劇場公開日 2019年9月13日

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「史実に忠実で、真の太宰治を描いた、感動の名作」人間失格 太宰治と3人の女たち アサシンⅡさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0史実に忠実で、真の太宰治を描いた、感動の名作

2019年9月17日
PCから投稿

監督の作品はこれまで変なものばかりでしたので期待せずに観たのですが。
まず、内容は史実どおりで奇をてらうこと無く、真摯に丁寧に作られていて、セリフの数々も太宰治や周りの人たちが発してきた言葉ばかりです。
だから、この映画を貶している人は、太宰治や周り人の存在そのものを貶していることになる。
キャストの演技は鬼気迫り、鳥肌ものです。
小栗旬ばかりでなく、妻の宮沢りえ、愛人の沢尻エリカ、二階堂ふみ、みんなが、これまでの役者人生で最高の演技でした。
監督は黒澤明を超えたと思いました。
ここ十年で最高の名作でした。

アサシンⅡ