劇場版おっさんずラブ LOVE or DEADのレビュー・感想・評価
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観客の多い映画館で見た方が楽しめる映画。
コアなファン(いわゆるOL民)が望んだ続編は「事件もトラブルもいらない、ただただ春田さんと牧くんの幸せな日常が見たい」でした。制作陣はそんなこと百も承知で、「LOVE or DEAD」と題うってきました。爆破あり・アクションありの超大作スペクタクル映画…?!ラブ・バトルロワイアル…?!てかDEADってナニ、そんなの望んでないからー!! つまりこの映画は「ファン感謝祭」ではなく、ちゃんと映画として興行的にヒットできるように作られた「大衆映画」であり、みんなで大笑いして最後にはハッピーに気持ちになれる「コメディ映画」でした。 だから映画館には老若男女の笑い声があふれ、終わった後も「面白かったー!」の声が聞こえます。何度か見に行ったけど、満席に近い状態の方が観客の笑い声に一体感が出て楽しめます。映画館でコメディ映画を見たことがなかったので、この感覚には驚きました。 2時間弱の間、怒涛の展開の連続で忙しい映画です。だけどちゃんと愛もあるし感動するシーンもあって、笑って泣いて、感情を揺さぶられます。 「連続ドラマの1年後のお話」と言いつつ、それぞれのキャラクターがこの1年どう過ごしてどんな変化があったのかが全然描かれていないので、ドラマからのファンの中には「そこが見たかったのに…」と残念に思う方もいるでしょう。そこで役者さん達の本領発揮!細かな表情や仕草で、このキャラがどんな1年を過ごし、相手のことをどう思っているのかを、全力で伝えてくれます。ある意味、制作陣が役者さんの演技力を全面的に信頼しているからできたストーリー展開だと思います。 そしてリピーターが多いのはこの「演技から余白を紐解く」作業が楽しいから。アドリブ部分こそが「応援し続けたファンへのプレゼント」だと思います。 誰でも楽しめる映画なので「ちょっと気になるかも…」という方は気軽に見に行ってほしいです! もちろんドラマの内容を知っている方がストーリーに深みが出て楽しめるので、これから見に行く予定のある方はできれば予習して行ってほしいですが…今なら「テレ朝キャッチアップ」「TVer」「アベマTV」などでドラマ(全7話)も無料配信しているので、是非!(Tverには23分で振り返れる凝縮バージョンもあります)
個人的には好き
個人的には面白くて大満足です。 普段、二次創作の同人誌を読むような人間なので、失礼な言い方になってしまいますが、一場面を都合よく切り取ってラブラブになるような展開に慣れてるせいもあるのかもしれません。要するに、推しが幸せならそれでいい!理論ですね。 でも、ほかの方のレビューも頷く部分が大いにありました。確かに脚本はずさんだったし、繊細なラブストーリーだったドラマとは違い、「こうしておけば喜ぶでしょ?」という考えが見て取れてしまったというか。爆発も必要だったのか……。 結論、俳優さんたちは本当にすごいです。そういうの全部気にならないくらい、笑わせてくれたし、私を幸せにしてくれたので(笑) まあ、要するに「推しが幸せならそれでいい!」んですけどね!ということで個人的には大満足です。
そもそもタイトルからしておかしい
何なんだよ、「Love or Dead」って? 「動詞(名詞) or 形容詞」って文法からしておかしいだろ? まあ、このタイトル知った時点で怪しかったんだけど。 それでもドラマが良かったから期待した私がバカだった。 ファン、いや映画をバカにするのもいい加減にして欲しい。
今まで見た中で1番笑った映画
ドラマも何度も見て大好きだったので映画を楽しみにしていました。 結論から言うと本当に見て良かった。 こんなに笑って、思わず声が出てしまうくらい大笑いして、そして、泣いた映画は今までありません。あっという間に終わってしまいます。映画ならではのスケールの大きいシーンが沢山あるし、見るか迷っていたらぜひ見てください。
ぶちょーが最高
それぞれのキャラが立っていて良かった けど少し人数増えすぎたかなー? それでもはるたんとぶちょーと牧の関係性は最高 迫力のあるシーンもあってスペシャルじゃなくて映画である意味があったかなと思います もう一回見てもいいくらいテンポのあるコメディ映画でした
スゴく面白かったです!
