「何事も過信と鵜呑みは禁物」Fukushima 50 ヨッシーさんの映画レビュー(感想・評価)
何事も過信と鵜呑みは禁物
まず、真実と謳われてはいるもののこの作品がドキュメンタリー映画ではないということを頭に置いてみましょう。
「何事も過信と鵜呑みは禁物」ですから(ゆっくりゴシップチャンネルさんが常々仰っていること。)
その上で、地震と津波のシーンは想像以上に怖かった。
やはり、日本人の琴線に何か触れるものがあったのだろうか、当時神戸に住んでいて全く被災しなかった僕でも怖いと感じた。なのであの当時被災した方々がもし観ようとされていたらあまりおすすめはしない。
想像以上にリアルで当時のことを思い出します。
これだけは言っておきます。
作品自体は役者さんの演技がみなさん素晴らしかった。特に印象に残ったのは和田正人さん、佐藤浩市さんかな。
ただ、正直に、不謹慎かもしれませんが、言わせていただくと題材に助けられた感は否めない。東日本大震災という15歳以上の人たちの心に深く刻まれている大震災だからこそ胸打たれるものがあったのも事実だと思う。
そして、この映画を持ち出してプロパガンダだとか安倍ガーとか、民主党ガーと騒いでる人たちには本当に呆れ果てる。
まあ一つの意見としていうのならまだしも、私の意見以外は全て間違ってる私の持ってる情報と違うからこの映画はプロパガンダだ。嘘っぱちだ。という排他的な人には本当に軽蔑の念しか起きない。
私はこの映画を見てあの時から9年経って今福島原発周辺がどうなっているのか、あの時原発内で何が起こっているのかを全く知らない、知ろうともしなかった。その事実を突きつけられて調べてみようという気になった。それでいいではないか。と思った。
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