劇場版おっさんずラブ LOVE or DEADのレビュー・感想・評価
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役者の素晴らしさが製作陣を過信させた?
元々このドラマの最大の勝因はキャスティングにあると思っていました。ドラマシナリオブック読みましたが、大したことない、昔のよくある王道ラブストーリー。だからこそ、あれほど素晴らしいドラマに仕上がっていたことに改めて驚いた。セリフもかなり違うし、田中圭、林遣都、吉田鋼太郎が役を生きた姿が多くの人の琴線に触れた、そんなドラマだったんだと思う(ハッキリ言って、シナリオ読んでも春田も牧も全然愛しくならない。愛しいキャラに育て上げたのは間違いなく田中圭と林遣都)。
その役者に依存した評価を、製作陣(特に脚本家)が自分達の力と過信したとしか思えない映画。自分達の企画は、脚本は凄いと思ったの?そもそも、映画だから派手なことやりたいから始まる企画って何?描きたいテーマ、ゴールを決めて、それを伝えるために必要な要素を洗い出して、そのなかに派手な演出でもコメディでも入れていくんじゃないの?
明らかにそのステップを踏んでいない、俺らイケるでしょの自己満ストーリー。あの役者たちの力を持ってしても、ここまで切り貼りじゃ限界がある。林遣都がインタビューで、牧には変化があって、でも根底には春田さんへの想いがあると言っていたけど、なんとかそう思うことで役を成り立たせていたのでは?牧は特に、この破綻した本の一番の犠牲者。
忙しいのか知らんけど勝手に笑顔で出ていき、出ていった後に恋人に対し「今が一番生きてるって感じする」と最低発言、かと思えば飲んだあとご機嫌でイチャイチャ甘え、何も説明しないくせに「分かってくれないから一緒に暮らすビジョンが見えない」、その癖ほかの男が春田に触っているのを見るとブチギレる、恋人が倒れたことを知らされず傷ついた春田に「あんたみたいにいちいちギャーギャー言いたくない」???
大体、街のひとたちと向き合う春田の姿に惹かれ、そして2年間営業所で大切に仕事してきたはずの牧の、あれがずっとやりたかった仕事?あんな短期間での地上げに疑問ないの?春田の言うとおり「本社行った途端上から目線」の典型的なエリート。なぜこんな酷い役にした?
もっともっと、牧も苦しんでいると、春田が大好きでカッコ悪いところ見せたくなくて家を出ただけだと、花火をずっと楽しみにしていたとか、ほんの数分、実家での牧の姿を例えば入れることで描けた。林遣都なら、セリフがなくても目だけで春田への想いを表現できた。ただ一言、狸穴さんに「少し急ぎすぎじゃありませんか」と進言させるだけで、牧の葛藤を描けた。尺の問題?いやいや、牧の想いの描写より、香港の追っかけごっこ大事ですか?サウナもうどん屋もコメディとしては面白いけど、軸を犠牲するのは本末転倒。
牧の不器用で一途な想いはこの世界の軸だった、林遣都が丁寧に真摯に、演技を超えて作り上げきてくれた牧という人物を、映画で壊された気分です。ドラマの世界から変化していてもいい、でもそれならなぜ変化したのか、描写がほしかった。更に言えばコメディだらけでも爆発でもいい、でも春田と牧のラブストーリーだという軸だけは蔑ろにしてほしくなかった。脚本に大した期待はしていません。でも、申し訳ないけどドラマのあの本であれだけ素晴らしい出来になったのだから、余計なことしなければ、役者陣が素晴らしい作品に仕上げてくれたはず。
この役者陣でも補えないレベルの企画を押し進めたこと、製作側は本気で反省したほうがいい。もう牧と春田が幸せに暮らすイメージは持てず(明らかに牧の気持ちの温度が低く、確実に別れる)、悲しくなりました。
楽しみに前売券も沢山買ったので5回見たけど、正直キツイ。でも残り2枚一応消化するか・・もう割りきって役者の演技とコメディの場所だけ見に行こう。そんな気分です。
星2つは、こんな企画でも全身全霊で役を生きてくれた皆さん、特に田中圭、林遣都、吉田鋼太郎のお三方へ。俳優陣に一切非はなく、むしろあの本でよくぞここまでプロの仕事を見せてくれました。
願わくば、脚本家変えて監督も変えて、貴島Pはじめ女性陣の意見をベースに、映画はなかったこと(番外編てことでいいわ、もう)にして、ドラマの続きを、同じく深夜ドラマで描いてほしい。映画で壊された世界は忘れて、ドラマの世界線のふたりが幸せになる姿を見たい。
一回見るとギャグ漫画、何度も見ると純文学。どちらの楽しみ方もOKな作品です。
タイトルはダサいし抵抗もある方もいらっしゃるかもしれませんが、試しに気軽に見てみていただきたいです。
