劇場公開日 2019年9月13日

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「そんなに悪くはなかった」人間失格 太宰治と3人の女たち シルエットさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0そんなに悪くはなかった

2019年9月25日
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太宰治について、ほとんど知識がなく観たわけだけれど、蜷川実花監督の独特な世界は、そんなに悪くはなかった。

絵で言うなら、印象派かなぁ。
写実主義ではなくて、感覚で捉えて描いていく‥っていう感じかなぁ。

それだからと言って、詳しく知らない太宰治を、だらしがない、嫌な男、とは全く思わなかった。

むしろ、より人間らしさを感じ、よく3人の女たちの中で、泳いでいけたなぁ、って思った。

ずーーと前に、太宰治の本も読んだような気もするけれど、全く忘れているので、早速、「斜陽」を買ってきた。

本も読んでみよう、って思わせる、ってことは、映画として悪くはないと思う。

シルエット