連ドラファンです。ファンの皆さんがおっしゃってるとおり期待したもの(恋愛パート)の描写が少なくそういう意味では物足りなさはありますが、スゴく良かったです! ファンの中でも☆1の人も☆5の人もいるので是非自分の目で見て感じて評価してほしいです。他人の評価に惑わされて鑑賞を躊躇してる人もいるみたいなので…。 私の周りでは圧倒的に好評価の人が多かったです!お薦めです!
悲しみ
とにかく俳優さんの演技が素晴らしかったです。本筋のグダグダ感も、キャラクターの一貫性のなさも、突然のイベントの様な場面展開も、全ては役者さんの演技でなんとか押し通した感じでした。ドラマを通して描かれた2人や周りとの関係性や、性格、背景などを全く無視して映画を作ったんだろうなと言わざるを得ません。シナリオ本の少ないカスカスなセリフや、ト書きの少なさに唖然としました。よく映画疲れましたねとしか…。小手先で笑わせることに重点を置いているので、根幹がぐらぐら。せっかくのキャラクターは全く生かされていません。爆発もアクションも何のためにあるのか皆目見当もつきません。意味がないです。あんなにドラマで通っては助けられていたちずちゃんやお兄さんとの関係も突然断ち切られています。映画化で浮かれて、上の意向を丸呑みにして、能力のない人たちがつぎはぎして役者さん達に丸投げしたのでしょうか?…最後のシンガポール行きも牧に同性愛は罪であることを示唆させるためのものなのか単なる無知なのか考えてしまうところです。大変残念でした。
予想以上に面白かったです
レビューでいまいちという評価もあったので、期待しないで観に行きましたが、とっても面白かったです。 ただ突っ込みどころも多く、そういうのが下らないと感じる人は無理なのかな?と感じました。 個人的には楽しめました。
がっかり
ドラマファンでした。
正直がっかりし過ぎて呆然です。
劇場版は笑えました。
でもそれだけです。
ドラマ版にあった繊細な心理描写もなければ、上質なラブストーリーの切なさもなく・・・
え、これだけで終わっちゃうの?
とラストに迫れば迫るほど、危機感が走り・・・
何より、ドラマ版のラストに敷かれた伏線の回収ゼロには驚きました。
あの伏線は田中圭さん自身が、
愛し合う二人なら、身体に触れたいと思うのは当然、と入れたものだったのに。
2人の関係がどう深まったかも描写ゼロ。
お印程度のキスシーン一つでドラマ版のフアンが満足するとスタッフは本当に思ったんでしょうか。
本当に残念です。
はるたんマジラブ1000%
たまたま空いた時間に上映していたので、今さらながら鑑賞してきました。テレビシリーズの雰囲気そのままに、スクリーンいっぱいに繰り広げられる「おっさんずラブ」の世界にどっぷり浸れる2時間でした。田中圭さんと林遣都くんの醸す雰囲気はもう恋人同士そのもので、そこへ沢村一樹さん、志尊淳くんも参戦し、バトルロイヤルな様相を呈していたのもおもしろかったです。しかし、なんといっても最高なのは吉田鋼太郎さん!サウナシーンといい、うどん屋シーンといい、人口呼吸シーンといい、はるたんマジラブ1000%で、ステキすぎでした。彼は、この作品の最高の立役者だと思います。 ただ、本作は劇場版ということで、かなり力が入り、香港ロケや爆破シーンも入っていましたが、ちょっとやりすぎな感じがしました。スケールが大きくなったおもしろみはありますが、見たいのはそこじゃないって感じです。普通のサラリーマンのおっさん同士が本気の恋をしているシチュエーションと心情の機微がおもしろいのであって、派手なストーリー展開はむしろそこを薄めてしまうようでもったいないと感じます。 また、自分はテレビシリーズ全話視聴済みなのですんなり入れましたが、初見の方には人物の相関や背景がわからなかったのではないでしょうか。そうなると、本作だけでは、ただのドタバタ劇を見せられているようで、おっさんずラブの本当のおもしろさが伝わらないと思うので、改めてテレビシリーズを視聴することをお勧めします。
日本映画界大丈夫か???
