「今も残るイングランドとスコットランドの因縁」ふたりの女王 メアリーとエリザベス MABさんの映画レビュー(感想・評価)
今も残るイングランドとスコットランドの因縁
正統派ですべてを持ち合わせたスコットランド女王と、悲しい身の上のイングランド女王。 最後にはスコットランド女王のメアリーは処刑されるが、そののちその息子が、イングランドとスコットランドの国王になったという。 ロンドンに住んでいた時に感じたが、今もなお、イングランドとスコットランドは相容れない関係性がある。ウェールズとは比較的平和な関係があるのに対し、なぜこんなに根深いのかと思っていたが、この映画がとてもわかりやすい歴史の一端を見せてくれた。おどろおどろしい雰囲気がここでも流れているが、一癖も二癖もある「女王陛下のお気に入り」のアン女王のほうに軍配は上げる。
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