HELLO WORLDのレビュー・感想・評価
全269件中、81~100件目を表示
HelloWorld
考察とか以前にシンプルに話が面白くなかったです。
声優とか基本的に気にならない派でしたが、キャラクターに合ってないなと思ってしまいました。
でも、映像はやっぱり綺麗でしたね。
何層にも重なった世界の王道ラブストーリー
近未来の京都を舞台に繰り広げられる、少年少女のSFラブストーリー。監督は「ソードアート・オンライン」シリーズの伊藤智彦、キャラクターデザインは「けいおん!」シリーズの堀口悠紀子。学生時代僕が4年間過ごした京都が舞台、しかも監督・キャラデザのファンとしては見逃すわけには行かない!と、早起きして朝一の上映に行ってきました。
物語は2027年、アルタラ(量子記憶装置)によって街の記憶が始まった近未来の京都。主人公の堅書直実は引っ込み思案の内気な高校生。そんな彼の前に謎の男が現れます。それは10年後の自分自身。もう一人の”ナオミ”は彼に言うのです。「お前は彼女を作りたがっている!」そしてこう続けます。「彼女は出来る。同級生の一行瑠璃だ。でも彼女は3ヶ月後の花火大会の日に落雷を受けてしまう。どうかお前の力で彼女を助けてくれ!」と。そして10年後のナオミを先生として、一行瑠璃を助けるために恋にスキルに奮闘努力が始まるのです。
このお話は、いわゆる「大好きな女の子のために男の子が命がけで頑張る」という、昔から有る王道ラブストーリーです。古くは「天空の城ラピュタ」であり、最近では「君の名は。」や、今上映中の「天気の子」がこれに当たります。これらの作品の肝は、観客にどれだけヒロインが可愛いかと思わせることと、主人公にどれだけ感情移入させられるかと言うこと。
まずヒロインの一行瑠璃ですが、これが非情に可愛い!実は最初主人公は同じ同級生の勘解由小路三鈴に淡い恋心を抱いています。彼女は明るく社交的な学校のアイドル。それと比べると瑠璃は見た目こそ美人系だけれど、無口で表情が乏しく社交的で無いため、一部の人間からは本好きの変人扱いをされています。しかし、先生(ナオミ)の指示に従って彼女と親密になっていくにつれ、その可愛らしさが発見されていくのです。無表情に見えるけど、実は目がくるくる変わり表情が豊かなこと。本が本当に好きで本の話では饒舌になること。図書館の新刊のカードに最初に名前を書くのがとても嬉しいこと。次第に心引かれる主人公と一緒に、観ている我々観客も彼女の虜になっていくのです。そして古書祭りの後の告白シーンで、彼の告白に応じて真っ赤になる彼女を観て、我々も胸をズキュンと射貫かれてしまいます。順を追って親密度が増していくこの演出が実に心憎い!
次に主人公ですが、二人のナオミ(高校生の直実と10年後のナオミ)が存在することによって、幅広い層から感情移入しやすい話になっています。若者は当然高校生の直実に素直に感情移入するでしょうし、僕のような年配の人間は10年後のナオミに感情移入してしまいます。純粋に初めての恋を突き進む直実と、一度大切な人を失い、必死になってもう一度彼女を取り戻そうとするナオミ。個人的にはやはり大人のナオミの方に僕は感情移入してしまいました。大切な肉親を失った経験者としては、もう一度愛する人に会いたい思いは、本当に心に突き刺さってくるのです。
さて、物語は瑠璃を落雷から助けた瞬間から大きく動き始めます。今まで自分の味方と思っていたナオミ(10年後の自分)が、自分を裏切って瑠璃を連れ去ってしまいます。彼の目的は過去のデータ世界(高校生の直実がいる世界)から未来に瑠璃を連れて行き、植物状態の彼女を目覚めさせること。そのためには過去の自分を犠牲にしても構わないと考えています。一度は諦めそうになる高校生の直実。しかし、瑠璃のことを心の底から大切だと思った直実は、八咫烏(電脳パートナー)の力を借りて10年後の世界に向かいます。
