「なんだかストレスが解消された気がします。」ブルーアワーにぶっ飛ばす reo72987さんの映画レビュー(感想・評価)
なんだかストレスが解消された気がします。
予告も何も見ずに観に行きました。
序盤で思いました、何に向かってるのかもわからない映画だと、それでいてなにか起こるのかと思っても特になにも起こらない。
しかし僕はこの映画をとても面白いと感じました。
理由としては、天然コケッコーという2007年の映画。夏帆は当時15歳前後で、夏帆のキャラというのが田舎に住むすごく清楚な女性、それでいて面倒見が良いという夏帆が綺麗な女性だと思わざるを得ない(実際そうなんですけど)キャラでして、その映画を観た後だからか、今作を観て夏帆の天然コケッコーの時のキャラとのギャップが凄くて驚きました。そこにまず面白みを感じました。どっちでもいけるんだなぁ〜すごいなーと思いました。
そしてシムウンギョンさん、初めて彼女の作品を観たのですが彼女の話す台詞はカタコトですごい印象的で、予告編でも言ってるんですけど、「わけわかんなくておもろいしょん?」というセリフが好きすぎて半端ないんですよね。笑
個人的に夏帆さんが好きだったんですけど、シムウンギョンさんにもハマりそうです笑
その2人が繰り広げる会話劇が素晴らしかったです。
実家に帰った時のシーンが、自分自身祖母の家に帰ったことなどを思い出したりで、なんやかんや懐かしさを感じるんですよね。天然コケッコーの時もそういうのがあったんですけど、すごく心が温まりました。
大衆向けの映画のようなすごい展開があったり、すごいオチだったりだとかはしないんですけど、観た後の余韻が結構残っています。
おそらく俗に言う名作になるわけでも、爆発的に人気が出るような映画ではないんです。
人に勧めれる映画というわけでも無いと思います。
おそらく自分はこの映画を観ていなかったとしたらあらすじを言われても観る気にならなかったでしょう。
しかし観れて良かったと心の底から感じています。