「アクションファンタジー」ジョン・ウィック パラベラム シューテツさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションファンタジー
この作品も評価は激しく賛否両論ですね。凄くハマった人と激しく受け付けなかった人と両極端に分かれた作品の様です。
確かにその要素はありますが、このシリーズを観続けてきたらそれも想定できる様な気がします。厳しい言い方をすれば、それを想定出来ない人種は好き嫌いがハッキリしているというよりもその程度の鑑賞眼しかないという風に思った方が良いのかも知れませんね。作り手側はそれだけ徹底してある方向性に振り切った作品に仕上げたのだと思います。
1,2と少しずつその拘りと偏りが強くなり、微妙に作風も変化して来た事も確かですが、私の感想を一言で表すと“アクションファンタジー”と言った感じですかね。リアリズムを放棄して徹底して様式化した作品だと思います。私は観ていて飽きませんでした。
ただ一つ分からなったのが(私の見逃しかも知れませんが)2頭のハル・ベリーの犬の1頭が殺されたのに、次のアクションシーンではまた2頭に戻っているのだけが凄く気になりましたよ。まあ、この作品の場合どぁーでもよい事ですが…(笑)
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