「2011年3月11日14時46分 東北地方太平洋沖地震発生」Fukushima 50 ムービーブラザーズさんの映画レビュー(感想・評価)
2011年3月11日14時46分 東北地方太平洋沖地震発生
3.11。俗に言う、東日本大震災。
私が物心つき始める直前くらいに起きた。当時の私にとっては何が起きたかはわからない。なぜ?そんなことを知る余地さえなかったから。
物心がつき始めたころから、避難訓練後にはしばしば「東日本大震災」が取り上げられた。日本人であるならば、風化させてはならないと。
◯本編について
東日本大震災発生の時、巨大津波に飲み込まれ福島第一原発はSBO(ステーションブラックアウト・全電源喪失)に陥る。このままでは、原子炉の冷却装置が動かずメルトダウンが起き、東日本は壊滅の危機を迎える。その建物の中で奮闘した男達が描かれる。
本編最初から、緊迫した映像が流れ地震の恐怖を植え付けられる。
そして、物語はクライマックスを迎える。観客を泣かせると言うよりも地震そのものの再認識を促す作品であったと思う。
美しく思い出を回想させる桜が満開を迎えた数だけ年は経る。私はこの地震について詳しく知らない。だけど、経験者から教えてもらうことは沢山ある。それを、風化させない方法もある。日本人であれば一ミリたりとも風化させてはいけない。
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