ジョン・ウィック パラベラムのレビュー・感想・評価
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活劇の進化と緻密なシリーズ構成で「マトリックス」超え狙うキアヌと監督のコンビ
チャド・スタエルスキは、「マトリックス」でキアヌのスタントダブルを務め、才能が評価され第2・3作でスタントコーディネーターに昇格。アクション大作に多く参加した後、キアヌと組み監督デビューしたのが「ジョン・ウィック」だ。ガンアクションと格闘技を一体化させたガン・フーの迫力、暗殺者の聖域コンチネンタルホテルを基盤とする世界観が受け、「マトリックス」連作に並ぶ第3作が実現した。
キアヌがアラフィフで始めた本シリーズで、毎回高度化する格闘をこなしている姿に感嘆するしかない。本シリーズは構成も巧い。第1作でホテル内部での殺人はご法度という世界観を提示し、第2作のジョンの破戒によりその世界観が崩れ始める。それを受け第3作では破戒者ジョンが裏社会から狙われる。いわば起・転・承の流れだ。先に公開された北米での興収も上々で、2021年の第4作公開も決まった。連作がどんな結末を見せてくれるのか楽しみだ。
NYは警察はいないの?
第二章よりは面白い
にんじゃりばんばん
新たに出てくる人物や組織の背景説明が無さすぎてかなり想像で補完しな...
新たに出てくる人物や組織の背景説明が無さすぎてかなり想像で補完しながら観るハメに。
東洋人風のハゲの敵に魅力が全く無い。
なぜ無理に変な日本語もどきをしゃべらせるのか謎。
最後の格闘シーンは緊迫感無くもはやコメディ。
NY市民目の前で人が殺されても誰も騒がないのスゴい。
コンチネンタルの関係者多すぎ。
ジョン怪我しすぎ。
つまらん
親日家のキアヌ
明らかに進化してる
最近観たアクション映画の中では最高
前作のチャプター2がイマイチだったので、もうジョン・ウィックシリーズは観なくてもいいかなとか考えてたのだけれど、このあとの作品コンセクエンスが良さそうなので本作を観ることにした。
手斧、ナイフ、刀、格闘、バイク、馬、犬、そして、銃をどっさりと。
必要なものは?との問に、冗談で「銃をどっさりと」と考えたら本当に言うんだもの、ここだけで面白いといえるくらい高揚した。
「マトリックス」のオマージュなんだけど、キアヌがこれを聞かれたら「銃をどっさりと」だよなあ。
そして、犬。犬アクションがスゴイ。
ジョン・ウィックといえば「犬」だけど、この作品では戦う犬がとにかくスゴイ。
犬だけじゃなくジョン・ウィック自身も、もうずっとアクションしてるんじゃないかってくらいアクションてんこ盛りで戦い続ける。
最近観たアクション映画では(最近はあまりアクション観なくなったけど)頭一つ抜けてるくらい面白かった。
この作品より評判のいいコンセクエンスには期待しかない。
物語のほうは、もうよくわかんないものになってしまったけれど、アクション映画にストーリーなんてどうでもいいからね。
余談だけど「ザ・レイド」でマッドドッグ役だった人が出ててちょっと嬉しくなった。
圧倒的なバイオレンスというムービーエンターテイメント
実はジョン・ウィック パラベラム 本作を見る前にジョンウィックとジョンウィック2を見ました。ジョンウィックはフォートナイトというFPSオンラインゲームを通じてで知っていて、確かジョンウィック2公開に合わせたコラボキャンペーンだったかな…なので何年か前に一度観たから2度目、パラベラムは初めてです。4 コンセクエンスもすでに劇場公開が終わったタイミングでの鑑賞はどう影響するか少しだけ心配だったけど…
解説にもあったガンとカンフーを合わせた「ガン・フー」とか、カーアクションとの融合で「カー・フー」とは上手く言ったものですね。この作品はアクションとかスタントにおいて、すごく挑戦的だと感じました。(ちょっと1とか2の感想が混ざっているかもしれない。)監督チャド・スタエルスキは元々スタント出身で、マトリックスではキアヌのスタントダブルを務めている。そしてジョンウィックが映画監督してのデビューで出世作品なら、彼がこのシリーズにどれだけ力を込めているか容易に想像がつくし、アクションシーンへの熱意は観たままだよね。
ニューヨーク、時代は現代だろう。その影に存在する裏の闇社会。閉鎖的なマフィアではなく、意外にも一般市民にも溶け込んだ独自のルールと秩序で厳格に統制されているよう。コインや誓約、コンチネンタルホテルの聖域など。伝説の殺し屋としてジョンウィックは引退するも、愛犬と愛車を奪われたことがきっかけでこの狂気の破壊的物語は始まった。本作品はその第三弾。
うーん、ガチガチのシリアスなバイオレンス映画ではなく、少しアメコミ的なエンターテイメント。個人的に大好きなハルベリーが出演しているため甘めの評価だが、楽しい作品なことには変わらない。タイトルのパラベラムにはウィンストンのセリフにもあったが、「戦いの準備をせよ。」というラテン語の意味があり、「Peace through strength 」と解釈される。単純なストーリーだが、伝わってくるものはルールへの反発なんだろうか。はたまた犬への愛なのか。馬をもアクションシーンに取り込むなんて、時間や労力を考えると他にも目を奪われるシーンは多い。あと…作中に独特な間があって、それが何かわからないけど4で理解できるかなぁ。
シリーズ史上最も過激で過剰なバイオレンス!しかし肝心のストーリーのクオリティはシリーズ史上ワーストクラス。
衝撃のラストシーンで幕を閉じた前作の直後のニューヨークから物語は始まる。多額の懸賞金をかけられた挙句、組織を追放処分され ついに狩るものから狩られるものへとなってしまった伝説の殺し屋ジョン・ウィックは度重なる膨大な刺客との戦いに身も心もボロボロになってしまっていた。このままだと戦うどころか逃げることもできなくなってしまう。そう思ったジョンはある盟友に協力を求めるため単身モロッコへと飛ぶ…。
キアヌ・リーブス主演大人気ノンストップバイオレンスガンアクションムービーの第三弾。引き継ぎ銃器や刀剣よる刺激の強い過激な殺傷、流血、肉体損壊(←ここ重要)があるためR15+指定。本作は1と2を超える過激かつ過剰でやりすぎのアクションシーンがウリ。ビンテージのリボルバー(まさか組み立てからやるとは!BGMの良さも相まってシリーズ屈指の名シーン)、刀剣(このアクションシーンがかなり雑で気になってしまった)、馬(!)、本(!?)などなど。その中で特にショットガン無双シーンはシリーズ屈指のバイオレンス度。(頭部破損及び肉体損壊があり初めて観たときはここまで描写するか!やけに丁寧だな監督変わってないのにと感じましたが)しかしそれが凶と出た。ストーリー要素がほぼ皆無なのだ。前作はまぁまぁストーリーはあったはあった。にしても微妙だったがスケールが上がっていたり全体的に芸術性が高かったため退屈はしなかった。しかし今回は本当につまらなかったし何回も退屈してしまった。そこいる?っていうシーンがチラホラ。ストーリーよりもアクション優先というシリーズモノの悪い癖が出てしまい本当に残念である。このせいで次回作「コンセクエンス」の期待値が大幅下がってしまった。(それは見事に挽回されたが)しかし本作がなければシリーズ屈指のバイオレンス描写やビンテージのリボルバー組み立てシーン、さらにランス・レディックの見せ場、ましてや「コンセクエンス」もなかったかもしれないと考えるとなんとも言えなくなるのである。
ジョン=疫病神
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