劇場公開日 2019年9月6日

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「序盤の雰囲気は不安感あってイイ。」アス 昭和ヒヨコッコ砲さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5序盤の雰囲気は不安感あってイイ。

2024年7月18日
PCから投稿

自分の影になる存在が入れ替わりを目論んでいるとしたら恐ろしいことだ。
という恐怖を描いた作品。
格差社会についても描かれてるらしいけど、よく分かんなかった。

登場人物の”もう一人の自分”が軒並み登場するわけだけど、「政府の実験」「クローン」ととっても物理的。
クローンって遺伝情報が同じなだけなので、一卵性双生児と同じものなんだよね。
それがオリジナルと等しく成長させるなんて恐ろしくコストがかかることなわけで現実的ではないよね。
オリジナルと同じ組み合わせで番わせて同じ子供が生まれるわけないし。
しかもアメリカ全土で同様のことが起こってるって…どんな巨費を投じれば出来るんだろうか…
そんな感じで、なんだか真相の部分が規模の割にペラペラでとっても貧相なのですごく冷める。
まぁ、本作の監督は「ゲット・アウト」と同じ方のようなので、何か納得しちゃう。

正直、「ゲイブ」と「レッド」だけで十分だったのでは?
他のクローンは物語上そんなに役割が無いって感じたので…

昭和ヒヨコッコ砲