運び屋のレビュー・感想・評価
全489件中、461~480件目を表示
(´ー`)あーいい映画見た。
(´ー`)アーいい映画見た。初日にレイトで、、、、。
時間を無駄にして生きて家族を犠牲にした老人が麻薬の運び屋に、、、、、。悪人の仲間も一目置く存在に。そしてそれを追う刑事、、、、。ラストシーン、、、また時間を無駄にしてしまう結末なのか。されど。
あまりに潔いラスト。家族とはもう会えないのか?
私はアールは初めて家族に近ずけたんだと思います。泣きというよりは見事な生き様。
クリントイーストウッド、素晴らしい映画を作ったもんだ。
沁みるなぁ
本当は、早めに仕事を切り上げて、映画館に向かうはずたった。なんせ、クリント・イーストウッドが銀幕に返り咲くのだ。初日に観に行かねば、男がすたる。
が、よりによってこんな時に、急ぎの要件がたて込む。まぁ、そんなものだ。結局、レイトショーに駆け込んで、ようやく着席…。こんな時に、彼ならどう言うのだろう。"遅いな。だが、サボり魔のクソ野郎にしては上出来だ"かな。
冒頭でいきなり、ヨタヨタ歩く老人が出てきた。彼だ。
「ダーティハリー」あたりからだから、かれこれ40年以上、彼を見続けているのだと、改めて感じた。歳をとったな、ヨボヨボじゃないか。
しかし、すぐにあの、口汚い軍隊式挨拶と軽口で、昔の彼に戻った。彼の演じる主人公は、大抵退役軍人で、ものに動じず、ユーモアを忘れない、人生を楽しんでいるタフガイであり、いわゆる良きアメリカの頑固オヤジなのだ。
古い友人に「生きてたのか? 死んだと思ってた」、井戸端会議のおばあちゃん達には「場所が違うぞ。ミスコンの会場は3階だ」てな挨拶を声をするわけだ。それと同じ感じで、ピストルを突きつけるギャングに、「俺は戦場に行ったんだ。指図は受けない」と返す。あまりに格好良すぎる。しかも、そうしたギャングの若者に対しても、優しく心を寄せ、老人のアドバイスだと人生を諭す。もはや、眩しくて目が開けられない。
監督としても、彼の作品には、何かしらの信念があり、タフで優しい。大抵苦難を笑い飛ばして弱者を助けるような、粋な人物がいて、信じたことのためには徹底的に戦い、友人のためであれば命も惜しまず、法や権力さえも彼(彼女)を止められない。こういう強さに裏打ちされた優しさが背景にあって、母国に誇りを持っている。アメリカはそういう良き人々が暮らす、偉大な国だよな、というのが彼のメッセージであり、アメリカ・ファーストと叫んで歓心を買うような必要は無いはずだ、という自信が感じられる。
さて、なんだか映画の感想になっていないが、私にとっては、無条件に観なければならない作品だった。予定通り、イーストウッド節が心に沁みる、心地よい時間が過ごせた。この余韻をそのままに、家で「グラン・トリノ」でも観ようかな。
運び屋
観てきました。最初は観るつもりがなく空き時間にフラッと立ち寄ったのですがすごいいい映画だった。と、同時に考えさせられる映画だった。
あらすじは、アール・ストーン(クリント・イーストウッド)は金もなく、孤独な90歳の男。商売に失敗し、自宅も差し押さえられかけたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられる。それなら簡単と引き受けたが、それが実はメキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だということを彼は知らなかった…。
https://filmarks.com/movies/81346から。
高齢の方が運び屋をやってるなんてまず誰も考えないだろう。組織の若手の人は上の命令通りに時間とかも規則正しく動くだろうがアールは独自の方法で車を走らせながら、お店に立ち寄ったり、コミニュケーションを無下にしていなかったので余計に怪しまれなかったのだろう。
犯罪とは何か。現代社会において、恒例の方が犯罪をするケースは増えてると思う。