俳優さんたちの演技は素晴らしく、描かれる世界は明るさと愛に溢れています。
鑑賞後は爽やかで人に優しくしたくなること請け合いです。
しかし、この作品の作りは複雑です。
一見すると荒唐無稽なストーリーのコメディです。大の大人が本気で恋したり仕事したりしてドタバタ劇を繰り広げます。
そこが逆に、ラブストーリーとしての筋は荒く心理描写もなく、俳優さんの演技頼みだと感じる方も多いと思います。
でも、それは正に製作者の意図したところなのだと思います。
何度も見ると、ちゃんと丁寧に作られたラブストーリーであることがわかるようになっています。
これは、ファンではない人には気軽に笑えるエンターテインメントとして、コアなファンには行間を読む芸術作品として、どんな人にも楽しんでもらいたいと練られているからでしょう。
ラブストーリーとしては、あえて隠してある部分も多く、細部に気がつく方や繰り返して見た人にしかわかりません。
例えば、主役が恋人と結婚(同性なので事実婚ですが)するのか否かということすら、わかりやすい形では明かされていません。しかし劇中にあるセリフで答えは出されています。しかしそのセリフの直後に、登場人物に関する秘密が観客に明かされ、そちらに気をとられるようになっています。
そんな仕掛けに何度目かの鑑賞時に気づいて「あっ、この言葉の意味は…」「この行動をとった理由はこれか!」などと衝撃を受ける、といったことが起こります。
誰が見ても楽しめる作品です。一回見て笑って終わってもいいし、何度見ても新しい感動がある作品です。
木を見る人。森を見る人。
ドラマ終了後、妄想祭りになっていましたからね。絵柄的に地味でも2人の距離感と実際の結婚までの段取りをニマニマ、くすっとずーっと見ていたいという方は否定的なんでしょうね。私も数回観ましたが、ドラマを見ていなさそうなおじい様、おばあ様方が屈託なく笑っている姿を見て、今回のこの映画のビジョンの一つがこれかと思っています。そこに民への要望もできる限り織り込んでいると思いますが、欲しがり民(親しみを込めて♡)には消化しきれなかったのでしょうね。制作陣も悩まれたと思います。
個人的には演出的に思うところもありますが、制作陣の伝えたい大きなテーマは理解できます。見ている方個々が求めるテーマはそれぞれあるでしょうが、少なくとも制作陣の決めたテーマはブレていなく、確かにドラマの内容を踏襲していると思います(そして私はそれに納得しています)。
また、よく言われている「2人のキャラの変化」は決して唐突ではないと、かなりの大人となってしまった私(つまり年増)は、絶妙なところをついてきたなぁ、色々考えたんだなぁと変に関心しています。
思い返してみれば、そもそもドラマ編でも本当は牧の方が子どもで我儘だった。劇場版で部長が言っていたプライドが高くかまってちゃん、そして人の心をざわつかせるドS。そして何度も春田が言っていた「勝手に決めんなよ」。
この気質はたった一年じゃ成長しなかったということ。更にすぐに遠距離恋愛となってしまって、心が不安定になっていったことは理解の範疇です。
そして、「我慢しないと決めたんで」というのも「恋」や「人のため」だけでなく「自分の仕事」にも当てはまる。だっていい頃合いの男性が「恋」のため「春田」のためだけに仕事をおざなりにするのはおかしいもの。その心情のきっかけが狸穴との出会にもあるとしたら、それも当然の流れです。そのあたりの揺れは20代ならさもありなんと思っております。
そして春田の性格自体が大味(おおらか?)で、雑味があるゆえに翻弄される姿・・。
2人のドラマ後のあり方の視点としては初期設定からぶれていないと思うし、その性格設定ならこの様な展開は自然だなと思います(重ねて言いますが演出的に思うところはあります)。
とにかく2人の心情を丁寧に、かつ出てくるであろう「他のキャラクターを掘り下げて」の意見を汲むとしたら、それこそ2クール + 「扉」なるものが必要でしょうね。
とにもかくにも俳優陣のクオリティは高かったです。特にパンフレットの写真を見て、田中さんは風体はほぼ変わらないのに完全に「春田」(動いてないのに)。あなたの番ですの翔太とまったく違うのに驚きました。お芝居そのものでもそうです。翔太じゃない。また、林さんも「おっさんずラブ」の中だけ完全に「牧」。脱帽です。
まあ、テレ朝としては小さい劇場で心理描写映画を提供するスタイルにしたくなかったでしょうから、思い切った内容にしたと思います。そして、私個人はとてもわくわくして、リピーターになりつつあります。演技と曲がいい!!
