機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイのレビュー・感想・評価
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どなたにもオススメできる
三度の延期を経てようやく公開された「閃光のハサウェイ」、その3部作の第1作目となりますが、単体作品として完成されていますので、ガンダムに詳しくなくとも十分に楽しめるだろうと思います。
私自身大した予備知識を持っていませんし、ファーストガンダムとF91とオリジンくらいしか知りませんし、先日アマゾンで初めて「逆襲のシャア」を視聴したくらいのレベルですから、必死に予習をせずとも映画を観る分には大丈夫でしょう。
ちなみにガンダムを劇場版で観るのは「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙」以来です。
全体の雰囲気としては今までのガンダムよりも更に大人びていて、ガンダムなんだけどもガンダムじゃない感じがあって、私はそこがたまらなく好きです。
なんというか登場人物の全員がエロいんですよ。
序盤はから中盤にかけて大人の群像劇仕立てになっていますが、終盤は一転して迫力のあるモビルスーツの戦闘となっており、静から動へと移り行く盛り上がり方はBGMの相乗効果も相まって鳥肌ものです。
モビルスーツに関してですが、音や演出が見事にグレードアップしていて、映像を通して鉄の重量や重厚さを感じる取ることが出来ます。
ファンネルミサイルは非常に良い音をしていますし、ペーネロペーの独特のミノフスキークラフト駆動音は最高に痺れます。
永野護作品「ゴティックメード」カイゼリンの駆動音も痺れますが、それと同じくらいの衝撃を受けました。
更にすごいなと思える部分はメッサー/ギャルセゾン/クスィーガンダムの夜間飛行のコックピット視点でしょうか。
リアルさがある上にエフェクトが映えてとても美しく格好良いです。
劇場のスクリーンですと夜間のシーンがPCモニターよりも暗めになってしまいますが、あの暗さはエフェクトや音をメインに魅せるという演出上の意味で正解でしょう。
夜間でくっきりはっきり見えてくるとモビルスーツの存在自体がチープになってしまいますし、2部3部では嫌でもしっかりと見せてくるでしょうから、最初はこれで良いのだと思います。
※ちなみにブルーレイでははっきり見えます。
市街地戦はガンダムシリーズの中では特に目新しいものではないのですが、演出と音響が良い仕事をしていますので圧巻の仕上がりになっています。
至近から見るモビルスーツの「兵器としての怖さ」というものを映像を通して初めて感じ取ることが出来ましたから。
なおこの作品はドルビーアトモスを想定して作られているとのことですので、音響を一番に感じたいのであればデジタルTCX_DOLBYATMOSがベストでしょう。
余談ですが、ハサウェイがギギを抱きしめるシーンを観て、ブラッド・ピット主演「ジョーブラックをよろしく」のラストシーンの色合いや雰囲気と似ていると感じました。
あと劇場版ではギギの年齢は19歳設定です(調書に年齢19歳と書いてあります)
とにかく、作画、背景、演出、音響、声優、楽曲など、期待以上の出来になっていましたので、大変満足する作品だったと言えます。
まぁ淡々と感想を述べていますが、実際はギギ・アンダルシアの小悪魔っぷりとハサウェイ・ノアの内なる表情に終始視線が釘付けでしたし、モビルスーツのバーニアが噴くシーンだけで圧倒されていましたよ。
最後に、私が知るガンダムの中では最高傑作の一つになるかもしれません。
「富野由悠季さんを100億の男に!」を願いつつガンダムシリーズ最高益を出して欲しいなと思います。
あのハサウェイくんが…
ガンダムは宇宙世紀物を主に見ています。トミノさんの小説は読んでいません。
本作は逆シャアの続編と云うことで、無鉄砲で直情傾向なハサウェイがどの様に描かれるのか、主役足り得るのかと思いつつ見させてもらいました。
物語は前作から12年後と云うことでその間のハサウェイの葛藤、成長をトミノさんは暖かい目で見守り、最大限好意的に物語として紡いだのかなと
思いました。
人は成長する。より良く変わってゆける。何が最善かを絶えず自身に問い続ける事で。ハサウェイ自身を通してそんな事を感じながら見る事ができました。物語の結末がどこに辿り着くかは別にして…。