確かに、ずっと不安を抱えながらこの先生きていくよりも、刑務所での衣・食・住は保障されてるし、この映画のように運び屋になり、大金が手に入れば捕まるまで安心して暮らせる。そう思えば魔がさす人は絶対に居ると思う。私も、同じ状況下だったらやらないとは断言出来ないと思う。
本当に多くのことを考えさせられる映画。尺もちょうどよかった。終わりも、個人的には最後まで逃げ切って欲しい気もしたが納得のいく終わり方だった。登場人物の心理描写が描くのがめちゃくちゃうまかったので話の内容も驚くほど頭に入ってきた。わかりやすい。
(相手に銃で脅されながら)「私は戦争に行った。お前など怖くない」ってセリフがめちゃくちゃカッコいい。
あと、「伝染病か、みんなスマホを触ってる」の言い回しも好き。
歳をとってもこんなにも潔く生きられるのかと。私もそうなりたい。
この映画に会えて良かった。観て後悔しない映画だと思う。機会があれば是非観て欲しい映画です。
※批評には個人の価値観があります。ご了承ください。
・批評をみて、気分を悪くした人ごめんなさい。
・エンドロール時のスマホ操作は重罪だと思います。最近増えているのでやめてください。お願いします。
・文章下手くそでごめんなさい。練習します。
最高!
最初から最後まで没入
いや〜ホント良かった!
帰り道 歩きながらジワジワ泣けてきました
家族愛より素晴らしいものはない事を知った男
父親(夫)になった瞬間
世の男性なら同じ(までいかないにしても)立場で家族を犠牲にしてしまってる人、少なくないと思います
今時、参観日や運動会、発表会や卒業式など…「仕事があって1度も行ったことない」なんて自慢する人、いないと思いますが…今時(笑)
クリントがイイ味出してて、Bクーパーもカッケ〜んだなーコレが(涙)
是非たくさんの人にこの映画を観てもらいたい!
安定のイーストウッドクオリティ
安定のイーストウッドクオリティと言って良いでしょう。本当に毎回、心に残る作品を生み出してくれます。
ドラッグの運び屋を行う高齢者という地味な設定に、もし他の監督だったら安直でつまらない作品になってしまうのではないかと思われる物語も、わかりやすいストーリー展開とイーストウッド自身の絶妙な演技にグイグイ引込まれていきます。とにかく味がある、その一言に尽きるのかなと。
人間、歳を取るとややもすれば説教じみた方向に進みがちな作家が多い中、決して地味ではなく押しつけでもなく、終始温度感を崩さずにスゥ~っと入り込ませてくる、そんな心地良い人間ドラマに素直に心が反応します。
今回もイーストウッドから多くの人生教訓を学ぶことができました。感謝の気持ちを持って劇場を後にできる希有な作家として、これからもできる限り作品を作り出してほしいと願います。
ストーリーはすごくシンプルだがセリフが素晴らしい
ストーリーはものすごく分かりやすくて単純明快、かつひねりやサプライズも特に無い。ただセリフが非常に良い。なかなか心に染みわたるセリフが連発でした。
そう言えば、予告編に出てきた「This is the last one」というセリフ、劇中では出てきませんでしたよね?あれっ?って感じでした。
また、この言葉はもしかしたらイーストウッドの最後の映画になるかも?というメッセージにも受け取れました。
じんわり沁みるが、遅咲き⁉遅すぎでしょ
サスペンスぽい予告を期待すると駄目
デイリリー園芸農家一筋
家族の為と云いながら家庭に居場所を見出だせなかった時代遅れのワーカホリック
グラン・トリノの脚本家も参加、と言われて納得の久しぶりCイーストウッド主演&監督作品プロデュースも。
シカゴとニューメキシコを国道55線で行ったり来たり。
US Interstate 55 (I-55)
1500㌔以上。シカゴとルイジアナ州ラプレイスをつなぐ南北道
オールディーズの鼻歌。えぐい歌詞
職質の切り返し
Tバック
James Stewartはアメリカの良心と呼ばれた俳優
ポルカ
ポークサンド
ピーカン
フォードのトラック
メキシコ麻薬カルテル
人種による偏見は2017年にも如実
Lincoln Mark LTフォード