スケジュール的には本当に厳しいと思いますが、シナリオブックの前日譚+@を作って放送していたら、少しは民の気持ちも落ち着いたのかもしれないですね。
今は、円盤に副音声で2人が語ってくれるのと、メイキング映像が入ることを願ってやみません。
元気を貰いました。もう一回見たい。
1度目に観たときは、展開の早さについていくのがやっとだった。結果三角関係だということを受け入れるのに、時間がかかったのかもしれない。
2度目に観たときは、直接表現以外で、春田と牧の関係性を匂わせる感じが、ドラマの時の目で切なさを表現していた時を、思い出させた。
ニーハオの言い方、パンツ一枚で抱きつくこと、ネクタイを掴んで目線を落とすところなどなど、探していく楽しさがあった。
ライバルであっても、炎の中で部長が牧の背中を押すところは、心うたれた。随所に出てくる誰かが誰かの背中を、そっと押す優しいところが、見ているこちらの方まで…大切な人に向かい合う勇気をそっとくれる作品だった。
確かに、話を進める上で、荒いところはあったが、本来の伝えたい部分に力を注いでもらったので、コメディーの一貫として気にはならない。
最後は、切なかったが、春田と牧がそのような決断をしたことは受け入れられた。だからこそ、続編をせつに希望したい。
良いところもなくはなかったけど。。
あんなに完璧に終わらせてくれた連ドラ版。
男性同士がどうとかいう前に、人を愛する気持ちで胸を鷲掴みにしてくれた深夜に咲いた花のような連ドラでした。
公開前に流されてくる情報に、ワクワク、そして少しの不安も胸に初日に行き、もうビックリ。。。
これは。ひどすぎるのでは…と言うのが最初の感想です。
そして次の感想が、役者さんって大変だな。。。と。
最後の最後まで作中の誰の心もよくわからない。。。誰が誰をどうして好きなのかわからない。。。というか、いっそ好きなのかさえも心に響かない。
処々の映画評で星5をつけてらっしゃる方もよくおられますが、ドラマファンのコアな方達は、かなりな脳内補完をされてらっしゃるのではないかと思いました。
製作者の方々はこれでいいんですかね。。。これじゃ、連ドラもこの程度の作品と思われかねない。連ドラの余韻で無理くりファンのお財布を狙ったとしか思えません。
悲しいし。
出演の俳優さん達を他の作品で見ることもあります。とてもいいなと思う作品もある。と言うことは、ドラマや映画の質を決めるのは、俳優さんと言うよりは、脚本なのか、演出なのか。。?なぜこんな駄作になってしまったのでしょう?
