劇場公開日 2019年9月13日

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「良くも悪くも蜷川美花ワールド」人間失格 太宰治と3人の女たち くらげさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5良くも悪くも蜷川美花ワールド

2019年9月13日
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小栗旬の演技はもちろんのこと、脇を固めるキャストの演技には思わず引き込まれました。二階堂ふみがあそこまでやるとは、、

その分、所々で出てくる癖の強い演出やBGMがうるさい。シーンにそぐわない音楽が流れた瞬間現実に引き戻されます。映画のヘルタースケルターの雰囲気が好きな人はこれも好きなのでは、、(監督が同じなので当たり前ですが)
監督にとっては芸術かもしれませんが、それを映画に持ち込みすぎだと感じてしまいました。
個人的にこの演出の仕方は好きではないので、ちょい役でも豪華なキャスティングだったが故に残念です。

演出が精神的に疲れるので、病んでる時に観るのだけはやめた方がいいと思います。

余計ですが、劇中の藤原竜也は雰囲気が本物の坂口安吾の写真そっくりなので、是非注目してほしいです。

くらげ