「映像はとても綺麗でした。」人間失格 太宰治と3人の女たち R・Tさんの映画レビュー(感想・評価)
映像はとても綺麗でした。
蜷川さんの作品だけあって、映像がかなり凝っていて、細かいカメラワークを駆使されているなと勝手に感じました。
酒を飲むシーンでは、ズームでずっと映しながらの映像が印象的でした。
太宰が倒れるときに、花を落とすシーンも綺麗に撮られていて、魅力的なものになっていました。
このような、人生を歩んで本を書いていたんだと、背景を知ることができ、小説も読んでみたいなと思いました。
ただ、自分の頭が弱すぎるせいもありますが、太宰の愛人、妻の涙の意図をうまく感じとれず、何を伝えてたかったのか疑問が残ってしまいました。
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