そしてさらに驚愕の事実が!?なんと、その世界もデータ世界だったのです。イレギュラーである瑠璃と直実を消そうとする修復システムが大挙して二人に襲いかかります。その時、彼を助けたのは一度自分を裏切った10年後のナオミ。彼は言います。「俺を消せ!俺が消えれば二人の直実が存在するイレギュラーが無くなる。それで世界が救われる。」と。
正直この後半はちょっとガチャガチャしています。アクションシーンをテンポ良く見せようとするがあまり、時空転移の説明が不足がちになり、パラレルワールド物に慣れていない人は理解不能で頭抱えるかも。その結果、最後の大どんでん返しを「夢落ち」と勘違いしている人も多いようです。実際レビューでも「なんだよ、夢落ちかよ!」と怒っている人もちらほら。よく観れば、シンクロゲージが100%に到達するシーンと、大人になった一行瑠璃が「やってやりました!」と泣く台詞があるので、瑠璃が現実世界で何かしらアクションを起こして直実を助け出したことが分かるはずなのですが。あそこは多少ラストが冗長になっても種明かしがあった方が良かったのでは?と思いました。
まあ、かく言う僕も完全に理解出来たわけではありません。瑠璃が助け出したのは、高校時代の直実だったのか?(その場合、落雷に遭ったのは瑠璃ではなく実は直実だった)それとも、10年後の世界で高校生の二人を助けるために自ら消えたナオミだったのか?これはもう一度観に行くか、BDが出たら何回も見直して理解するしかないのかも。
それと、元京都市民としては、京都の街中の距離感がおかしいことにツッコミを入れたくなりました。冒頭で八咫烏を伏見稲荷まで走って追いかけるシーンがありますが、どまんなか(京都市中心部)から伏見稲荷までどんだけあると思ってんねん!?と心で突っ込んでしまったというか。伏見はもう別の街やで!(苦笑)あと、SFとしても、イレギュラーの存在をシステムが消そうとするなら、なぜ最初にシステムは10年後の世界から来たナオミを第一に消しに来なかったのか?ナオミが管理者権限でそれを防いでいたなら、その説明が欲しかったです。何にせよ説明不足の分ご都合主義に見えてしまったのが残念でなりません。
ツッコミどころも多数有りましたが、全体としてはとても満足出来た作品でした。だってこの作品は一行瑠璃にどれだけ萌えるかの作品なのだから。その意味では満点つけても良いのかなと思います。(笑)
最後に。映画を観ながら何度も瑠璃が「けいおん!」のあずにゃんに見えて仕方がなかったです。同じキャラクターデザインだから仕方がないけど。(笑笑)
ヘビロテ確定
記録データの世界でも、そこには人々の普通の営みがあり、恋愛の感情や生存への執着心も生まれるのだろう。つまりはバーチャルであっても心が生じる限り「現実世界に生きる我々と何ら変わらない」ということを表現した物語。その視点で観るとググッとくる良いストーリーだった。もう二回、映画館で鑑賞してしまった。次は、凄いなと思った作画とOKAMOTO'S達の曲を楽しむために、三回目の鑑賞に行く予定。
解釈が少し難しい
マトリックスやトータルリコールなどのSF映画が好きなら比較的入りやすい作品なのかな..とは思います。
ヒロインもかわいいですし。
スピンオフ小説を読まないと拾えない情報もあるのですが、映画単体としての完成度はそこそこ良かったと思います。
通の人はハマるかも。
1時間30分くらいなので、短く感じました
SFとか仮想世界などに興味のある人には面白いと思います。話はスピード感があり二転三転し、セリフ以外にも沢山の情報が描かれているので、慣れていないと疲れるかな?
基本はラブストーリーなので、そこを中心に見るのも良いかもしれません。
声優陣は、声優ではなく俳優。
意外とハマっています。
どこにでも存在する少年の成長物語かも…
この映画は映画館で観たいなと思ったので、劇場まで観にいきました!
北村匠海さんが以前映画出演された「君の膵臓をたべたい」を観て、彼を好きになりました!
