アースクエイクバードのレビュー・感想・評価
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正直おもしろみがなかった。
2時間のサスペンスドラマならこれでいい、
ただ、アリシアヴィギャンデルと
ライリーキーオ出しといて
これはアカンと思う。
乱交するならする、しないならしない。
(最低な文章)
あの内容じゃあ
日本語がんばってるな、としか思えなかったですよ…
てかポスター初めて見たけど
めっちゃかっこいいな。
妙味あり
変わった話である。
日本は、外国人が描いたややズレ感のある日本だが、むしろ妙味だった。
禎司には往年の日活のような艶があり、ルーシーとリリーにはヨーロッパとアメリカのような対比があった。
どこへ落とそうとしたのか、よく解らなかったが、ふたりの女性はなんとなくマルホランドドライブを思わせた。粗い映画だが、化けたかもしれない気配値があった。
ルーシーの幼少期の述懐とラストの裁判官の告白を併せると、間接的にせよ人を殺してしまった人間の逡巡をテーマとし、そこへ日本のriddleを重ねている──と思われた。
ところで、映画中にも出てくるが、欧米人が麺を食べているのを見たことがある。
ぜったいにすすらない。熱いのに、箸で食べてるのに、すすらない。その「すすらない度」が絶対なので、すするのが、あっちでは禁忌だ──ということは、よく解る。それは、かれらと一緒にいるときは尊重したい。
二つで充分ですよ──デッカードもすすってはいなかった。が、ブラックレインでの高倉健は壮大なすすり音を発していた。
なにかのタイミングですすり音が話題になったことがある。どこかの俗物が、開闢以来すすり続けてきた日本人の麺の食べ方にケチをつけた。ばかばかしい話題だった。
佐久間良子が出ていてびっくりした。すぐに出番がなくなって二度びっくりした。
アリシア・ビカンダー
リドリー・スコット製作、アリシア・ビカンダー主演で全編、日本が舞台のミステリー。
美しい日本、特に外国人には訴えるロケをふんだんに取り入れ、今の日本を正しく伝えている。
主人公(アリシア・ビカンダー)は日本に来て5年、最近、日本人の写真家で蕎麦屋に勤める男と付き合い始める。
友人から紹介された日本に来て間もない女性の面倒を見ることに。
この女性が殺され、主人公は疑われることに。
う~💦評価しづらい・・
NETFLIX配信で観る予定でしたが
やはりスクリーンでなければと劇場へ・・
アリシア・ビカンダー・・すっごい!すっごい!
日本語を勉強して下さっていたのだろうに
何でだろう・・それが逆に痛々しくて😅
観ていて辛かった・・
華やかで凛とした役の彼女が大好きな私の・・
あくまでも自己中好み故の感想で申し訳ありません😅
不思議な入り込み感を持たせてくれるストーリーは決して悪くはなかったのですが・-
80年代のいかにも外国人目線の日本の描写もひたすらこっ恥ずかしくて・・
これからNETF LIX で改めて確認鑑賞してみたいです!
雰囲気を楽しむ映画
・ジャンル
何かと問われればサスペンスなんだろうけど、謎解きが気になって引き込まれるような要素は弱い。ルーシーのトラウマ、禎司の真意、口頭での説明が多かったりヒントが断片的、限定的だったりでモヤモヤっと見終えたが、原作の概要だったり解説を読んだりして初めて合点がいった部分もあった。
・日本
しかし舞台は日本ということで、海外の製作者にしては割と緻密でリアルな描かれ方がされていてその点は好印象だった。通勤の電車、都内の混雑する駅のホーム、誇張しすぎずありのままを映した佐渡の風景などなど。
・和とスウェーデン美女
そしてそんな日本の景色にアリシア・ヴィキャンデルがよく映える。佐渡の古来の建築物と童顔のスェーデン美女のコラボはそれだけでひとつのアートであり、神秘的な情緒を感じさせる。更に彼女と小林直己が並ぶとこれまた絵になる。切れ長の目を携えたいかにも日本男児といった凛々しい顔立ちでありながらも日本人離れしたその風体。キャスティングは素晴らしいと思う。
・結論
そう、これはスリルではなく雰囲気を楽しむ映画であった!
