劇場公開日 2019年6月28日

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新聞記者のレビュー・感想・評価

全475件中、261~280件目を表示

5.0観るべき映画

2019年7月23日
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京アニ事件、選挙報道、吉本騒動、色々と歯車が狂っているように見える昨今の日本の状況、メディアの状況。そんな今だからこそ見て欲しい、いや見なくてはいけない映画なのではないでしょうか?

もしここに描かれていることが本当なのなら、この国はもうダメだ・・・。

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ハワイアン映画道の弟子

3.5“今”でなく、いつ観ても普遍的な面白さのある政治サスペンス映画。

2019年7月23日
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鑑賞方法:映画館

怖い

政治サスペンス映画としてふつうにとても面白かった!

安倍内閣のキナ臭さが何かと話題にされる参院選の時期に公開された映画として、「今、観られるべき映画!」なんて言われたりもしている作品だけど、そういうタイムリー性で観られるよりも、普遍的な社会派サスペンスのハードなやつとして観られても良い作品だと思う。

役者陣が良かったねー!田中哲司が江守徹に見えてくる貫禄の悪役ぶりにシビレた。

松坂桃李は「ラストのあの感じ」がすっごく良かったし、シム・ウンギョンのキャスティングにもすっごく納得感があった。「日本のいびつさを、ちょっとだけ外れた目線から見る」という立ち位置で、観客にとって良いガイド役になってたような気がする。女優としても確かな力量を感じた。高橋和也も良かったなぁ。

藤井道人監督作品としては、僕は『光と血』以来なんだけど、その時に良いなと思った「色彩と光の観心地の渋カッコ良さ」は本作でも健在だった。全体的に“薄スモーキー”な色合いというか。逆光の表現も好きなところ。

クライマックスで、主人公たちは大きな決断をし、ある行動を起こす。物語的にはテンションがアガるはずの場面なんだけど、僕は不安で怖かった。それはラストの展開を予感したわけではないし、劇伴や演出がそう感じさせるものだったのかもしれないけど、なんだか「行け!やったれ!!」というよりも「ヤバイヤバイ、大丈夫なの?やめといた方がいいんじゃないの?」っていう気分にさせられた。怖がりながら、「ああ、この怖さって日本人的な恐怖感だな」って思いながら怖がってた。

ラストはね、怒りも恐怖も、悲しみもないよ。仕方がないんだ。強い弱いではなく、人が何かと戦おうとするとき、良くも悪くもそれを止めるのは、家族の存在なんだよね。

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ウシダトモユキ(無人島キネマ)

4.5現政権の闇を暴く勇気ある映画だ!

2019年7月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

先ず、現政権を批判するような映画に・・・干されるかもしれないのに勇気をもって出演した松坂桃李を絶賛したい!

映画としてみれば主演女優の帰国子女という設定に少し無理があったように思う。日本の女優の方が感情移入できたと思うが日本の女優はことごとくオファーを断ったという現実がこの映画のリアルさを浮き彫りにしている。

現政権を批判するような映画を絶賛したが・・・もし批判するコメントが沢山来れば一層この映画が真実という証明になってくる。

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真十郎

5.0素晴らしい作品

2019年7月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

素晴らしい作品です。
気づいたら上映が終わっているほど、映画に引き込まれていました。

今の日本で起きている政治権力の闇と怖さがリアルに伝わってきます。久しぶりに見応えのある作品でした!

主演二人の演技も素晴らしいです。思わず何回かもらい泣きしてしまいました。松坂桃李、素晴らしい俳優ですね。

巷の”顔”にしか魅力がない、演技がドヘタで哲学もなにもないような頭ぱっぱらーの所謂イケメン俳優とは訳が違います。
これからの日本を背負ってくれるであろう素晴らしい俳優さんですね。

最後に、この時期にこの作品を制作・放映してくださったこと、
その勇気に心から敬意を表します。監督、俳優陣、制作・放映に携わってくださった全ての方に心より感謝申し上げます。

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いっちー

2.0エンタメとして観ればそれなりに…

2019年7月21日
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エンタメとして観ればそれなりに楽しめるかなと。

