ソニック・ザ・ムービーのレビュー・感想・評価
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ジム・キャリーの独壇場
見た感想としては、
「監督はジム・キャリーに『好きにやっていいよ』」
と言ったのだろう。
(おそらく)アドリブ満載のセリフ&パントマイムを魅せる。
良く言えば「生き生きしてる」
悪く言えば「ヤリ過ぎ」
まあ、エンタメだし、悪役がジョーカーみたいでは困る。
そう言う意味では「フリーガイ」の悪役と同様。
ジム・キャリーが目立ち過ぎて、ソニックの影が薄くなったが、これはコレでアリだろう。
まさかの『裸の銃を持つ男』
最近TVで映画を見た際に、劇中で使われたfootageをチェックするのが楽しくなってきています。ドーナツ卿トム・ワコウスキとプレッツェル夫人が映画鑑賞している時流れてるのは『スピード』だと説明されてますが、その直後に流れていたのが『裸の銃を持つ男』でした。何の関連があるのか、はたまた単なる趣味なのかはわかりません・・・
クイーンの「ドント・ストップ・ミー・ナウ」はいい選曲ですよね。歌詞の中にもsupersonicが出てくるし、ぴったりの内容。また、孤独なソニックが家族や親友を求めていることもあって、ビン・ディーゼルのファミリーが大切だって台詞もニクイ。ストーリーが単純明快なだけに細かなところに惹かれてしまいました。
悪役はマッドサイエンティストを演ずるジム・キャリーでしたが、やっぱりウザいほどの憎まれ役。最後に放った台詞「クリスマスには帰ってくるぜ」なんて、まさか『グリンチ』を意識してたのでしょうか、ここでも脚本の妙がありました。続編にも期待!
ストップモーションの中、クイックシルバーのごとく高速で移動するソニック。酒場でのシーンは痛快だったし、サンフランシスコのビルの演出も凄い。モンタナってどんだけ田舎のイメージなんや!ってところもほのぼのしていい。
ジム・キャリーが健在なのがうれしかった…
バランスが良すぎる映画
上映タイミングが悔やまれる
ソニック可愛すぎません?!
【"Don't Stop "Us" Now!" 面白きスーパーアクションアニメ。”ワイルド・スピード”のニール・ミッツと”デッド・プール”のティム・ミラーのタッグ作ならではの、超音速映画でもある。】
ソニックをも呑み込むジム・キャリー節
スマブラでソニックを使ったことがある程度で、ソニックシリーズは未プレイです。よって、ソニックの知識は足が速い針青いネズミということしか知りません。
感想
期待以上の作品でした。物語展開は王道で先読みもできましたが、友情というテーマに真正面から向き合っていて素直に楽しめました。また、CGも力が入っていて途中Xメンとクイックシルバー並みの迫力がありました。
度々入る他の映画のパラディ台詞も面白かったです。
強がりだけど実は孤独感に苛まれていたというソニックの設定も共感できて感動しました。
今作で最も評価したい点はエッグマン演じたジム・キャリーさんの演技です。
ジム・キャリーさんと言えばマスクなどで知られるコメディ作品の名演者。今作でもそれは健在で、終始予想外の動きと台詞回しに圧倒されました。流石です。
最後に、今作の主役ソニックのCGについてです。批判殺到で作り直した甲斐がありましたね。あの気持ち悪い本物のネズミ感から可愛いソニックになっていて満足しています。
総評
予想以上に楽しい王道アクション映画。
○○○○が出ていたので続編も期待です!
※○○○○については是非その目でご確認下さい。
ザ・娯楽映画
素直に楽しめました。難を言えばただ走り回るだけでなくてハリネズミなんだからハリを飛ばすとか出来たら良かったのに。
思ってたほど酷くはなかった。
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