元ネタは「The Sinaloa Cartel's 90-Year-Old Drug Mule」レオシャープ
高級ジゴロ
90歳にしてコカインの運び屋をやっていた実在した爺さんをモデルにした話。
エルパソでデイリリー農園を営んでいたが、仕事に執心し家族をに蔑ろにして愛想を尽かされた上に、仕事が上手くいかず90歳目前にして自宅も農園も差し押さえられてしまうという自業自得とはいえ踏んだり蹴ったりな爺さん。
仕事を失い失望する中で唯一相手をしてくれる孫娘の家を訪れて、パーティーに来ていた男に紹介された荷物を運ぶ仕事を引き受けてコカインの運び屋になるというストーリー。
最初は何を運んでいるのか、報酬がいくらかかも知らないで始めたけれど、理解しても繰り返していくのは気前が良いのかきっぷが良いのか外面が良いのか…懐具合や生活に余裕が出来てからの振る舞いやラストをみるに性根は悪い人ではないのだろう。
トレーラーからは重い話を想像したけれど、口を開けば毒入りジョークばかり、いい歳して女好き、ちょっと見栄っぱりだし家庭を崩壊させちゃったけど、昔ながらの人情や潔良さを持った爺さんがおりました…というちょっと哀しく切なく愉快な贖罪と赦しの物語という感じかな。
それにしても、実在の話にどこまで忠実かは知らないけれど、エルパソからシカゴまで直線距離で約2000㎞。爺さん色々タフ過ぎる。
予告で、損してる!!
予告だけで判断していたら、絶対に見ない作品でした。
シリアスな予告とは違って
「おじいちゃんと危険な仲間の、お仕事ロードムービー」
ホンワカで愛がある。
そして主人公・アール(そしてイーストウッド)の生きて時間の重さと深さに、ホロリとする。
アールの娘役がイーストウッドの実の娘なのですが
アールがアリソンに語るシーンは、イーストウッドが本当に娘に伝えたい言葉なんだろうなと思うくらい
深く胸にくるものがありました。
今のイーストウッドだからこその、素晴らしい作品でした。
初日に劇場鑑賞
「この歳になるとなかなかいい役がないんだ」と暫くご無沙汰だったイーストウッド待望の新作。
原題のThe Mule にはラバ、(麻薬などの)運び屋、頑固者などの意味があるそうですが、何れもこの作品を良く表しています。
今でも数年に一度はダーティーハリーを見直してしまう往年のファンとしては新作を観られるだけで嬉しい限りです。
猫背でスローな歩みを見るにつけ、ウーン、ホント歳取ったんだと思うものの、年輪を経た分、間違いなく心に滲みるステキな作品になっていました。
サングラス姿が似合う90歳をこなせるのはイーストウッドだけ
個人的に、近年のイーストウッド監督作にはハズレがない、という印象だが、本作もやっぱりハズレなかった。
運び屋となってしまった90歳の老人の日々を淡々と追いつつも、節々でユーモアも入れる手堅い演出。
必要最低限な描写で展開を分からせる手法も、もうお手の物。
実際の事件がベースなのに、自身の半自伝要素をサラリと入れて、すっかり自分の映画にしてしまう。
ジョークを言ったり、歌ったり、若い女性相手にハッスルしたり、おまけにサングラス姿が似合う90歳をこなせるのはイーストウッドしかいない。
とにかく気力がある限り映画を撮り続けてほしい、と願うばかり。
奇しくも本作公開日は、イーストウッド主演の『続・夕陽ののガンマン』を題材にしたドキュメンタリー『サッドヒルを掘り返せ』も同日公開。
2019年3月は「イーストウッド月間」となった。
とてもよかった
メキシコ人のギャングの若者たちが明るくて楽しそうだった。前のボスも愉快な人物で、特にパーティが楽しそうだった。誘われたい。新しいボスは暗くて締め付けがきついので、みんなに嫌われてすぐに失脚しそうだ。
イーストウッドが車を新車に変えて、あのボロボロだからよかったのに、新車でバレるのではないかとハラハラしたのだが、全然関係なかった。
警察に捕まってまた娘に嫌われるのではないかと思ったのだが、そこは特に問題なかったようでよかった。
イーストウッドはカッコいい!
