劇場公開日 2019年5月17日

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ガルヴェストンのレビュー・感想・評価

全51件中、21~40件目を表示

4.0いくつになっても、人生はやり直せる?

2019年9月4日
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鑑賞方法:映画館

「男は死に場所を求め、女は生きる希望に縋った」「この娘を守って死のうと思った。この男を信じて生きると決めた」のコピーに、まんまと誘導されたせいで、ありきたりではないラストの展開が重くのしかかってきた。ふつう、この手の逃亡劇の場合の王道ってあるじゃない?そうじゃないの?って意外性。ああ監督(もしくは作者)は、この人(役者)をこうしちゃうんだ、で、こういう後日談を用意しちゃうんだ、って思う新鮮な感情。女性監督ならではの視点もいい。演出もカメラアングルも。同じ筋書きでも男性監督ならばドンパチとカーアクションは欠かすまい。
逃避行のロードムービーかと思いきや、避暑地ガルヴェストンで身を隠すのだが、ロイにとってそこが特別な場所なのも、センチメンタルでいいなあ。ロッキーと出会って、何か忘れていたものが目覚めた感がある。本人は気付かずとも。
それまで殺したり壊したりする生き方をしてきたロイが守るものを見つけ、それまで騙され惨めな生き方をしてきたロッキーが信じられる人に巡りあえ、二人ともその短い時間は幸せを感じれたことだろう。だけど、二人がその境遇でなかったら、味わえない、味わう必要もない幸せなのだと思うと、それはまた気持ちは複雑になってくる。

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栗太郎

4.0衝撃の真実に仰天

2019年8月31日
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鑑賞方法:映画館

ロイとロッキーと妹、三人の関係性の描き方が絶妙で素晴らしい。そして、ラストで明かされる衝撃の真実には仰天。美し過ぎる女優エル・ファニングの演技力と存在感はさすがの一言で魅了された。貴重なビキニ姿を含めてどんな衣装を装っても芸術的で素晴らしい女優です。
2019-179

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隣組

4.0誰かの為に何かをする。それは果たして良いことなのか…

2019年7月29日
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死を覚悟すれば、怖いモノなどなくなる。
死を恐れるから意に反したこともできる。
しかし、それが誰かの為だとなるといささか様子は変わってしまうようだ。
安易な方法で大金を手にしてきた人生は、いつだって死と引き換えられていてどこか緊張感が生きてる実感となってしまっていたのだろう。
半端に勇気などない方が良いに決まっているがないよりはましだろう。

どんな人間だって生きた証が欲しい。
しかし、哀しみは限りなく深い。

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はる

3.5悲しい話であった

2019年6月10日
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あのイングロリアスバスターズでその名を広げたフランス人女優メラニー・ロラン氏の監督作。

お話はよくある逃避行のようだけど、逃げてる間追う側がほとんど?全く?映らない。ガンアクションやカーチェイスも少なく、ガルヴェストン(テキサス州)の街並みや浜辺は綺麗なんだけど、特に映像的に真新しいことはない。(クライマックスのクリーニング工場ワンカットシーンはそれなりに見応えありましたがね)

どころか最初から逃げるのを諦めてるように見えた。

そして、ラストに気づく「あぁそうか、これは"逃げる"じゃなく"守る"話だったのか。」と

エルファニングの女性としての魅力が引き出されてた。女性監督ならではの視点だったんじゃないかな。

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K-TA

5.0「人生最後の恋と、初めての大人の恋」

2019年6月9日
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ドビー

3.0はて…?

2019年6月6日
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あらすじに「末期ガンで余命を宣告された」とあるけど、そういうシーンありました?
私の見落とし?

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マッハ号Ⅱ号

4.5テキサス州ガルベストン

2019年6月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

2008年ハリケーンアイクって実際にある災害や
話は20年前に遡る
テキサス州オレンジ郡
撮影は毎度のごとくジョージア州
ベンフォスターの映画でエルファニングファンが観たら卒倒するからやめといたほうがいい。エージェントは何故こういう役ばかり紹介するのか謎
女性監督が撮ったとは思えない
時折ある1カット長回し
光を意識した写真的カット