なんだこりゃ?見終わった後の一番の感想である。 友人が同僚にチケットを貰って見たのだがこれは酷い。 内容がまるで無い。学生の自主製作レベルだ。 田中圭が絶叫しながら画面いっぱい駆け回っているだけではないか。 僕も友人もドラマは見ていない。WIKIとPVで軽く予習した程度では理解できないのか? 否違う。 ドラマを知らなくても老若男女、子供でも楽しめるとどこかで聞いた。 しかし子供でもという点は引っ掛かった。 というのも恐らく凝った中身ではなく、理解力の無い子供でも画づらだけで楽しめるという事だと思ったからだ。 その引っ掛かりは正解だった。 この映画の基本が全くなっていない。これはもう致命的だ。 起承転結は曖昧で話の筋立ては杜撰そのもの。主役の田中圭は何がしたいのか。 彼の目的は一体何なのか。事件解決か仕事か結婚か。 プロットが散漫なせいで見る側の焦点が合わず、話が次から次へ勝手に進み観客は置いてけぼり。 しかも往年の芸人のギャグを面白いだろ?と言わんばかりに延々に見せつけられた気分になりほとほと疲れた。 だが笑える部分は無いことも無い。サウナの小競り合いだ。 しかし裸の男が男の乳首を突くシーン等はLGBTQを笑い物にしていないのだろうか? このような表現はノーマルな男達なら下品なだけで済むかもしれないが、それが同性愛者という設定なら問題ではないか? 後で調べたのだがドラマの方は苦情が殆どなかったいう。しかし今回は問題だろう。 冒頭の裸の男然り。 もう一つ気になったのが吉田鋼太郎が田中に迫るシーンや若手社員に暴力を振るうシーンだ。 これはセクハラやパワハラではないのか? 観客はほぼ女性ばかりだったが、彼女らに疑問や不快感はないのだろうか。 それとも田中圭や半裸のイケメンが見られさえすれば満足なのだろうか。 そこは男も女優が脱ぐという理由だけで映画館に行くやつもいるから否定はしないが。 一体この映画は何を伝えたかっただろう。 鑑賞後は何も残らない。きっと数年で忘れ去られるだろう。 普段は専ら洋画ばかりで邦画はあまり見ないが、ここまで日本映画のレベルが落ちていたことに驚きだった。 ノウハウの無いスタッフが作った代物を大画面で垂れ流すなと言いたい。 こんなものがヒットするようでは日本映画界に未来はない。 金と時間を費やしてまで見る価値はないと結論づけた。 この映画の観客は大半が俳優かドラマファンだろうと思ったものの、反応が気になり覗いてみたら賛否あるようだ。 ファンの中にも意外と冷静に分析しているコメントもあり少し安心した。 ちなみに友人(女性)に感想を聞いたら、「なんか意味不明だった、ファンは喜んでるかもね」と一蹴された。 ああ、こんな映画とも呼べない代物はファン相手に見えない所でやってくれ。
ドラマを見ていなくてもOKでした
友人に連れられて観てきました。
ドラマは見てませんが、人間関係をさらっと判りやすく映画の内容に沿わせて説明していたのですんなり観れました。
ただ、映画としては開始早々最後が見えてしまう内容でしたので、星3で……。
楽しいと感じる部分がファン(友人)と初見者(自分)では大分違うと感じることが多々あり、友人は何故かずっと泣いていましたがドラマファンゆえに深く思える場所があったのだと思います。
ファンのための映画だなぁと思いました。
役者さんの迫力は凄かったです!
世界観が大好きです!
映画の世界観がすごく心地良かった😊 くだらない笑えるところもたくさんあって、 観ていて楽しかった!! 心が穏やかになれて、 温かい気持ちになれる。 そして、 人に気持ちを伝える大切さも教えてくれる。 そんな素敵な映画でした!!
色々無駄遣い……
ドラマが大好きでドはまりして映画も楽しみに行きました。 ドラマとはなんか違うような…… たしかに俳優さんの演技力で笑いもありほっこりもしました。 でも繊細な心の葛藤だったり微妙な関係がうまく映画では表現されてないような(泣) 時間、お金、俳優、すべて使い方がずれたように思えました。 残念です。 ドラマを見なかった人には全く心に響かなかったんじゃないでしょうか……
連ドラ版からのファンで 生まれて初めてドラマのDVDや公式本、シナ...
