「悲しい話であった」ガルヴェストン KI (@mebaru0141)さんの映画レビュー(感想・評価)
悲しい話であった
あのイングロリアスバスターズでその名を広げたフランス人女優メラニー・ロラン氏の監督作。
お話はよくある逃避行のようだけど、逃げてる間追う側がほとんど?全く?映らない。ガンアクションやカーチェイスも少なく、ガルヴェストン(テキサス州)の街並みや浜辺は綺麗なんだけど、特に映像的に真新しいことはない。(クライマックスのクリーニング工場ワンカットシーンはそれなりに見応えありましたがね)
どころか最初から逃げるのを諦めてるように見えた。
そして、ラストに気づく「あぁそうか、これは"逃げる"じゃなく"守る"話だったのか。」と
エルファニングの女性としての魅力が引き出されてた。女性監督ならではの視点だったんじゃないかな。
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