サムライマラソンのレビュー・感想・評価
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ドタバタレース
日本におけるマラソンの発祥とされる1855年(安政2年)の安中藩安政遠足をモチーフに藩のとり潰しを画策する幕府大老の陰謀を絡めたお家騒動映画です。弱小藩いじめが絡むのは「超高速参勤交代」と同じプロット、原作者の土橋章宏さんのお約束ごとなのでしょう。
一応レースだから出場選手のプロフィール紹介のような群像劇風ではありますが人物が多すぎて散漫、その上、後半は刺客との闘いでレースそっちのけ、ドタバタしているだけで深みがありません。
監督がイギリス人というせいか黒船来航という歴史の転換点をクローズアップ、女性の方からキスを迫ったり、幕府の刺客はブーツを履き拳銃を振り回す西部劇のならず者風、刀で首をちょん切るシーンが多かったのは日本刀の方が野蛮でしょうと言わんばかり、違和感はありますが故意に色を付けたかったのでしょう。
折角の流浪の剣士の佐藤健さん起用ですから殺陣のシーンはお約束、ただ忍びの設定のせいか日本製の飛び道具、手裏剣がメインでしたね。騒動の発端は佐藤健さんの早とちりメールかと思いきや刺客を手引きするのは別の藩士、密告は一通ではなかったのかしら・・・。
VODで観たがクソ
とにかく映像が荒い。開始10秒で昭和の二時間ドラマかと錯覚した。
ストーリがつまらない。何を見せたいのか意味不明。要所要所にグロ描写を挟む意味も不明。
オチが糞。最後まで観た者に対する仕打ちとは到底思えない。
人生最低の作品(作品と形容するのも腹立たしい)と言って差し支え無い。
システム上これ以下の点数がつけられないのが悲しい。
ゴールの先にあるものは
彼らが走るその先には
武家社会の終末へと続いている
彼らが走り去ったあとには
海外からの新しい風が吹き込む
塚本晋也 監督作品 『斬、』を観て以来
時代劇を以前のような「チャンバラ劇」みたいに
気軽な気持ちで観れなくなったわたしには
ちょうどいい、斬新かつ面白い切り口の作品でした。
本作『サムライマラソン』は確かに
きたる東京オリンピック開催にあたり
外国人監督がメガホンを取った
海外に向けたプロモーションフィルムの類かも知れません。
ですので、生粋の日本人の手による時代劇を見慣れた方は
「?」となってしまうかもしれませんが
この作品を通して、従順なサムライ精神だったり
日本人が本来持っている美意識だったりなんかを
海外の方に汲み取ってもらうには
十分な内容だったと思う。
いや、思いたい!
そういう意味では、やはりバーナード・ローズという
外国人監督が制作したことに意義があると思いました。
海外に紹介しても恥ずかしくない!豪華キャスト陣!
佐藤健さん、青木崇高さんによる
「るろけん対決」に胸アツ!
悪意にも似た野心と、藩への忠誠心との
振り幅の広さはさすが!森山未來さん。
麗しすぎて男性に扮していることを
溜飲しづらかった小松菜奈さんの華麗さよ!
本作におけるバランサーであり
遠足でのアンカーでもあった
一服の清涼剤、竹中直人さん。
言い出したらキリがない程の
厚みのある俳優陣たちに
現代の映画戦国時代にサムライの姿を見た!!
2019年/3月5日 劇場にて鑑賞
中途半端なストーリー
一流のキャストで作った中途半端な作品という印象。??と思うことが多過ぎる作品でした。結局、幕府はなぜ安中藩に刺客を送ったのか?もし甚内の密書が全ての原因だったら、こんなマッチポンプで無意味な映画ないですよね、、 なんで、城に戻った時、城主が殺されるかもしれない状況であんなに賑やかに歓迎できるの? 伊助と又右衛門は必要? ペリーのシーンいる? 城が危ない!と戦物を煽りつつ、戦要素が少なすぎ、最後に歴代のマラソンレジェンドの挿入して、どういう目線で見たら良かったのか、最後まで分からなかった。
キャスト陣は中途半端なストーリーのせいで際立たず。でも、森山未來は存在感があった。あんなに声渋かったっけ?
ワラジで山道を疾走する姿に感心
日常的に、山を登る身としては、ワラジで山道を疾走する姿を見るだけで、感心しちゃう。
そこそこソールが圧い靴でも、石ころや木の根を踏みつけると結構痛い。
走っていて、体重が片足にかかる場合はなおさら。
なので、ワラジでの疾走にさぞかし痛かろうと、同情しちゃいました。
特に小松菜奈さん、女優魂感じました。
森山未來の殺陣も肉体美も、なかなかです。
るろうに剣心では味方だった、佐藤健と青木崇高の殺陣にも感慨がありました。
大好きな竹中直人も、見せ所がありました。
イギリス人監督による時代劇に期待してましたが、正直日本語の台詞まわしへの違和感が随所にありました。
日本語ネイティブのキャストなので、大方は問題ないのですが、特定のキャストや、しばしば挿入される台詞の節回しや音量が微妙でした。
千葉真一もタランティーノに、噛んだテイクを採用されたと嘆いてましたが、今回も日本語ネイティブじゃない監督の弱点を感じました。
でも逆に、英語吹替版の完成度は高いかもしれません。
ストーリーでは、刺客への恐怖を煽った割には、呆気なく解決した感じがしました。
矢が当たった藩士も、回復早すぎない?とツッコミたくなりました。
映画素人、つまらないと寝る私です。
映画素人で、よくわかってないアラサーです。
夫となんとなく「俳優さん知ってる人多いし、佐藤健かっこいいよね」というような理由にもなってない理由でフラッと観た映画でした。
超高速参勤交代とか、利子でござる(うろおぼえ)とかそんな感じかと思ってみてたら
アレアレ?ん?