連ドラ版からのファンで 生まれて初めてドラマのDVDや公式本、シナリオブック等買いました。おっさんずラブの俳優さん、プロデューサーさん、監督さん、脚本家さん 全員名前も顔も覚えるくらい 好きになりました。 連ドラのコアなファンの方々の 悲しい、と言うコメント とてもわかります。 ふと思いを馳せるのは「貴島P達 制作陣は 本当の所どうだったのかなぁ」と。 劇場版となると興行成績など結果が求められ 色々制約もあったのでは?と想像します。 あり得ないけど お偉いさんから「おっさんずラブの続編を作っていい。現場に全て任せる」となってたら あのスタッフさん達なら連ドラ 第2期を丁寧に作ってくれたのではないかと想像してしまいました。 映画の感想としては 公式さんが言われていた様に「お祭り」だったかな、と。子供やお年寄り ライトなおっさんずラブ好きな方々が楽しめる様に作られたモノかな、と。そーゆー意味では 面白い映画になっていると思います。が、コアなファンの方が 満足出来ないのもわかります。 出来たら コアなファンの方が満足出来る内容で リベンジして欲しいです。 【追記】 もう少し映画の感想を(^^)。コメディパートは 100点。沢山笑える部分があり楽しかったです。やっぱり吉田鋼太郎さんは凄いなぁ、と改めて思いました。キュートで可愛くて カッコイイ、あんな素敵な 黒澤部長を演じられるのは 鋼太郎さん以外居ないんじゃないかしら。ちずと武川さんの出番の少なさにちょっと寂しさを覚えました。新キャストが入って 尺が無いから仕方ないんでしょうね。 雑誌のインタビューで 武川役の眞島さんが「(眞島)こんなシーン撮りました」→「(スタッフ)あれ カットになってます(汗)」→「(眞島)え!??(ショック)」と言う記事があり 映画鑑賞後 「もしかしたら他(春田、牧)にもカットになってるシーンがあるのかなぁ?とふと思いました。 田中圭さんも「全部出しきった!悔いはない」と言われていたので 演者的には納得行く内容だったのだろうと思うので 編集(尺の都合)の問題なのでしょうか?一度観ただけでは展開がスピーディすぎて なかなか役の感情の変化について行けなかった部分がありました(感情を感じる描写が少なめなのも有り)。役者さん達の演技は 素晴らしいので 二度目、三度目には もっと役の感情を感じられるのかも知れませんね。 劇場版おっさんずラブはどんな映画か?と聞かれたら 「楽しい映画」です、と答えようかな。
アクションいる?
このドラマで魅力を感じていたのが相手を思う気持ち 春田は優柔不断で人の気持ちに鈍感ゆえに牧を傷つけたことを後悔したり、牧に言われ部長や蝶子の気持ちを考え部長にお付き合いできないことを誠実に伝えたり春田なりに真剣に自分や人の気持ちに向き合い成長する姿が魅力的だった 牧は第一印象ではもてないと考えていた春田を仕事を一緒にしたり、生活をともにするなかで好きになる過程がよく描かれていた 部長は仕事ができる格好いい上司でありながらも春田の前では乙女のようになってしまうギャップがこのドラマのタイトルをそのまま表すヒロイン像で同性の恋愛を深刻になりすぎないように見せてくれていた それがアクションや爆破シーンに力を入れるあまりその辺の心理描写が薄く大変物足りない 部長と狸穴の顔を異常に近づけるとか狸穴が牧の耳たぶを意味深に触るとかそのようなシーンを入れれば腐女子が喜ぶだろうと入れてるのがみえみえで冷めるそして不快に感じた 開発事業の頓挫から爆破までもあり得ない設定 人間関係、心の動きをドラマのように丁寧に映画にしてほしかった 最後のキスシーンより牧とまた離ればなれになる二人の気持ちを丁寧にみせてくれた方がどれだけよかったことだろう そしてアクションなんて入れずドラマのキャスト武川、ちずも丁寧に出して欲しかった この映画で面白かったのはゆいぴーのキャラだけだった ドラマのファンで楽しみにしていただけに大変残念
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