彼が初めて声優をされたとあって、どんな風に声だけで演じるのかワクワクしました☺︎
高校生の 堅書くんはどこにでもいそうな普通の爽やかな少年だったので、北村さんの瑞々しい声にピッタリでビックリしました!
だから、大人のカタガキくんの声を艶っぽい松坂さんだったから私はとても満足しました!
浜辺さんのちょっとクールな声もいいなと思いましたね。
私は前半のストーリー展開が好きですね。
チャラ男はすぐに口説いてくるし、馴れ馴れしいけど、でもこんなになかなか自分の気持ちに気付けないカタガキくんに私でも苛立ちのようなじれったい気持ちになりました(笑)普通の男子は多分こんな感じですよねー
中盤はちょっと中だるみしたかもです。。
後半はほんと感動しました!
一途に一人の人を愛し続けるって1番幸せです!!
いろんな人と恋愛を重ねるより私は好きですね♡
最後は、"えっ?"ってなりました!
私は京都の街並みが好きだから、もっとメジャーな街の風景もたくさん見たかったなー
綺麗な映像なので、観ようかどうしようか迷っている方は観てくださいね!
映画代は損しないほど高いクオリティです!
内容が難しい?……どういうこと?
夢オチにもとれるし、
新たなパラレルワールド誕生にも見えるし……
声優は女の子が棒読み?
そういう役なのかもしれないけど、
気になって内容が入ってこなかった。
周りの男二人は全然違和感なかったし、
たくみくんと松坂くんとは思えないくらい上手だった。
パンフレット購入済。
未来の自分が、きっと、見守ってる。
後半何回も泣きました。
あたたかくて、優しい話だったと思います。
今の自分は、一人で生きて、いつか何も見えなくなる時があるかもしれません。
それでも、自分のことを信じてくれるのは、やっぱり自分なのだと、そう気づかせてくれる作品でした。
そしていつか、未来の自分も幸せになれるように、今の自分が頑張るしかないのだと、強く感じさせてくれました。そう思えるのは、未来の自分の存在があるからです。
そして、未来の自分、今の自分もまた、過去の自分を信じて生きている。だから今生きることができている。
過去にあった嫌な記憶や楽しい思い出は、未来の自分を作る工程に過ぎなかった。それに気づけたら、きっと、、。
どんな時代を生きる「自分」も、幸せです。
胸キュン純愛ラブストーリー
おばちゃんの私には
甘酸っぱい純愛ラブストーリー❤️
おはなしが複雑という前評判でしたが、
私は大丈夫でした。
最近のSFアニメや
映画についていけないと
難しいのかも?
キラキラリア充系を横目にしてる
本好きな若い中高生に是非✨
ラストで、
あーー!そーゆーこと!!
って感じ☺️
みんなみんな
ハッピーエンドでよかったです❤️
高校生の息子くんと中学生の娘ちゃんに
是非見てほしいなぁ、、、
というストーリーでした。
かたがき君といちぎょうさんの
距離が縮んでいく感じが
よかった💕
リアルな京都のよく見る景色で、
それもリアリティがあってよかった。
この今の世界もデータなのかもって
思わせる感じで。
cgは違和感のあるとこもあったけど
まあこんなもんかなって印象。
星ひとつ減らしたのは
cgのことと、
やっぱり声優さんがよかったなぁって
思ってしまったこと。
いや、他の方もおっしゃってるように
俳優さん悪くなかったと思いますが、
ラストバトル、
もうちょっと声に迫力(なんだろうか)が
何か欲しかったな
って思ったので。
いちぎょうさんもあの性格だから
気にならなかったけど。
なんで最近のアニメ映画、
俳優さん使うのかなぁ。。。
アニメは声の演技も
大事だと思うんだけどなぁ。
気になったのはそれくらい。
最後、だからこのタイトルなんだなぁ❤️
と思えて。
かたがき君、いちぎょうさん
幸せになってね!