どう捉えたらいいの?笑っていいの?
え、思ったよりグロイぞ。
わー、殺陣かっこいいな!
もうマラソン要素がない?
くまのうんこ?
殺人マラソン?
殺人…殺人…殺人
マラソンサムライって題名間違いなんでは?
と、目を白黒させながら、観た映画は初めてだったと思います。
結局、マラソン再開して、山本未来さんの胸筋に釘付けにされ、一応、題名の通り?にマラソン侍として終わった…と、思います。
なんていうか、よく出来た映画とは思えなかったけど、どうなるのかハラハラして見逃せない気持ちになる不思議な映画でした。
映画が終わって、劇場全体に「なんといっていいんだ分からない」雰囲気が流れて、それもおもしろかったですし、家に帰りながら夫と言い合う感想も楽しかったです。
日本人監督で撮らなきゃダメだわ・・・
先週に引き続き萬平さんが、今度はお殿様w
人斬り以蔵・るろうに剣心と時代劇でも安定感ある佐藤健に、青木崇高、森山未來、豊川悦司とキャストも豪華なのにガラガラでした(^◇^;)
竹中さんの露出が多いだけに、最後に隠密としての大仕事するのかと思ったら終始・・・・^^;;;;
先日のバトルエンジェル級に、姫に違和感ありありで、何か描写も??って思ったら外人監督作品・・・
やっぱ日本人監督で撮らんとアカンね。
マラソンとは…
この映画のタイトルにもあるマラソンですが、全然走ってなかったです。まず走るまで1時間弱弱いシーンで、長いなーとは思いました。ようやく走り出したと思ったらいきなり殺し合い。ほぼ殺陣のシーンでした。
主演が佐藤健さんなのですが、主演という感じがあまりしませんでした。主演にしては出番が少なかったと思います。
侍が走るシーンと現代のマラソンの合成映像は余計でした。コスプレして走ってる人もいたのでわざわざ合成しなくてもいいんじゃないかな…
結構、シリアスですが・☆
「超高速参勤交代」のイメージで行くと違います。
隠密として忍び込んでいた佐藤健が間違った密書を送ってしまった
ことからおこる幕府からの刺客との闘いを描いています。
しかし、何だか物語が薄っぺらい・・
シリアスなんだろうけど、残らないというか・・
佐藤健が忍者の仕草を頑張ってやっているとか、森山未來の演技など
見どころはあるのですが、なんかとっ散らかっている。
小松菜奈の姫様のメイクもやり過ぎ。
ただ、マラソンシーンを含め下級武士などの衣装が良いなぁと
思っていたら、ワダエミでした。
さすがです。
エンドロールで、監督が外国人とあったので、そうか・と
少し納得でした。
つまらない、お粗末
予告が映画館で流れ始めた数ヶ月前から楽しみにしていた。
いつもは、レビューの星評価を参考に観る作品を決めているが、この作品は絶対に面白いだろうと事前に星評価をチェックしなかった。後悔先に立たず。
まずテンポが悪い。
次に、演出の詰めが甘い。演者は皆熱演しているのに。佐藤健を擁してこのつまらなさはなんだ。脚本、演出、編集の罪としか言いようがない。
音楽も全編クラシックで、物語にそぐわず盛り上がらない。
そして、数々の?はてな。
いくら冒頭で創作ですと断りを入れていても、余りに不自然なシーンが満載である。
縄でなわれた乙女が、簡単に牢のかんぬきを開けて、追っ手の目の前で逃げおおせることが出来るのか?何故に鉄砲を撃つだけて、追って走らない?馬を飛ばさない?あんなに人馬が多数なのに!
これ以上書くと怒りのネタバレの嵐になるので止めておくが、クライマックスシーンもハテナが満載であった。
つまり、最後まで面白さを味わえないまま、百余分の我慢をしいられた、正にこの映画そのものがマラソンの過酷さを呈しているのであった。
おそまつ。
ちょっとグロいけど、わかりやすい。
歴史が苦手でも内容はわかりやすいいかと思います。
ただ、PG-12だけあって(?)血や切りつける場面は、けっこうダメでした。
殿が殺されちゃうかもと、ヒヤヒヤしましたが、よかったです。
群馬県人は、観た方がいいかも。
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