「特攻 美談 映画?」Fukushima 50 ユウ1さんの映画レビュー(感想・評価)
特攻 美談 映画?
まず、監督はどういう立場でこの映画を撮ったのかが気になる。
私がモヤモヤ感じたのは原子炉建屋内に決死隊と称してベント作業を行う人々の場面だ。
この人々は第二次世界大戦の特攻隊を彷彿とさせる。
第二次世界大戦も終わり最早80年近くに達しようと言うのに自己犠牲の精神がどれだけ日本人の文化に根深く突き刺さっているのかと思うと嘆く限りである。
こういう映画を見ると私はついこう思ってしまう。
自分の命を大切に出来ない者に、他人の命を救えるのか?と。
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