インスタント・ファミリー 本当の家族見つけましたのレビュー・感想・評価
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肌の色を考えずに子供を養子に迎える事に共感を覚える
保守的なアメリカの偽善そのものだが、血も涙もなくやってきた元来のアメリカとは違う。だから、現実にこう言った人達がいるアメリカを嫌いにはなれない。
言葉を変えれば、アメリカの良心と言えるかもしれない。
『狂った果実』は今でもある。しかし、一方でこう言った価値観も生まれていると思う。こう言った輪が広がれば、戦争も無くなると思えるのだが。
安定安心安全のハートフルコメディ
軽めの映画が観たい時にオススメ。
日曜の夜とか。
ジャンルムービーとして、ちゃんと期待通りの話です。
夫婦が素敵でした。家族っていいよねって思える話。映画の中くらい、嫌なこととかいらないよね!
あのアメリカって感じのグループセラピーみたいなの、なんか苦手だけど、本当にあんな感じになることあるのかね?
ラストが裁判所で家族と認められて、ヤッターってなる感じが、ちょっと嫌かも。
なんか、そこをラストにしなくてもさ。権威とかシステムに認められてもねぇ。
でも、あの用務員ぶっとばすとこはサイコーですね。
一緒に捕まっちゃうとかね。
ハートフルコメディ好きなので、楽しめました!
親である人は見た方がいいと思う
コメディーではないなー。
とても良かった。
理想の家族を描いて養子縁組をしたが実際には問題児だったことにイライラ。
可哀想な子供達というだけでわりと覚悟も無いまま父親母親になろうと。
しかし、里親のプログラムに登録されている子供たちは元々家に問題があって
登録されているのでみ、皆心に何かしら傷を抱えてる。
ボクも年齢的に主人公である夫婦と近いので心を開かない子供たちに、
自分だったらどう接するか?また怒ってしまうのか?一緒に考えながら見た。
子供達の中の一番年上の15歳の少女リジーが特に心を開かず
物語の最後に実の親に裏切られ泣いているシーンを見て
子供の抱える闇を理解するということを怠っていることに気がついた。
自分たちの悩みよりもまずは子供達の心のケアであると。
そこを理解せずに接しても結局はインスタントなんだと。
これは何も養子縁組だけのことではないと思う。
自分の子供に対しても同様で、まずは子供の不安や心配など
抱えているものを理解し、その上で愛情を注がなければ
リジーのように「上っ面だけ」である事を感じてしまう。
ボクとしてはリジーの最後の泣き顔を見ていたく反省させられる
シーンだと思い今後の子供達の接し方にもちょっと気を付けて見ようと思った。
素晴らしかった
リフォーム業者の夫婦が3人兄弟を里子で引き取る。一番上は高校生という過酷なチャレンジで、根を上げそうになる。空気を読まないおばあちゃんが素晴らしい。きれいごとでなく、困難を描き、ユーモアに満ち溢れているところがすごくいい。ダメな里親を物笑いの種にしている意地悪さもリアル。児相の職員もすごくいい。
実際は難しいのだろう
これでもかというくらい危機がおとずれ簡単にはハッピーエンドにはならない。実際の養子縁組は相当難しいのだろう。身近に居ないし、想像できない。映画は実話をベースに、監督も里親体験があると言う。マーク・ウォールバーグ、ローズ・バーンの夫婦が一喜一憂し、本当の親になっていくまでを好演。本当の親って何だろう。祖母マーゴ・マーティンデイルや家庭裁判所の判事も良い台詞、随所にハッとさせる台詞があり、最後はハッピーエンドになって良かった。
ドタバタ、ハートフル
アメリカらしいハートフルコメディ。
基づいてる実話もアメリカらしいと思う。
実の親子だってうまくいかないとこともあるのだから、一気に3人も引き取るなんて無謀なことだと思うし、気の良い?二人は暴走気味だし、子供達も手がつけられなくなるし、ハラハラした。
養子縁組を希望する人達の報告シーンが何度かあるが、それが良かったなぁ、と。みんなバラバラなんだけど、人間味あふれていて。運動能力の高い黒人の子を希望する(浮きまくり)シングルマザー。ゲイのカップル。敬虔なクリスチャンカップル、などなど。
最初に成功したかのように見えた家族も未だ成長中ということに気づかされるシーンは泣けた。
これからもまだまだいろんなことがあると思うけど、とりあえず親子になれたということで、ハッピーエンド。
ドタバタコメディだったけど、ちょっと泣けました。
ちょっと結末の誘因が
泣かせられたけど、実の母親と暮らしたかったのに拒まれたからってゆー感じがして残念でした。仕方ないか。実際、実の親の方がいいもんね。でも、結末の本当の家族になる子供達の覚悟と心情をもっと厚くして欲しかった。
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