犯人探しをするつもりはないけど、あまりのがっかり感に、この作品のみならず、映画の質は何が決めるのかという要因にまで思いを馳せてしまいました。
俳優さんたちを番宣であちこちのテレビでお見かけしますが、一度作品を見てしまった身としては、それでもこの作品を背負わなくてはいけない痛々しさしか感じられません。。
以下今でもモヤモヤしてるシーンです。
爆破シーン: 春田も牧もお互いを好きな気持ちが伝わってこないのに、ここに来て急にイチャつくご都合な展開。2人で座って炎の中で愛を語るシーンでは、絵として綺麗に見せるためでしょうが、胸から下の姿勢が若干(?)不自然で、おばさん、他人事ながら腰痛くなりそうでした^^; イヤイヤ、一世一代の危機だからアドレナリン全開で腰なんか痛くならないのね、と補完しましたけど…
お別れシーン: それまでにお互いを思い合う気持ちが伝わってこなかったので、最後にあっさりお互い頑張ろう、となったところでは「うん、その方が楽に生きられるし、苦しくなくていいよね、別の意味で成長したじゃん」と別方向に納得。
いいところもありました。
武蔵の爆破シーンは良かった❣️あっぱれ舞台俳優、見応え十分
ジャスの可憐な感じも良かった❣️志尊くん、最後のお腹真っ黒なとこも含めていい感じに振り切ってくれました。
連ドラ版で今まで知らなかった俳優さんを知り、今度舞台を見に行きます。今からとても楽しみです。過去の出演作も色々見ました。
もしドラマで続編が来るとしたら、全く別の物語、スタッフ、キャストで作って欲しいです。
俳優たちの表現力にうなる!
【この映画が楽しめない人】
・映画に緻密なストーリー展開や整合性を求める人
・連ドラの少女漫画的雰囲気をそっくりそのまま求めていた人
【この映画が楽しめる人】
・とにかく大笑いしたい人
・演技派俳優たちの芝居合戦を楽しみたい人
という印象を受けました。
ストーリー展開は少年漫画的でツッコミどころ満載だし、展開が早いので、1度見ただけでは登場人物の心理描写などがつかみにくいところはあります。
しかし、1度流れがわかった上で、ストーリーを反芻していると、結局は「思いが通じたカップルがぶつかりがちな問題」について真っ直ぐに描いてる、ということがはっきりとわかります。
一つ一つの場面があとから効いてくる感じ。
田中圭と林遣都の表情演技は連ドラのときよりさらに凄みが増していて、非常にリアル。「将来を誓ってから1年たった2人」を、向かい合って立ってるだけで濃密に表現してくる、というのには驚きました。
また、コメディシーンでの、俳優たちの間のとり方が天才的。特に田中圭と吉田鋼太郎は凄かった。
俳優さんの演技は皆さん素晴らしかったのですが、特に、コメディシーンも、恋愛の場面も、連ドラ時よりパワーアップした田中圭の表現力が、見ていてたまらなかったです。
壮大な仕掛けに惑わされず、俳優たちの熱演に浸れるようになれば、こんなによく出来た映画はないのではないでしょうか。
というわけで、私は大満足でした!
面白かった~!
サウナのシーンは見もの
映画
番宣に予告も見てとても期待して向かいました。映画館では老若男女お子さんもいらっしゃいました。 映画が始まり ストーリーが進んでいく中で あれ?何か違うと感じました
あの愛溢れるラブな感じは何処へ行ったのでしょう? 繊細で丁寧に 登場人物の心情にも触れてくれるので ドラマでは 面白さに感動もたくさんあり満足度が高かったのですが、 映画では愛溢れるというよりも コメディーや爆発重視で そのためならラブも適当っていう雑さでした。話の内容も無理矢理すぎて何が何やらでした。 部長さんのおかげで まだ笑いと楽しさで見れる場面もありましたが お話が酷すぎます。。何度も映画館に足を運ぶつもりでしたが 映画館で私がつぶやいたことといえば これはひどい。。どうしよう でした。
おっさんず 「ラブ」愛が溢れていたからこそたくさんの方に愛されたドラマだったはずですし、同性愛への方も勇気が持てたはずですが 映画では売り上げと一般受けを狙ったかのようでした。ドラマから入らない一般の方にはセンシティブやラブは見せれないということでしょうか?それとも ただ単にせっかくの映画だから派手なことがしたかった? センシティブな内容も心情もストーリーも愛もドラマとは繋がって消えてなくなり 感動出来ませんでした わちゃわちゃとよく分からない無理矢理な話がたんたんと進んでいきました。
心を動かされませんでした、、。 ここで一般の方が映画から入ってドラマも見てくれるといいですね ドラマからのファンは失望してる方が多いです。 愛していたからこそです。
ただお話はよく分からなかったですが、役者の方々は一生懸命演じられていました あんな不思議な展開に背景でよく涙が出るなと、、 その人物を演じようと頑張ってくれていました
ザ・エンターテイメント
予想を超える仕上がりにびっくり
正直、ここまで内容が濃い映画とは思いませんでした。
コメディあり、涙ありのこれこそエンターテイメントだと思います。
特に黒澤部長演じる吉田鋼太郎の演技が秀逸です。
うどん店での春田が粉まみれになるシーン。
はるたんを見つめるときのみ目がハートになっています。
一方ジャスティスを見るときは、ライバル視した目に変わっています。
顔の表情だけで、あれだけ自分の感情を表現している姿は必見です!