映画本体としては、昔、村瀬さんのガサラキを見たときの、アニメなのにキャラの描き方が社会派な感じ、が残っていて、ガンダムなりの現代的なリアリティを感じられます。
トミノさんがよく言っていたMSの戦闘場面を少なくして、人を、人間ドラマを描きたい!という部分も、意図してか、物語の展開的にそうなったのかはわかりませんが意向に沿った形になっていると思います。良く出来たスパイサスペンス映画的な部分もあります。
絵のアングルが凝っている、MS対ひと、市街地での戦闘などの斬新さは最大の見所ですね。
2本目はハサウェイ、キキ、ケネスの関係性の変化があるのかないのか?を中心に周りの人間関係も 含め、MSなし、戦闘シ−ンなし、もありです。自分的には。
ガンダムファンとしてはシンプルに良い作品。
MX4Dで鑑賞、原作小説未読。
ガンダム作品自体は、話が繋がっているもののみで、アニメで初代とゼータがうろ覚えと、ユニコーンと逆襲のシャアを見ている前提でのレビュー。
映像
映像自体はかなり出来が良いと思います。
全体的に何処がCGでどこが描いているのか見分けが付きそうで付かないぐらい、綺麗な作画です。
モビルスーツの作画はCG有りとは言え、とても迫力がある物でした。
今回が初めて映画館で見るガンダム作品なだけあって、補正はあれどとても満足感がありました。
ストーリー
やっぱり数多くある作品から話が続いている作品なだけあって、予備知識が無ければ理解が難しいストーリーではあります。
少なくとも『逆襲のシャア』は見るべきだろうなとは思います(公開前日に公式がYoutubeで全編限定公開されていたのは本当に有難かった)が、正直これだけでも、本作主人公であるハサウェイ・ノアという人物はともかく、専門用語等の理解し難いです。
故に初めて見るガンダム作品がこの作品になってしまうと、分からないことだらけで作品を最大限楽しむ事は難しいと思います。
個人的な感想
MX4Dで鑑賞したのですが、戦闘シーンと合わせて動く座席がすごく楽しかったです。
主人公が登場する機体であるクスィーガンダムに関しては『もうちょっとじっくり見るシーンが欲しかったなぁ』という感じが拭えない……(でも動いてる姿が一番カッコイイよ……)
ギギさんが可愛い。なんだあの可愛い娘。
以上の理由や個人的に良かった事等を含めて★4です。二部作目に期待!
NEXT UC
逆襲のシャアから12年、現実世界では33年の時を経てガンダム作品は次の宇宙世紀へと向かう今作
逆襲のシャアでの作品の雰囲気から逸脱せずだけど作品の見せ方、モビルスーツの戦闘いや戦闘風景が格段に凄みが増していました。
モビルスーツによってバーニアで焼ける椰子の木、ビームライフルやサーベルから飛び散る粒子により街や人にまで影響を及ぼす描写や、モビルスーツから飛び散る火花により花火のような演出などコレまでにはあまり見られなかった演出も多かったのがとても印象的でした。
今後のF91に繋がる地球政府の傲慢、衰退への序章へと向かいながらもハサウェイの進む過酷な道を怖く思いながらも今後も楽しみになる一作でした!!
是非劇場へ
主人公はやはり拗らせ系
U.C.0105シャアの反乱(逆シャアのエピソード)から12年、ブライト・ノアの息子ハサウェイ・ノアが行動を起こす物語の3部作の第1部
ちなみに原作は未読…まあ、話はなんとなく、否結構知っているけれどw
人狩りを行う等、腐敗を加速させる地球連邦政府高官に対抗する為、反地球連邦組織マフティにハサウェイが絡んで行くストーリー。
地球連邦とスペースノイドの関係や思想を知る意味で、事前にガンダム・Ζ・ΖΖ・逆シャアを観賞して知識を入れておいた方が良いかなとも思うけれど、長いのでwせめて逆シャアのシャアの演説は聞いておいた方が理解が深まるかな。
名前を名乗ったらいきなり結構有名人?からの逆シャアでモビルスーツに勝手に盗んだのは騒乱の中で不問って、チェーンのことも不問ですか…。
まあ、今作は一応モビルスーツも出て来るけれど映像が暗く見難い。
言いたいことの主はそこではないとはいえ、これ単体でみたらそれ程盛り上がりはない中での見せ場の筈なのにちょっと勿体ない。
あくまでも序章ということで次作に期待ということで。
ギギが良かった
へ⁈
逆シャアから12年
結局のところ、何がしたかったのか?
