サムライマラソンのレビュー・感想・評価
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キャストは素晴らしい
明治維新から150年かー
安政と言うと、安政の大獄とか、桜田門外の変とか、日本が揺れに揺れた時代なので、地方にもそんな緊張が伝わっていたのではないかという着想から生まれた物語なんだと思う。
ただ、本当は、安政の遠足は、幕府に目をつけられるどころか、ちょっとした半分ピクニックのようなものだったらしいですよ(笑)。
幕末の幕府は、現代にあっても、悪者にするには打って付けのエレメントなのだと思うけど…、
ただ、土佐や越前藩をできる限り排除して、薩長中心で構成された明治政府が色々書き換えた歴史を、客観的に見直して、この国がどのように右傾化し、デモクラシーを排除し、日本を自滅の道に迷いこませたのか考えることも必要なんじゃないかと、ふと思ってしまった。
そんなことを思わせてくれたという意味や、きっとワダエミさんがデザインしたと思われる姫や侍女達の衣装がすごく綺麗だったこと、これから期待される役者も多く出ていたことなどから、そこそこのポイントは付けましたけど、物語は安易でした。
テーマとストリームがチグハグな感じ
遠足 notえんそく 「とおあし」
お疲れ様でした
ちょっとグロいけど、わかりやすい。
歴史が苦手でも内容はわかりやすいいかと思います。
ただ、PG-12だけあって(?)血や切りつける場面は、けっこうダメでした。
殿が殺されちゃうかもと、ヒヤヒヤしましたが、よかったです。
群馬県人は、観た方がいいかも。
炎のランナー幕末秘境篇 残念の章
制作は「おくりびと」や「十三人の刺客」などのセディックインターナショナル。プロデューサーは「戦メリ」や「裸足の1500マイル」のジェレミー・トーマス。監督はバーナード・ローズ。当たり外れのGAPがでかそうなメンツだよなぁ、と思いつつも、小松奈菜に惹かれ、この週末の一本目に選択した俺の判断は間違っていた。だって、人、無茶苦茶多いやん!なんで?混んでるのは苦手です。
冗談はさて置き、作り手側メンツからの期待値に対しては、okの下限と言うところだったと思います。
原作は未読ですが、物語りとしては面白いと思います。が、映画としては「やっつけ感」が半端ない。幕府側の内情表現、草、殺陣、ゴールシーン、その他一杯。かなり消化不良。残念感と満足感、半々です。
竹中直人が、明らかに、と言うか、自ら望んで浮きに行ってる。台詞も演出も、半分はアドリブでしょう?褌姿は、監督演出なのか、その場の勢いなのか、竹中さんに聞いてみたい。
役者さんには外れはなかったです。
してやられた。
キャストも豪華やし、タイトルもストレート。今どきの時代劇を想像しての参戦。でもポスター見てたら、監督、音楽、衣装、の欄で軽く混乱。
良い意味で混乱が的中(笑)。確かに時代劇な導入ではあるのだけれど、次第に西部劇なテイストも含みつつ、不思議な幕末日本に放り込まれる感じに。どちらかと言えば「魔界転生」や「里見八犬伝」を視ている印象でしょうか。だもんで、和製平成時代劇を期待してしまうとポカーンな事態に陥る事でしょう。
それでも、草と侍と足軽の違いやなんかは、殺陣をみてもハッキリ違うのは丁寧な仕事な気がするし、小松菜奈は素晴らしい。オチの展開は雑だけれど、それもB級感を煽っていて、わざとだったら凄いなぁと思う。きっと違うけども…(笑)。
因みにマラソンは付け合わせ程度ですので、ご用心。
武士道
とにかく、走る!走る!走る!
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