「面白かったけどゴジラ映画とは認められない」ゴジラvsコング きのこさんの映画レビュー(感想・評価)
面白かったけどゴジラ映画とは認められない
最初に謝っておきます。私は偏屈野郎です!
前から思ってたんですよ
アメゴジには魂が感じられないと
怪獣映画としてはね…面白かったんですよ
でもね…ゴジラを理解してねーよと(面倒臭いファン)
怪獣プロレスとしては超派手でやっぱり哺乳類のコングが謎アイテムを手に暴れると迫力満点
ゴジラの対等のライバルとしてはこれ以上の相手はいないだろうってくらいバッチリだった
観る前から最後はこうなるだろうと予測していたがあるキャラの絵を見ていたおかげてほぼ完璧に話の流れを当てる事ができた。それでも面白かった
だったら何が認められないのかというと
芹沢の名前に対するリスペクトが全く感じられなかった事ですよ。スタッフは初代ゴジラちゃんと観てるの?
芹沢はただの登場人物じゃないのよ(怒&泣)
ゴジラ映画とは認められないけど面白かったから点数引いたりとかはしません。映画としてまっとうに評価します
でもね…納得いかないのよ
やっぱり外国産ゴジラは認められない
最後に一言
ところでメカニコングは出ないの?笑
いやいや、元の脚本はちゃあんと「芹沢の息子」を重視したものだったようです。
旬くんの英語特訓がどうしても「映画として配信出来るレベル」に至らず、監督も苦渋の選択で脚本を大幅に変更するしかなかったとか。
いっそ、日本語で演技させて台詞は米国声優にアテレコさせるとか、もっと英語力のある俳優に切り替えるとか、もうどうしようもなかったのでしょうかねぇ。
元の脚本、観てみたかったです。
「父と違う理念に立っているその理由」が気に入って、オファーを受けたそうですから。小栗旬は。
とりあえずは、キングコング映画なのでw
芹沢博士へのリスペクト不足もさることながら、マディソン以外のドハティ・ゴジラの主要登場人物の扱いが雑でしたね!