「無償の愛に涙、ほっこり」僕のワンダフル・ジャーニー みかんさんの映画レビュー(感想・評価)
無償の愛に涙、ほっこり
期待どおりの愛に溢れた物語に、感動の涙。
身体中に温かい気持ちが広がる感じ。
心温まる良い映画でした。
前作に引き続き、飼い主に無償の愛を捧げ、一生懸命頑張る犬と、犬に愛を注ぐ人間。
誰かのために献身的に尽くす、犬と人間の両思いの愛情に癒される。
殺伐とした世の中で、こんなことがあっても良いじゃない、と夢と愛情を信じたくなる。
前作も今作も、まず子供と犬の絵面が愛らしくて、それだけでまずは大満足!可愛くて悶える。
大人になって、色々うまくいかなくても、犬だけは大事にして、犬も飼い主を守るために全力なのも、前作と同じ。安心。
前作よりも簡単に飼い主CJに再会したけど、今度はCJの恋と夢を叶えるのに頑張るベイリー(モリー、マックス)
ボーイフレンドのトレントと、なかなかうまくいかなくて、ハラハラ。トレントが、最初はもっさりしてるのが、どんどんカッコよくなって、CJのドキドキが伝わる。
癌になった時も、献身的に尽くし、マックスが「犬生で1番幸せ」という穏やかな時間を、恋人ではなく友人として、思いやり支え合う2人が美しい。これぞ純愛。
そんな2人が、友人から恋人になるキッカケが、マックスベイリーの生まれ変わり話。なんて泣ける展開。
ずっと君を愛してた、というトレントの愛にも涙。
今作では、イーサンもCJも、簡単にベイリーの生まれ変わりを理解して、話が早い(笑)。
こちらも、もどかしい思いをしなくて済むので助かる(笑)
犬の頑張りのおかげで、全てがうまくいき、アル中の母親が改心、幼なじみのイケメンと結婚、ご都合主義だとしても、やっぱりハッピー展開に安心。
イーサンが死んでも永遠に友情が続く幸せなラストにもほっこり。
もっと他の飼い主と犬の展開とかも見たかった気もする…。
これはイーサンとベイリーだけの魔法なのかしら。
他の飼い主と犬の間にも、生まれ変わりがあったら良いなぁと思った(^^)