「怪獣映画として十分楽しめるのに・・・一部がっかりだよ・・・」ゴジラvsコング CBさんの映画レビュー(感想・評価)
怪獣映画として十分楽しめるのに・・・一部がっかりだよ・・・
大枚2,100円(60歳以上)支払って、Dolby3Dで観たよ! (俺、最近、怪獣映画には大盤振る舞い)
「キングコング 髑髏島の巨神」で書いたように、故・円谷英二特技監督がやりたかったであろうことは、ハリウッドがやってくれている(もちろん日本でも、庵野監督や樋口監督が)。今回もそれを堪能することが十二分にできた!!
CG時代って、どこまでいくんだろうか。モーションキャプチャー技術の向上によって、怪獣たちの動きには、もはやなんの違和感もない。
そういうわけで、たいへん楽しめた本作だが、一点、非常に納得がいかないところがあったぞ。
「地下世界説」とか、「地下世界との境目に重力反転がある」とか、「エイペックスサイバネティクスは、人間の潜在能力を拡張する」みたいな、彼らは兵器を作ろうとしているんだと暗示させるようなセリフは、SFテイストを求めているんだろうということで、まだいいと思うし・・・重力反転に耐えられる輸送機 Heave ができちゃうのも笑って楽しめばいい範囲だ。(「イルミナティが金を出している」も、ぎりぎりOKかなあ・・・微妙だ、アウトかな)
しかし、「水道水に混入しているフッ素は(虫歯防止ではなく)人間を洗脳しやすくするため」 というトンデモ話を、こうした映画で真面目に語るのはどうなんだろう? 子供たちに間違った情報を与えるのは、正直、大人がやることとは思えない。
英語版からそうなっているのか、和訳の段階でそうなったのかは、自分には知る由もないが、とにかく残念だ。 せっかくの映画が台無しだよ!!
2021/7/24追記
別サイトだが、「たいらー's Hobby Block」の「ゴジラvsコング」に、これらを含めた全体像が描かれていた。なるほど、これも含めて小学生レベルの脚本なのか。それでも、「大人は、トンデモ説を子供が信じちゃう危険性があるような誘導を、間違ってもしてはいけない」という思いに変わりはない。
「根拠のない陰謀論を信じたらこんな目に遭うねんで」って子供に教えるための演出ですね。これくらいデタラメやと「全くの嘘やから」って言いやすい。むしろ害があるなあと思うのは占い系とかスピリチュアル系。当たる部分もあるだけに厄介です。
嬉しいコメントありがとうございます〜♪
CBさんに、そう仰って頂けるのは光栄の至りです。
次回の特撮ネタは、シン仮面ライダーになるかもしれませんね。
このジャンルに関しては万人ウケは狙わず、CBさんに笑って頂けるレビューを目指します♪
CBさんコメントありがとうございます。水道水の件忘れていました。とんでもないですね。ご存知だと思いますがメトロン星人が地球人を狂わせる為にタバコに薬を入れていたのを思い出しました。
昭和歌謡は結構入れてます。最近の歌はサイクルが早くてついていけません。