そして、炎の中でのはるたん。牧に「牧じゃないとやだ!」と叫ぶシーンがあります。
牧とのすれ違いが今まであっても、自分の大好きな人が隣にいれば、それで幸せという感情が爆発していました。同じシーンで、頑なに多くを語らない牧が、心を開いてくことがわかるシーンでもあり、涙なしでは見られません。
おっさんずラブのすごいことは 誰に感情移入するかで、感動シーンが変わることです。
だから何回でも観ることができるし、飽きない。
今まで4回観ましたが、もっと観たいと思っています。
最後に一番好きな言葉
黒澤部長「……かっこ悪いところも全部見せあえるのが、本当の愛なんじゃねえのかよ」
完全に蛇足
きれいにまとまったテレビドラマと打って変わって、ゴッチャゴチャの映画でした。
「予算があるからとりあえず爆発」「予算があるからゲストも豪華に」したんだろうな、よくある日本映画だな、という出来。
宣伝で「五角関係」などと言うのだからゲストの二人にもなにがしかのドラマがあるかと思いきや、五角形を五芒星をなぞることなくブツ切り。正義の兄との喧嘩も埋穴の父親との確執も回想すら無し、口で話すだけ。すごく薄い。
場面を足して脚本をこしらえたのかな?と思うほど話もブツ切り。部長の記憶喪失、土地開発と土着の商店、五角関係、せめてそのどれかに絞って広げればよかったものを全部風呂敷の上に並べている。
映画のみの方でも見やすく関係性を単純にしたのかも知れないが、単純にし過ぎてドラマってなんだったの?状態。
地味にショックだったのが、ちずがドラマ最終回で付き合ってた執事な外国人彼氏と別れてたこと。メイン二人が性別の壁を越えたのに、国の壁は越えられなかったんだ……。
最高!
なんか低いレビューが多いですが!
私や一緒に行った友人は二回見に行きました!
制作さんがむっちゃ序盤映画ってことで遊びまくっててそこが伝わるからすごく面白かった!
はるたんも全力で顔芸してて、
人間描写があーだとか辻褄があーだとかいうけど
この物語は部長と牧の暴走に翻弄される実は魅力しかないはるたんと、全てを受け入れる周囲wってのがよいのであって、
細かいことなんてよいのです。
愉快に笑えれば最高なので…
そんな破壊力が映画も満載で大好きです!!
何回見に行くのか!己れがわからない〜!
締切日に無理やり完成させたレベルの作品
私がこの作品のドラマ版のファンであったことを抜きに、映画作品として純粋に評価してみました。
この映画のコメディの部分での役者達の素晴らしい演技を素直に賞賛したいのですが星は一つだけ。
その理由は以下の点から成っています。
まず第一に、主人公春田の人間的魅力が伝わらなかったという致命的な欠陥です。
ドラマ版では登場人物の魅力が丁寧に演じられていたので、ドラマ版視聴済みの観客は彼の魅力を先に知っています。
しかしこの劇場版が初見の場合、果たして春田というキャラクターは魅力的に映るでしょうか?
