「色鮮やかで色っぽい作品」人間失格 太宰治と3人の女たち 光陽さんの映画レビュー(感想・評価)
色鮮やかで色っぽい作品
なんといっても芸術的な映像美に目を奪われました。風景はもちろんインテリアや衣装など細部に渡り色彩と配色に拘り抜いた蜷川監督の意図がみえ、色っぽさを演出しています。これは映像の美しさだけでも観る価値あり。
ストーリーも「人間失格」の誕生秘話ということで興味深く観ることができました。3人の女たちがみんな魅力的すぎて、こりゃ男性は迷っちゃっても仕方ないですよね(笑)。
いつもながらに宮沢りえさんの演技力は流石でしたが、そんな中でも今作は二階堂ふみさんの熱演が光ってました。
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