劇場公開日 2019年3月15日

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「「エリザベス」シリーズをもう一度観たくなる」ふたりの女王 メアリーとエリザベス まおさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「エリザベス」シリーズをもう一度観たくなる

2019年3月23日
iPhoneアプリから投稿

メアリースチュアートについて知るにはいい映画。
カトリックとプロテスタント、イングランドとスコットランド、男と女、それぞれの対立は
権力を奪い合う人間の愚かさを感じさせてくれる。
ヨーロッパの歴史は、何百年も続いていた王家の争いの上に成り立っていると感じた。

ちなみにこの映画を観た後、ドラマの「エリザベス1世」前後編を観た。
ちょうど、メアリースチュアートが、イングランドで幽閉されるところからの
エリザベスが死ぬまでの人生を描いていて、面白かった。
メアリーとエリザベスでは、メアリーが不幸のまま死んでいったというところで終わるが、
その後のエリザベスもなかなか不幸。
女王という、孤独とずっと戦っていくのは、どんなに権力があっても幸せにはなれないんだなと思った。
そして、エリザベス自らが言っていたのは、国民からの愛はお金では買えないということ。

民主主義とか、選挙とか、そんなものがなくても
国民から慕われない王は、長くは続かないと歴史が教えてくれる。

七星 亜李
KEIさんのコメント
2021年1月20日

国も時代背景も全く異なりますが、同じタイミングで民に慕われる城主を描いた安市城グレート・バトルを観ていたので、特にそう思ってしまいました。。

KEI
KEIさんのコメント
2021年1月18日

七星亜李さま
国民から慕われない王は長く続かない…全く同感です。

KEI