小説読んでないとわからないかな。
予備知識無しで行く映画ではなかった。
意味不明なことが多かった。
絵は綺麗し、声優さんもよかったです。音響も迫力があってよかったです。
続編があっても、行かないと思う。
もしかすると、小説は面白くて、ここから面白くなる可能性はなるのかも、、、。
この作品からガンダム観ますという人向けな映画ではないと思います。
あと、折角綺麗な画像なのに暗くてわからないところが多い。最後の戦闘もよくわからなかった。
追加
もうちょっと、背景がわかった方が面白いのかな、小説読んでみようかな、、、。
早速、小説読み始めましたが、これは、小説読んで映画見てたら、かなり面白く見れたのでは無いかと!
小説読んで、もう一度、観に行ってみたいと思います!
令和のガンダムは超シリアス
新しき『ガンダム』ストーリー
永井一郎氏が「停戦協定が結ばれた…」とナレーションしてから40年以上の年月が過ぎた。
間幾つもの『ガンダム』作品が生まれ多くの支持を獲得、『ガンダム』は日本を代表するロボットアニメ(それ以上)の金字塔となった。
ブライトの息子ハサウェイは『逆シャア』で出番有ったけど3部作の主人公としての登場が嬉しすぎる。
小説版(上)をまんま上手に映画化したと。
主軸の3人のバランスが見事だけどマフティの他のキャラが未読の人にはちょっとツライかな?
ただCMでミッチーも言ってるけど見事な映像だと思う。
ほんと「新しいガンダム」
円盤販売にオマケ付けたりして力入れると思うけど絶対大きなスクリーンで観るべき!
4DXなら尚楽し!
富野由悠季が贈る"大人の"ガンダム
映像化不可能と言われ続けた閃光のハサウェイが遂にアニメ化。
しかもそれをガンダムUCのスタッフが再集結してやるっていうんだから神アニメに決まってます。
正直、見る前にハードルはかなり上がってました。
しかし完成した作品は、その期待も更に上回る超絶クオリティでした。
スクリーンで見るオープニングはもう感動的で、多幸感のあまり思わず涙ぐんでしまうほど。
30年程前に描かれた本作ですが、皮肉にも現代日本を痛烈に批評したようなストーリーに仕上がっています。
官僚主義の成れの果て、骨の髄まで腐り切った連邦政府に数穴をあけるストーリー。富野由悠季監督の作家としての先見の明を感じずにはいられません。
この大人なドラマのアニメーションの何と美しい事か。キャラクターの目線、ふとした仕草の生々しさ、そして生命感は他のアニメにない魅力を放っています。
戦闘シーンももちろん見逃せません!
中でも目を惹いたのがリアルな地上戦。
ビームが爆ぜ、コンクリートがドロドロに溶け、人々がなすすべもなく逃げ惑うさま。MSのスケール感、兵器感のある描写は凄まじい迫力でした。
そんな重力を感じる地上戦をたっぷり描いた後に現れる、ペーネロペーの異質さ。異常さ。
まるで重力などないかのように縦横無尽に飛び交うその姿には、誰もが驚かされると思います。
これらはぜひ、巨大なスクリーンで体感してもらいたいところです。
見所は他にも沢山ありすぎて書ききれません。
最高のスタッフによる最新のガンダム。
ぜひスクリーンで楽しんでください!!
エロスとは価値である。
エロスは価値であるが、それだけが価値なのではない。夢の実現、家族、友情、学問等も価値である。ガンダムは誰がいい男か?見たいな嫉妬をあおるところがあるが、世界観が狭い感じを受ける。顔がいいとか、性格が良いとか、志が高いとか、人生は論理的ではなく、要するに閃きである。最近は論理的に考えすぎているが、人生は非論理的であり、閃きである。存在が在るなんて非論理的である。
同名小説のアニメ映像化。 映画 機動戦士ガンダム逆襲のシャア の1...
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