劇場公開日 2019年5月17日

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「ありきたりなのにありきたりではない」ガルヴェストン 琥珀さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ありきたりなのにありきたりではない

2019年5月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ストーリーを繋ぐエピソードはどれもどこかで見たことのある〝ありきたり〟なものなのに、ラストまでのすべてを見届けると、なぜかじんわりと程よい重量感を伴った静かな感動で満たされる、そんな映画です。

自分だけの天使を見つけて、その天使に殉じることに生きがい(死にがい?)を見つける。これって、男にとっての理想的な人生スタイルのひとつだと思います。そんな男にとって、あのラストの出会いは自分のやったことが思わぬところで大きな実りをもたらしたことまで悟れたわけで、これ以上ない至福の時間だったはずです。

エル・ファニングだからこそ天使たり得たし、女性監督のメラニー・ロランが男心の琴線に触れてきたことにびっくりです。

グレシャムの法則
グレシャムの法則さんのコメント
2019年5月19日

天使に殉じるか、好きなお酒に殉じるか。
そのスタイルもいいですねー‼️

グレシャムの法則
Bacchusさんのコメント
2019年5月19日

ガルヴェストン鑑賞→BAR(ウイスキー2杯)→魔睡鑑賞→BAR(many manyウイスキー)でしたw

Bacchus
Bacchusさんのコメント
2019年5月19日

残念ながら、金曜18:45カリテ最前列センターです。

ホント重いわけでも目新しい訳でもないけれど、ひっかかりました。4.0にするか悩みました。

Bacchus