帰国したその日に恋人の元にすぐに帰らず飲んできてせっかく作ってくれた食事を冷ましてしまう春田、恋人の仕事や置かれている状況を理解する努力もせずいじけた言動をする春田、コミュニケーションをとって修復を図ることもせず簡単に別れると言って牧を試すような感情的な性格の春田……
随所に春田の素直で可愛い描写はあるものの、それはドラマ版を視聴済みの我々が脳内で補える春田のキャラであり、劇場版のみの鑑賞だけでは主人公春田はドラマの時ほど魅力的ではありませんでした。
また春田のみならず、恋人の牧についても同じく彼の魅力が伝わりにくい演出で残念でした。
牧は春田の帰国一週間前までは同じ営業所勤務だったにもかかわらず、プロジェクトの極秘事項だかなんだか知りませんが春田の営業所にとって大変になるであろう問題を誰にも全く伝えていません。春田のみならず営業所の仲間ともコミュニケーションを取らない牧というキャラは冷酷に映るので、ここでもまた観客は牧に感情移入がしにくいため、なんだか魅力が伝わってこない主演2人のやりとりを見せられるという残念な流れになってしまいました。
第二に、勤務先の不動産会社のプロジェクト内容が杜撰過ぎな点です。
名の知れた不動産グループがたった1ヶ月であれだけの広範囲の土地を制覇するトッププロジェクト?は?ありえません。
ジーニアス7とかいう社運をかけて作られたチームの選抜メンバーが、わざわざ連絡なしにイチ営業所に足を運ぶ?は?ありえません。
あんなチープな演出をして、「牧と狸穴はエリート」だと言われても観客の普通の社会人は全くそう思えないでしょう。子供騙しも良いところです。
100歩譲ってコメディ要素が強いドラマ版でならあの演出は許せますが、劇場版で1900円払って観に来た観客に対しては失礼レベルのお粗末さ。ストーリーの大事な要素なんだからもっとちゃんと練ってこいと脚本家に喝を入れたくなりました。
さらにはプロジェクトの共同出資の相手会社が実は反社会で…のくだりで、社長の娘が監禁されているのを「世間にバレたら我々の会社にとってダメージになる」とかいう不自然な演出。人の命より会社?は?ありえません。
そういう強引な展開からの爆破シーン。なかなか燃え広がらず一酸化炭素中毒にもならず切迫するものが感じられない不思議な時間に、死ぬ覚悟なのかなんなのか、抱いていた想いを長々と打ち明ける春田と牧の会話に涙なんて出ませんでした。
第三に、物語の前半から牧の春田に対する想いがそれほど観客に伝わってこないため「想い合っている2人なのにすれ違ってしまう焦ったさ」のようなラブストーリーの重要な盛り上がりがなかったことです。
2人の恋がこじれる様子は物語の序盤からあったにもかかわらず、途中で急に花火に行くと約束してイチャイチャしたり、かと思えば指輪投げるほど喧嘩して、でも爆発で刺激されてあっさり仲直り…大事な2人の心の移り変わりの部分を省き過ぎていてて、劇場版のレベルにはとうてい到達しているとは思えませんでした。
随所に散りばめられたコメディ要素(サウナのシーン、小麦粉ふっ被るシーン、人工呼吸を奪い合うシーンなど)によって、一定の笑いがあるので、鑑賞中は結構笑顔にはなれるのですが、映画が終わってふと「私は1900円払ってこんな構成が杜撰でチープなコメディ映画を見に来たのか…」と愕然としてしまった、そんな作品でした。
主役の田中圭さん曰く、この劇場版で自分から手が離れた作品になったと言っていましたが、本当にそうして欲しいです。
これ以上、あの素晴らしかったドラマ版の評価を落とすようなやっつけ仕事のOL民ダマしの続編を作らないで…と切に願います。
あるファンのマナーが悪すぎた
ドラマの「おっさんずラブ」のいちファンですが、会場にいた40代くらいの女性二人のマナーが悪すぎました。
この女性二人、終始、笑う所じゃない所でもず~~~~っと、会場中に響きわたるぐらいゲラゲラキャッキャしてて超うるさかったです!!
会場の人達に“「おっさんずラブ」のファンはマナーがなってない”と思われたと思います。
同じファンとしてこういう行為、許せない……
でも、それを抜きにしても、評価は2.5くらいが妥当かと……
正直、同じ時期に見に行ったライオンキングと比べると映像の質の差が…泣
炎の中であんな話し合い?出来るわけないじゃない…
つい最近起きた悲惨な事件を思い出してしまいました。
サウナの所は笑ったけど…そこはあのドラマっぽさが出てたけど…
全体的に、ドラマではあったセンスの良さが感じられなかった。
とにかく、ちゃっちかった><
あのおじいちゃんが最後に助けてくれるんだろうな、なんて最初に分かってしまったし><
これは、スペシャルドラマでよかったと思います。。。
ドラマのファンだからこそ、そう思いました。。。
やっぱり。。。
ドラマは大好きで、最終回を見終わった時、寂しいけれど、本当に幸せな気持ちになりました。
映画の公開が近づくにつれて、インスタなどでの宣伝の雰囲気が、どんどん、自分が思っているのとは違ってきてるなあ、とは感じていました。
でも、やはり、実際に観ないとわからないよねー、と、足を運びましたが。。。
他の方も書いておられますが、二人の性格描写の荒さが、ひどい。ドラマもコメディ要素がたくさんありますが、映画のは、もう、騒ぎ過ぎ、変顔多すぎ、いらない部分多過ぎ。。。
本当に、二人は恋人同士?という疑問が最初から最後まで残ります。最後のキスシーンが、取ってつけたように感じるくらい。ドラマの最後のキスシーンは、あれだけ素敵だったのに。
それと、何よりビックリしたのは、指輪を渡すシーンが無く、ドタバタの挙句、いつのまにか牧が持っていたシーンです。
え??そこを省くか?
