「毎年テレビで流してほしい」Fukushima 50 やまぐちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
毎年テレビで流してほしい
この映画には地震のシーン、津波のシーンがあります。辛い過去であり見られない方も多いと思いますが、個人的にはこの映画を作ってくださった方々に盛大な拍手と感謝を伝えたいです。
震災当時小学2年生だった私には何がそんなに重大なのかわかりませんでした。大きな地震だったけどみんなと一緒にいれたし、壊れたものはあるけれどみんな無事だったので。
月日が経ち、自分も成長してニュースなどでみる震災当時の光景は当時と何も変わらないのに別物のように感じるようになりました。見るだけでこんなことがあったんだ辛かったんだと思えるようになりました。
そんな時に公開されたこの映画を見ました。絶対見ると決めており、劇場にて見ました。
スタートから地震、津波のシーンから始まるこの映画は震災当時の福島で何が起きていたのかを忠実に繊細に描いています。
原発の何が危なくて、何が起きていて、何があって帰れなくなってしまった人がいるのか。全く理解できていなかったんだなと思いました。
細かい表現で子供でもわかるようになっていてこれはぜひ学校の地震、津波、原発教育に生かしてほしい映画です。
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