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消されるので公開しない

3.5美しく切ない逃避行

2019年6月4日
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鑑賞方法:映画館

とても美しく切ない映画だった

自分は肺がんだと知ってしまっだった裏社会の男ロイ(ベン・フォスター)と、身体を売ることでしか生活していくことができない少女ロッキー(エル・ファニング)の逃避行

彼らは荒んだ社会の底辺に生きている

その中で、寂しげにたたずむロッキーは、まるで荒野に咲く一輪の花のように、とても儚くて美しい

彼女はきっと、ロイにとっては触れてはいけない、触れたら壊れてしまうような存在だっただろうと思う

だからこそ、残りの命をかけても、彼女を幸せにしたいと思ったし、そんな泥沼の世界から救い出してあげたいと思ったのだろう

しかし、現実はロイが思うよりも厳しい

そのどうにもならないロイの思いが、とてももどかしくて切なかった

ガルヴェストンとは、ある海辺の町の名前

ロイにとって、そのガルヴェストンは、どんな存在だったのだろうか

そこは、生きるために暮らす場所だったのか、それとも、最後の死に場所なのか

きっと、ロイはガルヴェストンで「なぜ、自分は生きているのか」と考えたと思う

なんて、人生とはままならないものなのか

そのロイの気持ちを思うと、自然と泣けてきてしまう映画だった

あまり予備知識なく観た映画だったけど、予想以上に掘り出し物の映画だった

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とえ

3.594分だけど見応えあり

2019年6月3日
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想像通りのようなあらすじ部分もあったけど、落ちていく2人から目が離せない。たまに画面が暗過ぎて見にくかったのが残念。

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くんくん

4.0予定調和じゃなくてよい。

2019年6月2日
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死にかけの男のやけくそ暴力ムービーかと思ったが、何週か回ってのラブストーリー。後半の舞台暗転からの流れは予測外。面白かった。

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khapphom

3.0ホワイトトラッシュロードムービー

2019年5月31日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

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いぱねま

3.5とてもよかった

2019年5月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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吉泉知彦

3.0良い映画

2019年5月27日
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stoneage

3.5やるせないクライム映画

2019年5月27日
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鑑賞方法:映画館

この結末が良かったのか・・・
なぜ彼はそうした
あまりにも彼女が救われないから
一つの希望くらいかなえさせてやりたかったから
何処にそんなに惚れてしまったのか
でも、最後はもう一つ欲しかった

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シネパラ

4.0アメリカ映画なのに石井隆を思わせる。

2019年5月24日
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鑑賞方法:映画館

「おまえの母親は闘った」。

なんて素晴らしい台詞だろうか。

ラストのセリフに涙があふれた。映画館はとっくに泣いていた。

石井隆作品のように悲惨なのに純粋で、美しい。

愛を浮かび上がらせるには、暴力シーンがやっぱり有効なのか。語弊のある言い方だが、暴力と純粋な愛は相性がいい…。映画って複雑…。

エル・ファニングがキュート。

厳しすぎる過去を抱えているようには見えないほど。

でも、だからこそ切ない。

海辺のシーン、素敵だった。

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エク

3.5不思議な映画

2019年5月23日
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冒頭ロッキーを連れて逃げる理由がなくて何かしっくり来ないままでしたが、何故か最後は感動して終わるという、何とも言い難い不思議な映画でした。true detectiveの脚本家だと言うから本は良いけど監督がイマイチ系かなと思ったりもしたけれど、不思議な心地よさがあってこれは監督の力だよなと思ったり。まあ不思議。

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三毛猫泣太郎

3.5運命

2019年5月23日
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ごっとん

2.5エルファニング

Kさん
2019年5月23日
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K

3.0クライム過ぎるムービー

2019年5月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

美しい映像とは対照的に、内容は悲しすぎる作品かと─。
エル・ファニングの美も悲しみで吹っ飛んでしまっているような印象。
時の経過と男の役割はいったい何だったのか?
悲しみ意外に何かを感じとるのは難しかった。

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SH

3.5やっぱ馴染みます

2019年5月22日
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鑑賞方法:映画館

他愛もないと言われても仕方がないが、これは好きな作品と言える。こんなアメリカ映画を死ぬほど観てきたし、これからも観続けるんだろうな〜

とにかく主人公のヤクザな中年男ロイ(ベン・フォスター)が渋い。甘さがないから共感できる。

彼と逃避行する少女ロッキー(エル・ファニング)は義父にレイプされ子供を産み、そして義父のもとから逃げてきたようだ。いわゆる「女」を感じさせないファニングは好き嫌いが分かれると思うが。

果たしてこの物語をどう終わらせるかだが………その終焉は実にあっけなくクールだった。

監督は繊細なイメージの女優メラニー・ロラン。ハードだがやはりセンチメンタル!ガルヴェストンの海と太陽とロッキーの笑顔が!

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エロくそチキン