大人かたがき君もお幸せに。
君の気持ちもおばちゃんには
とても切なくまぶしかったです❤️
本気で取り組んだ結果こうなった
いかにして夢オチを正当化させる話を書けるか、というテーマに本気で取り組んだらこうなりました、というような映画。ただ、それならそれでもうちょっと伏線があっても良かったのではないかと思う。夢オチの伏線ではなく、実は逆だったんです、というコトへの伏線がほしかった。ラストシーンが月面だったのは、映画としては意味がなくて唐突感がある。ひょっとしたら原作では上記のような疑問点も解消されるような記述がされているのかもしれない(野﨑まどだからないかな)。
映画の前半で、マトリックスを彷彿とさせるようなシーンや言及がされているのは、今観ているシーンは必ずしも現実とは限らない(つまり夢オチ)、という伏線なのかもしれないけど、そうだとしても、だから逆だったのか、と後から気がつくような伏線は別にあるべきだろう。
また、主人公(オチからすると主人公で良いのか怪しいが)に「SFが好き」としゃべらせたり、イーガンに言及させたりする割には、主人公のいる世界の成り立ちの説明はともかくとして、カラスの力については、もうちょっと科学的な説明があっても良かったのではないかと思う。想像力が重要、という意味では、気合いパーツにそれらしい説明を加えたと言えないことはないけれど。
ただ、これまで上げてきたような、オチへの伏線や科学的な記述がちょっと足りない点を除けば、ストーリー展開としては、とてもわかりやすくて良い映画だったと思う。映画ならではというか、アニメ映画ならではの映像の美しさも良かった。
おそらくほぼすべてのキャラクターが3Dで描かれていたのだと思うし、それ故の仕草のぎこちなさはやや残ってはいるものの、2次元の線画を中心とした日本のアニメーションの良さをしっかり残した絵作りも良かったと思う。
そういえば、主人公が自分がいる世界から飛び出して飛ばされているときに、1シーンだけ「カド」が出ているシーンがあったなあ。こういうのを見つける楽しみもあるかもしれない。
感想
現在の内気な男子と未来から来た自分が恋人が亡くなった未来を書き換えるためにやるストーリー めちゃくちゃ良かったです。狐のやつはちょっと怖いけど恋人を守るために決死でやるのはいいですね。特にグッドデザインはめちゃくちゃ凄かったです。現実にもあったら いいですね
純愛で王道と思いきや、衝撃の結末!!
最初から最後まで、楽しむことができました!
結論から言って、私は大好きな作品でした!
確かに、内容を詰め込みすぎて駆け足であり、理解しづらい点もあると感じましが、観賞後の考察が楽しめる映画になっています。
そのため、今日見たばかりですがもう一度見たいです笑
また、この作品は情報不足は否めないため、物語を広い視野で捉え、理解力が必要になるため、好き嫌いが分かれる作品であると思います。
もし、理解できない箇所があり、楽しめなかったと感じる方も、ネットにある考察を見ることで、楽しめることができると思います!
そして、私はもう一度見に行きます笑
京都市を堪能した
今のアニメはとにかく風景が、光が綺麗。この映画もそこはすごい。
ストーリーは、面白かった。消去システムが狐面というのも、京都市との完全タイアップなので、面白い取り組みなんだと思う。ちょっと作画の方向が、あっち向いたりこっち向いたりな感じにはなっちゃってたけれど、贅沢な悩みかな。
エンドで「それでハローワールドなのか」と腑に落ちたなあ、と思わせておいてのラストはよかった。もはや辻褄とか考えずに、単純に「おお、そうきたか」と楽しかった。
キャラクターは、俺には合わなかったな。とくに堅書くんと所長。こればっかりは好き嫌いだからしょうがないよね。ファンの方、許して。
これは骨組みのSF映画だ。
非常に考えられた深い設定のあるSFの世界がある。
その中の純愛部分を骨組みとして作られた映画だと思う。
物語を破綻させる事なく、最後のどんでん返しまで楽しめたのは良かった。
もちろん不明瞭な部分は残るが、そこは別で追求していく事も出来る。
又、単純に、純愛な部分も楽しむ事ができる非常に良く出来た映画だった。
全269件中、81~100件目を表示