「ヒックの成長譚」ヒックとドラゴン 聖地への冒険 うにたん♪(新型コロナで巣籠もりDVD観賞)さんの映画レビュー(感想・評価)
ヒックの成長譚
1作目から続く幼なじみたちのキャラクターが成長したのかしてないのか解らない粗暴さ、幼稚さを残していて、「もうちょい成長するだろ?」とは思う。
比して映像はレベルアップを続けており、滑らかに繊細に進化している。
物語もヒックたちの成長とともに歴史も作られていくのは上手く作っていると思う。
策士のグリメルは中々嫌らしい強敵で変革を願う若者と従来の在り方を望む者たちの対比は、現実社会でも同様だ。
「ヒックとドラゴン」を観てきた観客も時間を経て作品を見続けた事で感じる事もあると思う。
蜜月だったドラゴンと人間の関係が、甘い理想だけではないと言う答えも作品は示している。
この辺はディズニーとは違う展開を見せてくれるので嬉しい。
ただ恋愛ムードが広がっており、ヒックはアスティとイチャイチャ、可愛かったトゥースまでが青春真っ盛り…と独身者には目の毒である(笑)
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