死体が消えた夜のレビュー・感想・評価
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土曜サスペンス劇場
ホラージャンルになってたがホラーじゃ無い。
スタイリッシュな土曜サスペンス劇場って感じだった。
ある適度の推理サスペンス好きの方なら途中でもう分かっちゃうと思う。分かるともう何も面白く無い。
テンポが悪い
恐らく結末から導かれたシナリオなんだろうと思うが、どうも監督はミステリーとオカルトの性質が似て非なるものであることを知らないようだ。勿体ぶった挙げ句の伏線回収はあたかも取って付けたかのようである。
つくりが雑やわぁ~
「ロストボディ」を観たことがなくて、こちらを先に見た人が多い事に、かなり驚いた。
「ロストボディ」を既に観たことがあれば、ストーリーが面白い事は分かるだろうし、
逆に「ロストボディ」での大きく衝撃を受けた故に、このリメイク版の粗さが目立って楽しめなかった。
(不倫の園に「住んでた痕跡がない」ってのも、セリフ一言で片づけられて、なんかやっつけっぽかった)
「ロスト~」のように、やっぱり最後は恨みを晴らして、殺してほしかったし、刑事の謎解きも、もっと綿密な感じで進めてほしかった。
ただ1点だけ、この作品が「ロスト」より良かったのが、不倫相手役の女の子。むっちゃかわいい。
そこだけは強調。
テレビで放送してたら、「ロスト~」は再度観たいと思うが、この「死体が~」は観なくてもいい。
ロストボディのリメイクってちゃんと謳って欲しかった
最初はホラーかと思ったが意外な展開に
どんでん返しというか壮大な計画と緻密な計算による復讐劇
格差婚の 若い 大学教授
財閥の年上の嫁を 新薬を使って 殺害
死因は心筋梗塞
殺そうと思ったのは 教え子の女子大生に惚れてしまったため しかも妊娠させた
殺した妻の死体がいきなり消えたため 動き出す物語
酒浸りで やり手には見えない伝説のデカ
奥さん( 幼い妹がいる 婚約者とわかる)を 失っていることがわかる
カタレプシー
新薬は8時間で効くっていうのが肝だから時間が入ってたのか
オカルトかミステリーか。
冒頭はどちらなんだろうという展開。大財閥の妻に尻に敷かれっぱなしの大学教授の夫。未認可の毒薬で殺したはずの妻の遺体が安置所から消えてから、不可解な電話や手紙、電灯が点いたり消えたりの演出。不倫相手の学生にも魔の手が迫る。警察から遺体隠しと妻殺しを疑われ、取調べられるが、遺体はどこへ?まさか不倫がバレて、復讐のために生き返ったのか。実は取調べる刑事による壮大な復讐劇だった。妻を昔、財閥夫婦の車で、ひき逃げされ、遺体は隠され見つかっていなかった。妻の妹も当時事故に巻き込まれたが、奇跡的に助かっていた。遺体を見つけるために、妻の妹は大学教授の不倫相手になりすまし、二人で企てたのだった。執念たるや恐ろしいが、復讐を果たした後、特に何もない、何ともやるせないラストでした。
スペイン映画『ロスト・ボディ』のリメイク
前半は遺体安置所から亡くなった会長の遺体が盗まれ、その夫であるパク・ジンハンが呼び出され、尋問を受けるという密室ミステリー風な展開。盗まれた経緯やジンハンが殺害した記憶映像などを交錯させるだけさせて、彼が殺人犯であることを導き出そうとする様子がうかがえる。しかし、そもそも呼び出されたのは死体が消えたという点ではないのか?と、後半に入るまで疑問符が付きまとう。
ジンハンが精神的に追い詰められていく様子や妄想に苦しむ姿などは見ていて面白い描写が続き、推理するよりもサイコサスペンスといった雰囲気を楽しむことができます。ところが、終盤になると過去に起こったひき逃げ死亡事故が唐突に描かれ、呆気にとられてしまいます。途中にヒントのような未承認麻酔薬アンプルが登場したりして、後から思い出すと納得はできるものの、この意外性は推理しようがない!かなりずるい手法のプロットだと感じてしまった。
その他、納得できること以外にヘジンとの電話のやりとりなどは逆に不自然さも感ずるし、マンションの部屋が綺麗になってたことも説明がない。ジュンシクチーフの復讐劇であるなら、もっとそちらをメインにしても良かったんじゃないかな・・・
復讐劇
死んだはずの奥さんが本当は生きていて浮気夫に復讐するのか、誰かが何か目的があって死体を隠したのか、普通におもしろいと思って観ていた。結局刑事がひき逃げされて死んでしまった恋人の復讐の為に、恋人の妹と2人で女社長と玉の輿教授の夫婦を罠にはめた。
韓国映画にありがちな復讐劇で、ちょっと残念。
これはホラーか、サスペンスか…
これは面白かったなぁ
始まりはオカルト映画なのか?と思わせつつ、最後は社会批判も込めたサスペンス映画として完結した映画だった
大手製薬会社の会長で、大学教授(キム・ガンウ)の妻が亡くなり、その遺体が安置所から消えるという事件が起きる
刑事のジンハン(キム・サンギョン)は、夫から事情を聞くうちに、様子がおかしいことに気付き、疑い始める…
この映画の下敷きには
韓国社会の問題点である格差社会がある
