「役者とメッセージはそこそこ面白かったがリアリティとの乖離が激しい」新聞記者 taretanさんの映画レビュー(感想・評価)
役者とメッセージはそこそこ面白かったがリアリティとの乖離が激しい
政府・内調の闇を伝え、こういう可能性もあるんだ、というメッセージを示す映画としては良かったと思う。
登場人物の心情や、気持ちが嫌というほど伝わってくる役者の演技もよかった。
ただ、内調の部屋をあからさまに暗くしていたり、政府の企みが急に飛躍しており、お???となってしまった。
半沢直樹のような活劇であれば、勧善懲悪でよいと思うが
現実は勧善懲悪ではなく、両面あるのだと思う。現実の問題にリンクさせていたり、ドキュメンタリー風に描いているのだから、その複雑さも描いてほしかった。
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