ジャーナリストは善で国家は悪という描き方で、良くも悪くもジャーナリズムって何だろねと考えさせられる物語でした。

あと、緊張感を出したいのか知らんけど画角狭めの構図と顔面アップが多くて観てて疲れました。

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ゆうすけ

4.5ぞっとした

2019年7月21日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

どんどん引き込まれていくくらい怖い映画だった。
普段自分は何を信じてきたのか、これから何を信じていけばよいのか不安になった。
現実との境目もわからなくなる部分も多々あった。
細かい点で疑問に思ってしまうシーンもあったが、全体としてよく考えさせられる内容だった。

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チャリ

4.5思ってた以上に社会派でした

2019年7月21日
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話題になっているので、とても観たかった。…のに、地元では、シネコンでの上映がなく、コミュニティシネマという39席しかない映画館でのみ上映。当然、毎回、売切れ。そのため、観られなかったこともありました。おかげで、今朝は、朝からチケット買いに行く羽目に…。一般料金ながら、シネコンのような立派な施設ではないし、前に大きな男の人がいて視界を遮るし、イライラしながらの上映開始でした。
でも、気になったのも最初だけ。すぐに、作品に引き込まれていきました。思っていた以上に、社会派の作品でした。
本当に、政府には、こんな情報操作する部署があるんだろうか?確かに、最近の日本のニュース番組は、どれも同じ方向を向いていて、反対意見を言えない雰囲気もあり、怖いと思うことはあるけれど…。松坂桃李くんに、子供が生まれたと報告してないのに、お祝いを差し出したシーンとか、とてつもなく恐ろしかった。こんな風に、個人情報を探られ、晒されるのだろうか。最終的に、松坂桃李くんは、子供のこととか考えて、貝になる決心をしたんだろうなぁ…。だから、彼女に、ごめんって言ったんだよね。どの映画でも、守るもの(家族)ができると、人は弱くなる。この後、彼女は、どうなったんだろう。
彼女と言えば…。やはり、日本人キャストが良かった。とても、ステキな女優さんだというのは分かりますが、日本と韓国のハーフで、アメリカ育ち?そんな無理な設定にするなら、日本人キャスト起用しましょうよ…。起用できなかったのか、しなかったのか分かりませんが、言葉、動き、流暢でなかったのが気になりました。

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らぶにゃん

4.5形だけの民主主義

2019年7月21日
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おー観応えあり!!ここまで切り込んだかー主演女優を日本人にできなかったところは残念だが(断られ続けてとの噂)情報操作、忖度と集団同調、形だけの民主主義、仲良し内閣などなど
社会派政治映画に製作陣、キャストの覚悟が伝ってきました!にしても、最近桃李がいい…桃李がいいのか、彼の作品選びがいいのか…

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shige12

3.5際どいストーリーの作品

2019年7月21日
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鑑賞方法:映画館

こんなに際どいストーリーの映画だったんですね。ビックリすると共に考えさせられる作品。
出だしから良く解らない内容に加え薄暗い場面が多く睡魔を誘発。
あんな暗い職場で仕事するんかいと突っ込みたくなります(笑)

中盤から本作品の内容を理解。
そこからはハラハラ、ドキドキ感が右肩上がり⤴️

新聞記者(シム・ウンギョンさん)の真実を国民に伝えたい熱意と内閣情報操作室官(松坂桃李さん)の心の葛藤を生々しく表現していた印象。

毎日普通に家に届く新聞を作る記者さん達。凄い仕事!
唯一残念なのは自分の嫌いな、煮え切らないエンディングだけでした。

本作の新聞記者。日本人を使わない理由が何となく解ります( ´∀`)

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イゲ

4.5選挙前に見てよかった!

2019年7月20日
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これがドキュメンタリーでもおかしくないという思いと、ノンフィクションであって欲しくないという思いの間でゆらゆらしながら見ていた。
新聞記者の吉岡さんが始終着ている赤が目に入るたび、真正面から向き合わないと!という思いが湧いてくるの、不思議。
「この国で 民主主義は形だけでいいんだ。」というセリフにドキリとした。怖いセリフだなーと感じるのに、事実とさほど違わないという怖さ。2倍怖い。
#誰よりも自分を信じ疑え
#松坂桃李 はいつのまにこんないい役者さんになったのでしょう?
あと、OAUのエンディング曲 がすごくよかった!

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あぽろ

3.0ノンフィクションでは作れないものなのかな?

