「粛清包囲網」ジョン・ウィック パラベラム しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
粛清包囲網
ジョン・ウィック・シリーズ第3作。
Amazon Prime Videoで鑑賞(吹替,レンタル)。
前作のラストで殺し屋世界の掟を破ってしまい、粛清の対象となったジョン・ウィック。1400万ドルもの懸賞金を掛けられたことで世界中の殺し屋から狙われるハメに。
そうやすやすと死んでたまるかと、お得意のガン・フーを序盤から駆使して刺客たちを撃退していくのだった。最初から最後までクライマックスだぜ!(©モモタロス)。
かつてジョンが血の誓印を取り交わした相手であるソフィアが新たに登場し、2頭の犬を使役し「ドッグ・フー」とでも呼べそうなキリング・アクションを披露してくれた。
普段は大人しいお犬様が、ひとたびソフィアの命令が下ると獰猛さを剥き出しにして敵に襲い掛かり、急所を的確に攻撃する。男なら分かると思うが痛いどころじゃない。
ソフィア自身の戦闘力もかなり高い。激しいアクションをハル・ベリーが体現していた。しかしハル・ベリー、年齢を経るごとにキレイになっていくなと思う。驚きである。
粛清包囲網が狭まる中、友人やジョンと関わった人々が次から次に、主席連合の裁定人が雇った殺し屋ゼロの餌食に…
表向きは怪しい寿司屋だが、その実態はシノビを複数従え、テーマソングは「にんじゃりばんばん」な凄腕アサシン。
キアヌ・リーブスの敬愛するサニー・千葉的アクションを駆使して、クライマックスではジョンと互角に戦っていた。
まさかの裏切りに遭い、なんとも世知辛い殺し屋世界。メッタメタにやられたキングと共に、次作で主席連合との全面戦争に突入するようだ。続きが待ち遠しくて仕方が無い。
[以降の鑑賞記録]
2024/06/11:Netflix(吹替)
※修正(2025/08/21)