和×アリシア・ヴィキャンデル×小林直己=「独自の美」は、彼女らのファンならもちろん、海外の人々の目にもなかなか魅力的に映るのではのではないか。
個人的に思い出されたのは「ロスト・イン・トランスレーション」。ヴィキャンデルはあの時のスカーレット・ヨハンソン以上に和にマッチしていた。
静寂は海外から見た日本の特徴?
翻訳の仕事をしながら日本に住むルーシーは不思議な魅力を持つカメラマンの禎司と出会うが…。
Netflixオリジナル映画。アリシア・ヴィキャンデルの視覚的な美しさと小林直己の無表情かつ無感情な演技で不穏さを味わえる作品で、海外監督から観た日本の世界観も見所。
これがサスペンス作品???
日本に住む外国人女性2人と、如何にも怪しい日本人男性(自称カメラマン)の三角関係から 殺人に発展したと思わせてるのだろうけど、全くそうは思えなかったし、何しろ男が気持ち悪さ全開で、見た目も芝居も悪い意味で気色悪かった(笑)。
トラウマを抱えた主人公ルーシー(アリシア・ヴィカンダル)の現実と妄想が入り乱れる描写もあり、かなり精神的に追い詰められているのは判る。
でも、サスペンス作品かというと…それも違うかなと。
抑揚もないので終盤のネタバラシに向けての盛り上がりも皆無だし、全然サスペンスっぽくないので その辺りが非常に不満。
因みに、日本の警察ってあんなイメージですかね(笑)?! いくら何でもアレはヒドイかなと(笑)。
いつの時代の取り調べをイメージしたのか知らないけれど、今時あんな取り調べはないですよ(笑)。
しかも、物凄くレイシズムを感じて(外国人に対してや、世の女性に対して失礼極まりなく)非常に不快でした。海外からの日本のイメージってあんなんなのでしょうか?ショックです。
(コンプライアンス的に問題有り過ぎる公務員でした(笑)You're fired!と言いたい(笑))
タイトルにもある「アースクエイク・バード」は、所謂良くあるダブル・ミーニングですが、“地震鳥”のさえずりと言うのは面白いかな。
複雑な心情描写に圧倒、ミステリアスな展開に惹き込まれる
『リリーのすべて』オスカー女優アリシア・ビキャンダー、EXILE小林直己共演話題作
急須や着物、温泉、日本家屋など日本文化、美しい景色背景に人物の過去描かれ、揺れ動く切ない心情迫り奥が深く考えさせられた
アリシア・ビキャンダーや小林直己の迫真演技に圧倒、ミステリアスな展開に惹き込まれる
エルビス・プレスリーが祖父のライリー・キーオ『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』と小林直己のあるシーンは必見
オープニング、エンドクレジットに日本語表記あり日本への敬意感じ胸打た
だからなんだろう
…という感想の映画。思わせぶりなシチュエーションが続くんだが、よくある、若い娘の肥大した自意識と妄想の、ああいうのね!と、既視感が強い。
役者さんがうまいので飽きずに見てしまうけど。(刑事役二人はちょっと…かな)
ライリー・キーオ肥大した?
