「最後が残念」人間失格 太宰治と3人の女たち ざっつ777さんの映画レビュー(感想・評価)
最後が残念
サブタイトルにもなっているが、太宰治を介して3人の女たちの生き様が描かれていると思う。
・自堕落な生活をする太宰を支える良妻。
・没落した華族である計算高い女。
・猟奇的に太宰を愛する愛人。
蜷川実花さんの監督作品は全て観ているが、女性をいかに美しく魅せるかに主眼が置かれているように思う。
父・蜷川幸雄劇団の豪華俳優陣を使えるキャスティング
写真家出身の映像美は流石の一言だが、最後の見せ場であるはずの入水自殺のシーンはガッカリだった。最後に目を開いたシーンは何を表現したかったのか謎。
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