「やや退屈でした」人間失格 太宰治と3人の女たち ケープさんの映画レビュー(感想・評価)
やや退屈でした
源氏物語の光源氏と同じで太宰はただの黒子。それで本丸の太宰が跳んでしまっている。かつて三島が「なぜ小説に自分の生活を合わせる必要があるのか」と蔑んでいたが、それを中和する太宰治の強さが見当たらない。核のない物足りなさが残った。
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源氏物語の光源氏と同じで太宰はただの黒子。それで本丸の太宰が跳んでしまっている。かつて三島が「なぜ小説に自分の生活を合わせる必要があるのか」と蔑んでいたが、それを中和する太宰治の強さが見当たらない。核のない物足りなさが残った。