人間失格 太宰治と3人の女たちのレビュー・感想・評価
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きれいな映像
映像はとても綺麗でした。
印象的
伝えたいことはなんだったのか、、
波乱万丈の映画作品
やっと観に行けました!
小栗旬さんと二階堂ふみちゃんが好きなので、この作品は映画館で観たいと思っていました。
私はレビューの感想が他の方より下手なのですが、観ようかどうしょうか迷っているのなら是非映画館で観てください☺︎
ちょっとエロかもしれませんが、そこは女性監督さんならではの配慮があり清潔に出来上がっているので大丈夫です!
とにかく映像が美しくて、煌びやかでした!
小栗旬さんは本来はガッチリした体形なのですが、役柄に物凄く寄せていらっしゃました。痩せこけて筋肉を落としたやつれ具合で完璧なほどでした。その中でご自分の演じたい太宰治像を表現されていました。必見です!
二階堂ふみちゃんは愚かなほどに「女」を演じているみたいで、、、
私はまだこんなに自分を見失うほど男子を好きになったことないから、生まれ変わってまた女に生まれたら、こんな風に男子を好きになってみたいなと憧れにも似た感覚を持ってしまいました!流石、ふみちゃん♡
宮沢りえさんのでーんとした正妻の佇まい
りえさんの存在感は抜群に上手かったです!
素晴らしい作品に引き込まれて、その時代にいるみたいな感覚をプレゼントしていただきました♡
[追記] 12/21(土)
上映終了後のBD販売の際に、この素晴らしい作品が映像カットや最悪の状況になるのがとても残念というよりももう観ることが出来ないのが非常に悔しいです!
沢尻エリカさんの更生を待ちながら、本作の販売を期待しています。
ダイナーも見たけど私はこっちのがマシに思えた側 さすがに太宰が雪の...
人間としての死、失格
監督の自己満
絶妙におもしろくない
退館するほどでも眠たくなるほどでもなく、絶妙なおもしろみのなさだった。
有名な役者さん達ばかりだったので最後まで観れたというイメージ。
昔から偉人の伝記が好きだったので興味を持った映画でしたが、“太宰治”についてよくわからなかった。
(太宰治について予備知識はなく、作品も読んだことはありません。)
わかったことは女癖、酒癖の悪さのみ。
よさが全く伝わらなかったしなぜ3人の女性が惹かれるのかも共感できず。
写真家の方の映画だな〜としか感想が持てなかったです。
もともとそのイメージがあったので、それほどの期待値は持っていませんでしたがそれを下回るものでした。
映像は煌びやかでキレイでしたが時代背景と合っているのかも微妙なところ。
絵(画?)としての美しさは伝わりましたが内容があまり頭に入らず…
映画ではなく映像作品(アート)だったように思います。
なので私はもうこの方の作品を見ることないかなと思います。
個人的には一瞬の出演でしたが、高良健吾さんの三島由紀夫役がすごくハマり役だった気がします。
役者1、映像美0.5の感想です。
大丈夫、君は僕が好きだよ。
役者が最高な作品でした。人間を失格しているのに、底知れぬ魅力を持つ太宰を完璧に演じ切った小栗旬さん。これは堕ちる、しょうがない、とまで思わせる魅力がありました。恋と名声を手に入れた静子演じる沢尻エリカさんは、あんな男に翻弄されながらも一周回ってを落ち着きを手に入れ、狂った強さを持った女性を演じていたし、とにかく可愛かった。笑妻を演じた宮沢りえさんは、芯が強くて多分誰よりも太宰と太宰の書く小説を愛していて、かっこよかった。そして今回も体当たりなシーンを演じ切った二階堂ふみさんは、やっぱり理性を崩壊させたらあの年代の女優さんの中ではぴかいちではないでしょうか。見事に堕ち切ってました。笑でもふみちゃんだけ本当に脱ぐ必要ある?ファン的にはあまり嬉しくなかった、、、
そして個人的に最も印象に残ったのは、さくら演じる成田凌さん。登場人物の中で、おそらく誰よりも常人で、かつ太宰の妻と同じくらい彼の作品を愛していたのではないでしょうか。内に渦巻いた出せない感情と、それを出してしまった時のバツの悪さのような表情、とても愛すべきキャラクターを演じていると思います。人間失格を書け、と訴えるシーン印象的です。
蜷川実花さん監督作品は、ダイナーから二作目ですが、映像の美しさを作品の良さとは感じられなかったです。明治が舞台となっているため、装束や雰囲気は現代と異なるはずですが、そこに彼女特有の原色の強い映像を使うと、時代感と映像美がどちらも中途半端に感じられて残念でした。写真で見るぶんにはとても美しいのですが。フランス語などの音楽の使い方も、おしゃれなのか寒いのか、紙一重という感じでした。
あぁこれ実は?
とにかく世界観が安っぽく感じてしまった。
セットは寄りかかるとななめに軋む手すりに、雪降るシーンはBGMもなく明らかに雪じゃないキュッキュッっという音がなる始末。
衣装も、みんな脱ぐと現代物の下着だし、服も最近の子が「レトロ風」として着てそうななんちゃって昭和コーデみたいなのばっか。
上手く表現できないんだけど、日光江戸村でコスプレしてるようなチープさが特に前半すごく気になった。
フィクションなんで必ずしも、リアルな大正昭和を再現しろとは言わないけど、もっとビジュアルにこだわってほしかったな、、
この監督の作品ははじめて見たんですが、
好き嫌いはあれど、画がとてもキレイと聞いていたので、ビジュアルでがっかりするとは、、
でも見終わったあとにふと思った。
ああこれコメディなんじゃね?と。
作り込まれてない世界観も、安っぽいセリフも
情けない太宰と、太宰に引っ掛かるバカな女
を描いたコメディだと思えば納得できた。
まあ私は途中で時計確認しちゃったし、一緒に見に行った子は寝てたのでこの映画は合わなかったなー。
最後が残念
ニナガワールド…
やはり、この監督の作品はうーんというものがある。
というのも、この人のスチールからしてあまり好きではないのだけれど、映画にもあれを無理に散りばめてくるところが嫌いだ。
今回の作品も多くのシーンでそれが見受けられて、興醒め。
ただ、役者それぞれの演技は素晴らしいから最後まで見れた。
太宰のイメージと小栗旬があっているかは知らないけれど、3人の女性のチョイスは素晴らしく、特に宮沢りえがさすが。
最後の泣きの演技、あそこは見る人によって感想が違ってくるシーンだなぁと思った。
これまでの太宰の浮気を知っていながらのあの涙は、一人の女として太宰の浮気に対する涙もあるだろうし、小説家という仕事柄、諦めというかそれを許してこそ小説家の後押しができるのだと自分に言い聞かせるような涙とも見えた。
ストーリーはそれらの演技でなんとか見れたが、セックスのシーンなどは薄かったな〜。
普通のシーンを花とかなんだか使ってあれだけ色濃く表現しているのに随分あっさりとしている。
まぁそれも良いコントラストになるのかもしれないけれど、物語としての軸をどこに置いているのかよく分からない。
恋なのか。作品作りなのか。はたまた太宰はどちらにもそれほど興味がなかったのか。
太宰の作品なんてほとんど読んだことは無いが、これを機に読んでみたくもなった。
蜷川ワールド全開
切り取って見れば美しい
蜷川実花の人間失格として
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