新聞記者 : 特集
【とんでもない作品が現れた……映画ファンに問う、本作は是か!? 非か!?】
フィクションの限界を超え、《日本の闇》を“告発”する賛否両論エンタメ作!
果たしてこれは“映画”なのか? そして……あなたは“この内容”信じますか?
この映画で描かれていることは、フィクションか、現実なのか!? 見る者を戦慄させる孤高のサスペンスエンターテインメント「新聞記者」が、6月28日に公開を迎える。ある新聞記者のもとに届いた、大学新設の極秘情報。その裏に隠された真実を追い求めるうち、彼女は国家を揺るがしかねない官邸とメディアの関係の“裏側”を目の当たりにする……。一方、若きエリート官僚は組織を覆う巨大な“闇”と向き合い……。「デイアンドナイト」の藤井道人監督がメガホンをとり、「怪しい彼女」のシム・ウンギョン、「孤狼の血」の松坂桃李が共演。ここまで“日本の暗部”に切り込んだ物語は、本作でしか見られない!
【映画化したこと自体が《告発》】 信じるか信じないかは、あなた次第━━
“本作の内容”は、日本で“本当に行われていること”なのだろうか……!?
描かれるのは、国家による「陰謀」――。驚くべきは、その“切り込み加減”だ。国会議事堂を背にしたポスタービジュアルの時点で、すでにセンセーショナルな雰囲気は漂っていたが……実際に内容を見てみると、予想をはるかに超えてくる“題材”に鳥肌が立つ。あくまでフィクションという触れ込みだが、見る者の頭の中には現実に起こった、記憶に新しい“事件”の数々が同時再生されるはずだ。自分が立っている地面が音を立てて崩れるような、驚がくのシンクロ感……限りなく“今”を映した作品になっているのだ。
[驚異的な《攻め具合》]
この映画、ただものじゃない……テーマも内容も“ボーダー”を飛び越えている!
国家が抱える闇を、新聞記者とエリート官僚が暴く――。これまでの日本映画では描かれなかった強烈なテーマ、さらに内容は現在進行形の問題を扱っている……。映画化すること自体が、とてつもないリスクを伴ったであろう本作。映画ファンの皆様には、劇場公開の意義を感じつつ、本作が鳴らした“警鐘”を見届けてほしい。
[戦慄する《リアリティとのシンクロ》]
見る者の脳裏をかすめる、現実とのオーバーラップ……本当に“フィクション”なのか!?
あくまで、劇中では一切言及はされない。「●●を下敷きにした」というような断りもない。だが、見る者の頭の中には、明確に「それ」がイメージされる……。それこそが、本作の恐るべき構造だ。この日本に暮らし、テレビやネットでニュースを見ている者なら、この作品を他人事とは思えないだろう。
[無視できない《同時代性》]
私たちが生きる“今”の根底が覆る……「今、すぐそこにある恐怖」が描かれる!
日常生活の中では、意識的に無意識下に置こうとしていること……。自分が巨大な「国」の一員であるという“事実”を、本作はまざまざと感じさせる。真実を明らかにする者=新聞記者と、真実を操作する者=内閣情報調査室・官僚といった2つの立場でえぐり出す、衝撃のドラマ……。鑑賞後は、世の中の見方が決定的に変わっているはずだ。
[絶句する《裏側暴露》]
国家規模でSNS捏造、メディアを操作……これは果たして“真実”なのか?
国家の内部に、SNSを使った「情報操作チーム」が存在した!? 新聞社に圧力をかけ、或いは意図的にリークすることで、他のネタを隠すのは日常茶飯事? 国民の目をくらます様々な「工作活動」が描かれ、見る者を恐怖させる。あの報道も、あのツイートも、背後で糸を引いている人々がいたのか……!?
【予告編】衝撃の政治サスペンスエンタメ! これは間違いなく、“事件”だ――
【《賛否両論》勃発中】 いますぐSNSで「#新聞記者」を検索してほしい──
そして、あなたの“鑑賞後の意見”は? 【この内容、語らずにはいられない】
「国家の情報操作」「疑惑の大学誘致」「官僚の飛び降り自殺」「レイプ事件の被害者会見」――この衝撃的な内容に、映画界だけではなく、すでに見たマスコミ全般で議論が噴出している……。作品のクオリティへの賛辞はさることながら、やはり題材に関してショックを受ける人々が続出。「国家の平穏のため、真実に蓋をすることも辞さない」という意見と、「全てにおいて、真実はつまびらかにされるべき」という意見の相克……。この映画が投げかける「疑問」に、様々な立場の人々が反応している!
[賛否] 国民のために、国は“嘘”をつき続けるべきなのか? [賛否] 原案は「菅官房長官の天敵」とも称される現役異端児ジャーナリスト [賛否] 大学誘致、レイプ、●●、聞いたことがあるこの“内容”、問題ないのか? [賛否] この日本に、“新聞記者”は本当に必要なのか? [賛否] 最後に……“本作”は映画化されるべきだったのか?このような渦を巻き起こしているのは、これまでになかった作品なればこそ。その中心となっているのが、原案を務めた現役新聞記者の望月衣塑子だ。これまでの慣例に一石を投じる「攻め」の取材姿勢は“異端児”と称され、大きな話題を呼んでいる。
フィクションという表現者の武器を最大限に駆使しつつ、目の前にあるリアルをダイレクトに撃ち抜くアクチュアルな物語に、映画界の実力者たちが加わり、かつてない骨太な「社会性」と「エンタメ性」が融合した一本に仕上がった!
「ペンタゴン・ペーパーズ」「スポットライト」「スノーデン」の魂を継承━━
日本映画史上、ここまで“タブー”に果敢に切り込んだ作品はなかった!
現代社会を鋭くとらえた「政治×サスペンス×エンターテインメント」のジャンルは、映画ファンにとって「高クオリティ」の証。報道VS国家をテーマにした「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」や「スポットライト 世紀のスクープ」などのアカデミー賞関連作、「記者たち」「女神の見えざる手」などの政治や報道の“舞台裏”を描いた映画ファン支持作、ドラマにおいては政治家のドロドロ劇「ハウス・オブ・カード」や麻薬王の壮絶な生き様を描く「ナルコス」など、現実社会とのリンクが観客の興味をかき立て、根強い人気を獲得している。
本作「新聞記者」も、それらの作品群に連なる“世界基準”の意識で作られた意欲作だ。「忖度」や「自粛」といった及び腰な姿勢は一切なく、今この瞬間の日本社会の“ひずみ”に堂々とスポットを当て、新聞記者とエリート官僚が内外から巨大な政府に挑んでいく姿を、鋭い筆致で描き切っている。若き演技派として国内外で高い評価を得るシムと松坂の静かだがどう猛な演技合戦に引き込まれ、国家のためにはどんな手も使う“究極の汚れ役”を演じた田中哲司の不気味な存在感に、冷や汗をかかされる。
生ぬるい映画に飽きている映画ファン、本物の“覚悟”を持った作品を求める者に、本作は力強く応えてくれるだろう。「こんな映画を待っていた」――エンドロール後、きっとそう思えるはずだ。