1989年の日本を舞台に、来日して程ないワシントンD.C.出身の女性が行方不明になり、知り合いだったスウェーデン出身女性が警察から聞き込みをされると共に行方不明女性との関係を振り返って行く話。
既にリリーが失踪した状態で話はスタート。
失踪前日に話した最後の人物としてルーシーが警察から聞き込みを受けるかたちで数が月前にさかのぼり、今に至るまでを見せていく。
話自体はわからないではないけれど、カメラ好きの男を含めた3人の物語を順を追って見せていくだけで、これがサスペンスですか?という感じがするし、物語に大して面白味を感じられず。
最後もなんだか唐突というか、そんなオチ?という呆気なさで盛り上がらず。冗長だった。
外国人の好きそうな日本
アリシアちゃんが好きなので鑑賞。
しかし、いつもの利発な感じではなく、どことなく影のある極めて日本人的な役所。芸達者なアリシアちゃんなのでそつなくこなしていましたが、流石に流暢な日本語とゆうわけには参りません。英語の会話には日本語字幕、日本語の会話には英語字幕が出るのですが、英語力に乏しい私は理解できず、アリシアちゃんが日本語を使う場面でちんぷんかんぷんになった、
小林さんの演じる禎司は怪しすぎるし、あんな日本人は居ないと思うけど、もしかしたら感情をあまり表さない日本人は外人から見たらあんな風なのかな?リリーにしてもちょっと支離滅裂すぎると思う。
というわけで日本が好きな外国人の人が観るととてもいいのでは?日本語の勉強にもなるしね。
佐渡の風景はとても綺麗な切り取られ方をしていて、訪れてみたくなりました。
日本的な不穏さ
東京国際映画祭にて。
「アースクエイクバード」= Earthquake bird, 即ち直訳すると地震鳥。地震の後に鳥の鳴き声が聴こえる、というシーンで登場するが、鳥って地震の前に異常に鳴くものじゃないのか。逆転現象である。
原作者はスザンナ・ジョーンズ。Wikipedia英語版によれば「能を通じて日本文化に興味を抱き」大学卒業後日本へ「JETプログラム」で来日し英語を教え、トルコで2年間過ごした後、日本の千葉に在住し働いた、とある。その後東京に住む。
彼女のデビュー小説であり、2001年度英国推理作家協会賞最優秀新人賞受賞作が「アースクエイクバード」、本作はその映画化である。
舞台は1989年の東京である。撮影場所は間違いなく現代の東京だが、そう見せないような撮影的配慮がなされている。
主人公ルーシーが、リリーという女性の殺害容疑をかけられるところから始まり、警察でのやり取りとともに話は過去に遡る。
街を歩いていて突然、謎の男・禎司に写真を撮られ、恋に落ちるルーシー。ルーシーは全く隙を見せないというか、自分を隠す女性であり、対して禎司は英語が喋れるところからして全く謎である。表情が読めず、台詞は概ね謎めいて気障。そこに天真爛漫なリリーが絡み、やがて人間関係の綻びと悲劇が訪れる。
ルーシーは極めて堅物な印象を与え、瞳の昏さが背負ったものを感じさせる、ある意味極めて分かりやすい女性だ。対して小悪魔的なのか天使なのか、両面の貌を見せるリリー。アリシア・ヴィキャンデルの硬さと昏さ(笑顔さえ寂しげである)、ライリー・キーオの奔放さと繊細さが見事に対比される。
そして謎の男・禎司。こいつが曲者である。オーディションでこの役を獲得したのは小林直己、EXILE系の人という印象しかなかったが、なるほど極めて日本人的容姿を持ちつつ身長がでかいという、理想的な存在感である。思わせぶりな感じや表情も非常によく出ていると思った。あとやっぱりダンスが上手い。
3人が佐渡に旅行に行くあたりから物語は不穏に動き始める。それまでも不穏な伏線というか前兆は散りばめられているのだが。そして驚愕のラストへ...と言いたいのだが。
原作を読んでいないのでなんとも分からないのだが、事件の結末とルーシーの過去、その他幾らかの謎は明かされるものの、肝心のところは五里霧中で終わる。
細かいところは不明だが、おおよそ予想はつく上、それを敢えて描かないことで主人公の葛藤や解放を際立たせたつくりになっているともいえるのだが、典型的な推理小説的なものを期待すると「え、ここで!終わるの!」となる可能性がある。これも日本的な「間」であろうか...。
日本の風景と日本間の画、新宿の街、佐渡の海、金山、鬼太鼓。美しいというよりどことなく不穏さと寂しさを感じる。主人公が友人と奏でる弦楽四重奏が「死と乙女」の1楽章なのもどことなく不穏である。横溝正史ワールドを平成初期に移して現実感を増した感じといおうか。外国映画にありがちな奇異さはなく、そこは日本人スタッフの貢献もあるのだろう。
しかし佐久間良子あれだけしか出てこないの?! それにいちばんびっくりしたよ...横溝正史インスパイアなのかしら...。「病院坂の首縊りの家」に出てるし...。
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