もったいない映画です。これって、ドラマと映画では、脚本家が違うのかしら?確かめる気にもならないけれど。
ツイッターなどでは、「最高!笑いと涙!」という言葉がよく見られましたが、私が観た回は、二回ほど、少し笑いが起きたくらいでした。
ただ、一人だけ中年女性が、1分に一回!と書いても大げさでないほど笑っていて、多分、私だけでなく、他の方も引いてしまったというのもあると思います。
それだけ本当に面白かったのならいいのですが、どう贔屓目に見ても、違う。。。
きっと、このようなコアなファン、もう、笑う気満々で来ている、画面で観れるだけで幸せ、というファンには楽しい映画なのかもしれません。でも、純粋に映画を楽しみたいと思って観ると。。。
あー!モヤモヤ!
悲しすぎる。どうしてこうなった??
映画館で隣で見ていた男性グループ客の鑑賞後の言葉。
それに共感しまくってしまい、とても悲しくなった自分。
「春田と牧って本当は仲良いの?」
「またすぐ別れそうだな」
「相性悪いカップルにしか見えん」
「結局男同士はうまくいかんってこと?」
「なんか悲しいな…」
こうにしか見えないぐらい、あまりにも二人の関係が、ちゃんと書かれてなかった、ということです。(脚本上)
ほとんど一緒に過ごさず、すれ違いばかりで、なのに死んでも一緒にいたいってどういうこと??
まったく理解できません。
なぜ互いが互いじゃないとダメなのか、そこがゴソッと抜けています。
これではなんの感情移入もできません。
あんなに素晴らしい役者さんたちが、精一杯演じてくれているのに、
こんなにも稚拙な内容の脚本。
もったいなくて残念でしかたありません。
役者さんたちは本当に素晴らしかった。
だからこそもったいない…
残念すぎます。
モヤモヤが・・取れません。
普段、ドラマを観ることは滅多に無いのですが、お正月に一気見スペシャルをやっていて、当時話題にもなっていたので観て見たら、めちゃくちゃ面白くって、久しぶりに感動して心がほっこりしたのを覚えています。映画化になると聞き、数年ぶりに前売り券を買ってでも続編を観たいと思い、購入して観に行ってきました。厳しいコメントもありますが、ほぼ同感で、見終わった後にモヤモヤが残りました。ドラマは全7話各40分と短いながら、とても丁寧に登場人物の心情や描写が描かれており、良かったでした。恋愛ドラマですが、悪い人が1人も居ない、自分より他人を思う、そんな優しい人達で溢れたドラマでした。ドラマでマロ君が『人を好きになるのに年齢も性別も関係ないじゃないですか?』本当にそう思えました。映画では興行収入とか大切なのかも知れませんが、もう少し丁寧に登場人物達のその後を描いて欲しかったでした。これで完結で二度と見れないメンバーであるなら尚更です。映画を見終わって、無言で映画館を出る観客が多かったことが悲しかったでした。
でも、またおっさんずラブの皆さんに会えたことは本当に嬉しかったでした。俳優さん達の演技もとても素晴らしかったでした。
面白くない
ドラマのその後を観れて幸せです
ドラマからの大ファンでとても楽しく観させていただきました 映画はドラマを見てなかった人に勧めるのに最高です 部長にはほんと大笑いでw そこから噂通り面白いんだね、ドラマ観てみるね、と言われるのがファンとして嬉しいです また続編を強く希望します!
全607件中、221~240件目を表示