レッスル!のレビュー・感想・評価
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スポ根の皮を被った恋愛映画
あんなエアロビ通いたい
【”スノーピアサーのティルダみたい・・”な若く愛らしき女性の”選択肢”が引き起こした珍騒動を”グレコローマン親子愛”を絡めて描き出す可笑しみ溢れる作品。】
■ユ・ヘジンさんは韓国映画では”少し愛嬌のある普通のおじさん”を演じさせたら、オ・ダルスさん(今は、反省中・・。)と比肩する方だと勝手に思っている。
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ユ・ヘジン演じるギボは且つて、韓国グレコローマンレスリング界(63㌔級)に君臨した男だが、今は息子、ソングン(キム・ミンジェ)のレスリングコーチ。
奥さんは、ソングンが幼い時に他界している・・。
ソングンにはガヨン(イ・ソンギュン)という可愛い幼馴染がいるが・・。
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■前半パート:可成り笑う。
だって、幼馴染のソングンとガヨンがメリーゴーランドに仲良く乗っているシーンから、可笑しい。夫々の視線の先の人は・・。
途中から、美しき女性医師ドュ・ナ(ファンウ・スルヘ)も参戦し、物語はヤヤコシクも面白く進む。
ー”ギボさん、亡き奥さんもあのように仰っているんだから、選択肢はドュ・ナさんじゃないの?”と勝手に思っていたら、あの可笑しき”ギボさん食中毒入院時”の、”ギボさん腹痛で病床に仰臥姿”を挟んでの”小娘VSおばさん”シーン。ー
■後半パート:可笑しみはそのままに、沁みる場面が挿入されてくる。
・ガヨンの決意
そして、ソングンはガヨンと父の相合傘の姿を見て・・、怒涛の勢いで試合を勝ち抜き、決勝戦へ・・。
ーレスリングシーンも見応えあり。キム・ミンジェさん、身体作りも含めて、相当トレーニングしたんだろうなあ・・。こういう所、大事です。-
・ソングンがレスリングを始めた本当の理由が明らかになり・・・
<モテモテ、ユ・ヘジンさんの姿が、途中から”こりゃ、モテるよなあ・・”と思えてくるから、”あな怖ろし”韓国映画の作品製作力、と思った作品。
決して邪道ではなく、正統的親子愛、家族愛をコミカル要素を絡めて描き出した作品でもある。>
ラブコメよりも親子愛
モテモテのユ・へジン
主人公(ユ・へジン)はレスリングの元韓国代表で、今は息子をレスリングの代表クラスの選手に仕上げようと一生懸命だ。
しかし息子が大好きな幼馴染から主人公は告白され、追い打ちをかけるように見合いした女医にも迫られる。
ユ・へジンがモテるというミスマッチが可笑しい。
ヘジンがいい
親子愛に泣かされました!
レスリングと恋愛を通じて、親子間の愛、すれ違い、双方の成長がコミカルに描かれる。深刻過ぎずユーモアを随所に交えながら、国を超えて共通する家族の悩みや確執を丁寧に描くストーリーに、誰もが共感できる。
息子がまだ幼い頃に妻が病死してしまい、男手一つで息子を懸命に育ててきた父親の深い愛情と思い入れが、重たく感じるようになってきた年頃の息子。1人で母親と父親の両方の役割を十分過ぎるぐらい懸命に果たそうとしている分、息子の感じるプレッシャーも大きく、反発も激しく出てしまうのだろう。
父と子の食事シーンで何度か出てくる「冷やご飯」のエピソードなど、2人の関係性と父親の溢れる愛情がうまく表現されており、誰かの息子(娘)である私たち、そして誰かの親である私たち誰もが、共感し涙なしには見られない映画となっている。
韓国映画は、やはり素晴らしいです!
言いたい事は伝わってきたけど。
ユ,ヘジンにハズレなし(笑)
ほのぼのコメディ
設定の面白さ
いいかんじの幼馴染がいて、いよいよ告白かと思ったら「私あなたのママになる」って、実はお父さんの方を好きでした!という設定がいいのね。
設定だけで絶対面白くなるんだけど、台詞回しと演出が良く考えられてて、面白い。さすが韓国映画って感じなの。
お父さんは息子と同い年の若い子に「好き」って言われても困っちゃうから、ちょうど見合いさせられてたファンウ・スルヘと恋人同士のふりをして諦めさせようとすんのね。このファンウ・スルヘがいかれた女の人役で可愛いし、綺麗だし、とっても良い。もっと出番があれば良かったのに。
それでお婆ちゃんが出てきて親子の話が絡まって、娘さんのお父さんへの恋は成就するのか!?と面白く観てくんだけどね。やっぱり、この設定をまとめるのは限界あったね。ストーリーが最後、中途半端に終っちゃうの。
それでも設定の面白さと、それを活かしたシーンの面白さで結構観せてくれるから、まあ、観て損はない感じだったかな。
一方通行
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