「映像美はいい、でも太宰を感じられない。」人間失格 太宰治と3人の女たち 2子5孫さんの映画レビュー(感想・評価)
映像美はいい、でも太宰を感じられない。
太宰治ってこんなにギラギラしてたのだろうか?
傲慢、甘え、繊細さ、それから放蕩の限り、、、それらはその通りと思うが描きかたが違う気がしてならなかった。
もっと湿った情緒的な雰囲気を期待していた。
太宰治を卒論に選んだ身として勝手を言えば、この映画から太宰治の匂いを感じられなかった。
何故かを具体的に説明するのは長くなるので割愛。
色の使い方が綺麗で表現も独特の部分ありで素晴らしいと思えたところもあった。
二階堂ふみちゃん、達者だなあ、「翔んで埼玉の百美ちゃん」が今作品ではあの富江なのか、、、良かった、声も色っぽかった。
宮沢りえも良かった。
ふたりの好演と、退屈しないで見終えたので星3とした。
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