悪いことをしても、平気な顔をして生きている上流階級の人たちに対して
小市民が告発したところで、大した罪は問われない
それならば、上流階級の人たちから酷い目にあわされた人たちが、
彼らにそれ相応の償いをさせるには、どうすればいいのか
何をしたらギャフンと言わせることができるのか
という、韓国らしい「恨み」が、この映画のベースにはある
しかし、前半では、そんな背景を一切感じさせず、まるでホラー映画のようなテイストでスタートする
主人公は、若い大学教授である
彼は、元々は庶民だったにも関わらず、年上の製薬会社の会長に気に入られて結婚し、苦労せずに上流階級への仲間入りを果たす
ところが、ある程度の地位を手に入れたところで、若くてかわいい学生に夢中になってしまい、その地位まで引き上げてくれた妻を捨てようとする
その教授は、観客からすれば、同情の余地がなく
そんな庶民の風上にも置けないような奴は、どうにでもなれ!と思わせるようなタイプの人間だ
そして、そこまで描いて、主人公が全ての観客を敵に回したところで、この映画の「本当に描きたかったこと」が暴かれるのだ
その切り替えがお見事だった
きっと、多くの観客の胸がスッとしたに違いない
その全ては因果応報であり
悪いことをした人間には、後で必ず自分に振り返ってくるのである
その中心にいるのが、庶民とはかけ離れた生活をしている上流階級の人たちであり、
だからこそ余計に、庶民が上流階級の人たちに仕返しする姿に観客は喜ぶという韓国らしさをはらんだ映画だった
時には笑えるところもあり、楽しめるエンターテイメント作品なので、ホラーが苦手な人でも安心してる楽しめ作品になっている
後半まで我慢が必要!
序盤の展開が結構退屈で寝そうになったことが何回かあった。このままだと相当つまらない映画になってしまうと思っていたら、後半はなかなかの展開に。
これってこういうことなのかな?って予想を上回ってきた。そっちの死体ってことね。そういう意味では面白かった。
で、冷静に考えて、殺したいほど憎んでいる男と恋人として付き合うフリをするなんて相当な演技力が必要だなと思った。
久しぶりな予想外展開の韓国サスペンス映画。
イタリアのリメイクみたいだけど、ホラー的な怖がらせ方で見せつつまさかの結末なサスペンス映画。映画ならではのトリックもあるけれど種明かしの展開はすじがきちんと取れていてびっくり。そうきましたか、って感じ。結末をいろいろ予想しながら見てたけど全てハズレでした。面白かった。
消えた死体は
たった一夜の出来事である必然性が面白い。
度々挟まれる時刻表示にもきちんと意味がある。
製薬会社だからってそんな作品に都合の良すぎる薬を作られてもね…とは思いつつ。
テンプレのような破天荒刑事のキャラが逆に胡散臭くどうも鼻について、主人公ジンハンを応援しながら観ていた。
不倫の果ての妻殺しと、やってることは酷いことこの上ないんだけども。
支配的な妻の態度から、彼の心の平穏を思うと致し方ないような気になってくる。
操作の方向と主人公目線の主軸がズレたまま進んでいるかと思いきや、突然の展開と強制的な転換に驚いた。
消えた死体、なるほど。
綺麗などんでん返しに綺麗な終わり方で納得できるし面白かった。
しかし考えれば考えるほど無理があるような。
せっかく魅力的な妻のキャラが落ちてしまうし、ヘジンとの電話に矛盾があったり、伏線ともいえないお粗末なポイントが多くてなんだかなというかんじ。
説明的すぎるネタバラシとミスリードを誘うあざとい要素が多くて少し萎えてしまった。
ちょっとしたオカルト風演出やどんどん追い詰められる主人公の変わり様が好き。
最初は結構頭の回転が良くて、一瞬でアリバイ工作もできる彼の詰めの甘さやボロが出てくる瞬間は苦しくて楽しかった。
期待していたドス黒い感情の絡みや妻の策をあまり観られなかったのが残念。
話自体はよく出来ていて面白い。案外普通の謎解きサスペンスだった。
二時間ドラマや小説で出会えばまた違った印象を受けていたかもしれない。
迷路
180本目。
緊張と緩和のバランスが絶妙。
入口は入りやすいけど、進むにつれどんどんハマってく。
ちょっと間の抜けた感じの人が、オカッパってのも鉄板と言うかベタだけど分かり易い。
ただ観終えて思ったのは、作品の為なら都合のいい薬を作っちゃえばどうとでもなるなと。
あと月曜日メンズデーで1000円で観れたのが嬉しかった。
ちょっとしたクリスマスプレゼントかな。
カタレプシー
嫁に頭が上がらない逆玉教授の完全犯罪失敗物語。
浮気相手に子供ができたことを切っ掛けに完全犯罪を目論んで嫁を殺したが、司法解剖を前に遺体が消えてしまい疑われてというストーリー。
サスペンスではあるけれどちょっと話が唐突で、その後説明的に辻褄を合わせて行く描写が多く後付け感がある。
大した権力だなってお前がいうなという冒頭からのながれだし、ミスリード部分は最後まで辻褄が合わないし、話自体はつまらなくはないけれどサスペンスとしての衝撃や面白さはあまりなかった。
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