監督がガイリッチーだったので、コードネームアンクルが展開が早くテンポの良い作品だったからきっと楽しいに違いないと期待して鑑賞。
高揚感を思いっきり味わえて、本当に楽しかった!!
アラジンよりジーニーが主人公。陽気な存在感をこれでもかと発揮していて、ドリームガールズでビヨンセを食っていたジェニファーハドソンのように、大きさも迫力も抜群のウィルスミス。
役を完全に超えている!元々ウィルスミスが好きだから、今迄の役柄の集大成のように感じて、嬉しくて仕方なかった。
そして、アブー!洞窟でお宝に手を出しちゃう以外は、ほんとに良い仕事してた!映画館も大盛り上がり!
作品全体は、ボリウッドっぽくした雰囲気。ボリウッドほど踊り全開ではない。原作とは所々話の構成も変わっていて、ここ必要ないよね?と思いながら見た最初のパートが、最後にアッと繋がる驚き!主人公カップル以外にもカップルが誕生する、魔法にかけられてにも通じるようなラスト。キーワードはジャム!
産まれた環境から悪者以外は全員、自由になれた。
そしてそれが、チーム戦。そこに言及するジーニーも良かった。ウィルスミスによって、「never had a friend like me」という歌詞が最後まで活きていた。
尽くして捧げて叶えてくれる友達、そんな友達、ジーニー以外いないよ?というのが、ウィルスミスの歌と踊りにより、明るく際立つ。
本当にそうで、ジーニーみたいな仕えてくれる存在は本当の友達ではないのが常であり、都合の良い友達なんて人生にはいない。生身の仲間や友達と、いかに助け合いながらお互いを尊重し、お互いに叶えていくか。
だからこそ、「こんなに友達として最適な人、僕以外いないけど、僕をランプから解放してくれない?」というジーニー自身の望みに聞こえなくもないが、10000年もの間、全ての主人はそこに気付かなかったんだなぁ。
ジャファーも、自身が気付かなかったように、それを理解する主人が現れるまで、オウムとランプに閉じこもるままなのだろう。
私利私欲に飲まれず仲間を大切にできるまでは、どんなに偉大な力を手にしても、真の自由は得られず、井の中の蛙と言うか、狭い世界に閉じこもり。
それを教えるために、生前のロビンウィリアムズはジーニー役を全うし、説教くさくなくコミカルに表現したのだと思うし、その根底部分をウィルスミスも引き継いでいるのがひしひしと伝わってきて、実写によって一儲け〜という軽いノリではなく、作品への敬意を感じて嬉しかった。
ジャスミン役もディズニー筋金入りのナオミスコットだから歌唱力表現力が素晴らしくて、原作アニメを意識せずすんなり受け入れられる、現代版プリンセス。世間知らずで泣いて待つだけのアニメ版ジャスミンとは一味違う。徐々にジャスミン自体が個性を発揮するとともに、歌い方もビヨンセ風のこぶしが入ってきたりする。理知的でとても可愛い。既婚者がプリンセスとして活躍できる時代到来!
ジャスミンの父親も、アニメ版では大きな決断も頭で考えずジャファーに任せてしまうオウムの台詞通りの風船おじさんだったが、実写版では意志も感じさせる存在だった。
アラジンは、アニメ版同様、運動神経は抜群。機転はアニメ版の方が効いている。毎日がどうにかなんとかなってる、定職を探す努力もしていない、あくまで泥棒の範疇を出ない存在だったのに、一気に逆玉の輿。危機一髪逃げ出すような極めて追い詰められたシーンでも歌っているから、歌ってる場合かと突っ込みたくなる。この役を掴むのもアラジンと同じくらいの千載一遇のチャンスだったのだろうな。個人的には、主人公はイマイチかな、、せめてアニメ版のターバン帽子を被っていて欲しかった。実写版では、家が仕掛け式になっていて楽しかった。
ジャファー。見た目は中東系のままだが、ビジュアルの邪悪さはアニメ程ではない。でも、容姿が人間だからこそ、容姿から明らかに見て取れない内面が邪悪な人間の野心や裏切りの恐ろしさが際立つ。オウムがね、、道連れ。ジャファー役は、ハキム役に食われてしまっていた気がする。
アニメ版同様、絨毯は洞窟から持ち出しても大丈夫なの?絶対的信頼を置いて飛び降りたりどうしてできるのだろう?相変わらずそこだけ腑に落ちない。けれど、whole new world以外にも絨毯とのスリル満点シーンがあり楽しかった。
宮殿の美しいモスクを実写で見たらどんなだろうと思っていたが、モスク型ではなかったし、衣装もナオミスコットのルーツを意識してか、なんだかインドテイストも入っている。
あと、アニメでは泥棒を追いかける刀の男達が落ちる肥料のところに「ハキムの肥料」と書かれていたが、映画では、宮殿内の守衛のトップの名前が「ハキム」。ハキムには賢いという意味の他に、イスラム統治者の意味もあるので、ハキムに誰に付くか決断を迫る場面、なにかディズニーの思惑があるのではと感じてしまった。
子供も観る映画で、アラジンがお金をばら撒くのもね、、アニメ版同様、感心しない。
技術の進歩もあり実写化で質感が上がった
総合:80点 ( ストーリー:75点|キャスト:70点|演出:80点|ビジュアル:85点|音楽:75点 )
娯楽作品として良く出来ていた。美術もCGも含めて映像はかなりの水準だったし、派手で軽快な演出は観ていて楽しい。ジャッキー・チェンの『プロジェクトA』そっくりの場面があったが、あれは著作権問題は大丈夫なのかと心配になった。監督の技量と技術の進化もあり、アニメ版よりも映像と演出の質は上がっていた。大人でも子供でも両方が我慢せずに楽しめる水準にある思う。
かつての西洋の映画では、有色人種が主要な登場人物であった場合は白人が演じるものだった。だがとうとう有色人種の役柄を有色人種が演じるようになった。これで今まで感じていた違和感が解消された。
主人公のアラジンを演じたメナ・マスードは、知らない俳優だが優れた運動能力でいくつか見せ場も作った。だが声優役の中村倫也の歌はたいしたことはなかったので減点。王女役の声優の木下晴香のほうがまだ良かったが、それでもアニメ版の原曲の歌手と比べると落ちる。登場人物ではジーニー役のウィル・スミスが一番目立っていた。声優役の山寺宏一は流石に上手い。
完成された過去のディズニーアニメ映画を、実写版で観る必要なんてない...
ウィルスミスのジーニー
タイトルなし(ネタバレ)
アニメ版は1回だけ鑑賞。比較的最近になって観ているのに本作と比較できるほどには内容は覚えていない。
オープニング街中でのモッサリとした逃走劇を観せられた時はハズレ感が強烈だったのに、話が進むに連れて面白さが増していきラストの魔法の絨毯で逃げ回るシーンではコレって同じ作品なのかってな具合で魅入っていた。
特にミュージカルのシーンが素晴らしく、役者の歌声に合わせてテレビの前で大いに盛り上がっていたが、レンタルしてきた円盤の具合が悪く、そんな時に限ってシーンが止まったりスッ飛んだりしていた。
賑やかなだけの映画と言うわけでもなく要所要所にメッセー性の強い台詞やホロリとくる展開も入れてきており評価を上げている。特に絨毯の上で御姫様が夢を語りアラジンに意見を求めた時、アラジンの返す「僕の意見が重要?」っていう言葉が印象深い。
全756件中、181~200件目を表示