2019年7月20日
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鑑賞方法:映画館

多少フィクションもあるでしょうが、こんなに真摯に仕事に取り組む人がいるなら日本も捨てたもんじゃないですね。東京新聞を購読してみようかな。
ヒロインの女優さんが好演でした。特に台詞の発音が帰国子女の自然な感じで良かった。

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zita

3.5面白かった

2019年7月20日
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社会派の映画もいいと思った。

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still_ontheroad

3.0結末が分からなくて、モヤモヤして終わった印象

2019年7月20日
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結末が分からなくて、モヤモヤして終わった印象

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おれ

4.0怖さと重さ

2019年7月20日
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鑑賞方法:映画館

原作未読で鑑賞。

内閣情報調査室に勤めるエリート官僚と、真実を追い求める女性新聞記者の葛藤を描く硬派な社会派サスペンス。

新聞記者を描いた映画で思い出す一本に「クライマーズ・ハイ」があるが、あちらが強烈な熱を感じる作品であったのに対して、こちらはあり得そうな怖さとそれに抗う選択の重さを感じました。

信頼し慕っている元上司、神崎の不可解な死をきっかけに、組織に疑問を抱いた内閣情報調査室の杉原。

新聞社に送られてきた差出人不明のリーク資料の調査を始めるうちに、神崎にたどり着いた東都新聞の吉岡。

同じ事件の真相を求めた二人の主人公の選択は二人の将来をどう変えていくのか。

家族を持つ主人公のラストカットの絶望の表情は何を描いたのか?事件の終着点がどうなったのか気になるのと同時に、現在の日本でこういうことが起こっていても何らおかしくないと思ってしまう一本でした。

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ケイ

5.0よかった。

2019年7月20日
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友達に誘われて行った。

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大阪ミュウミュウ

5.0新聞記者

2019年7月19日
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鑑賞方法:映画館

怖い

市川雷蔵「陸軍中野学校シリーズ」に描かれた秘密謀略機関と同様の組織「内閣情報調査室」の実態をフィクションという形で描いていた。敗戦を潜り抜け生き続ける精神構造に恐ろしさを感じた。

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世田谷無宿者

4.0上手な日本語

2019年7月19日
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リアルな話で、重かったけど、桃李君を見に行きました。がシム.ウンギョンに全部持っていかれました。見入ってしまいましたわ。年末の日本アカデミー賞主演女優賞上げて欲しいです。

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ミヤミヤミヤ

4.0この国の民主主義は形だけでいいんだ

2019年7月19日
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悲しい

おもしろい!

どれくらいおもしろかったか?

横のおじさんが僕のコーラを飲んでしまうくらい、おもしろかった!

(実話です(コーラの話し)(^^)

劇中のセリフ、

【この国の民主主義は形だけでいいんだ】

作品は形だけでは無かった。

形だけの社会派映画でなく、

ちゃんと切り込むべき所まで切り込んでいる。

形だけの社会派映画でなく、

主人公たちの、状況を背負った感情の芝居と演出、
その感情を追い詰める論理に沿った事件の配置。

シナリオを含め、作品の絶対値も非常に高い。

【形だけの民主主義】が引き起こす数々の旬の話題分を差し引いても、

エンターテイメント作品として楽しめた。

#PrayForKyoani

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蛇足軒瞬平太

5.0これが映画

2019年7月19日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

よくここまで描き切ったなと。
いろいろと考えさせられました。

鑑賞後、客席の後ろから拍手が起こって驚きましたが、これが真の映画なのだと教えてくれた気がしました。
この映画に出会えてよかった。

キャスト全員の演技が素晴らしかったです。
特にシム・ウンギョンさん。言葉の壁はあっても、そのブレなさが心地よかったです。
賛否両論巻き起こる映画をここまで作り上げた制作陣は大いに褒められるべきだと思います。

政治的な考え方はとりあえず置いといて、とにかく観てほしいです。それから考えるのもいいと思います。

選挙期間中のこの時期に被るように公開したこと、素晴らしい。
テレビも新聞もあまり報じないことが真実を物語っている気がします。

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そら

3.0今ひとつでした

2019年7月19日
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鑑賞方法:映画館

知的

女優さんの片言というか舌足らずな感じが、切羽詰まった感がなくて残念でした。
ストーリーはテレビドラマの相棒に似た感じの、国家権力との戦いということでしたが、ラストシーンも含めて今ひとつ物足りない。
助演の北村有起哉さん、田中哲司さんの演技が素晴らしいと感じました

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ななたま