齢90才伝説の運び屋アールのお話
仕事三昧の人生。90にして家族に
見放され仕事も失い金欠で孤独に
そんな時ドライバーを探してると
誘われ荷物を運ぶだけのはずが...
ただのおじいちゃんじゃない!
ウイットに富み渋くて洒落ててカッコいい♪
この映画良いぞ!
若い奴らにこき使われているようで
思い通りにならじとどこ吹く風も
小気味良い♪
何だかんだアールに魅了されてる自分が居た
90才にして大切なものに
気がついたって遅いぞ~(笑)
声を大にして言いたい!
特に働く男どもこの映画絶対に観ろよ!
勿論女性も楽しめます♪
ベテランによる手慣れた話芸
永年、ユリの栽培に情熱を傾け、家族のことは蔑ろにしていたアール・ストーン(クリント・イーストウッド)。
品評会を優先して、娘(アリソン・イーストウッド)の結婚式もすっぽかしたこともある。
妻(ダイアン・ウィースト)とも別れ、農場も借金のカタに手放さざるを得なくなったある日、孫娘の結婚前日パーティを訪れたアールは、パーティは追い出されるも、出席者のひとりから「ちょっと運んでもらいたいものがある・・・」と持ち掛けられる。
貧すれば鈍す、中身は訊かずに、永年の無事故無違反の腕で運ぶことになったものは、メキシコから持ち込まれるコカインだった・・・
といったところから始まる物語で、あらすじだけ書くとサスペンス映画、それも90歳近い老人が主役なので、クリストファー・プラマー主演『手紙は憶えている』みたいなヒリヒリ系映画かと思いきや、さにあらず。
老人の運び屋アールに、お目付け役が加わり、どことなく相棒(バディ)+ロードムーヴィの趣き。
ロードムーヴィといっても、シカゴとの往復ドライブ、同じような行程なので、ハラハラ度なんて、ま、まるでない。
アールがお目付け役の若い衆に人生訓を垂れたり、メキシコのボス(アンディ・ガルシア)に招待されて年甲斐もなく(いや、高齢なのは自覚しているけど)羽目を外したりと、自由気ままな老人の人生で、これを良しとするか悪しとするかで、映画の好き嫌いは分かれそう。
イーストウッド本人がこれを良しとはしていない(が、好しとはしている感もある)ので、最後の最後は家族のもとにに帰ってきちゃう。
そこいらあたりは、なんとも自分勝手なハートウォーミング話みたいな感じがして、お尻がむずがゆくなっちゃうので、個人的には、「オレは家族なんてしらないよ、ま、別に運び屋してても、人生最後は悪くないからね」なんて平然としてもらったほうが面白かったのだけれど。
あ、ここまで書かなかったけれど、「凄腕運び屋」を追う麻薬捜査官たちの面々、ボスのローレンス・フィッシュバーン、実働部隊のブラッドリー・クーパーにマイケル・ペーニャと顔触れは凄いが、どうにもボンクラに見えてしまう。
ま、そこの追いつ追われつが主眼じゃないので、最後の逮捕劇はあっけない。
ということで、ベテランによる手慣れた話芸だけれど、それ以上の面白さがないともいえるのだけれど(それを言っちゃいけないのかも)。
全489件中、461~480件目を表示