ノーザン・ソウルのレビュー・感想・評価
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レアグルーブがビンビンです‼️
撃ち抜かれました。
もちろん、音に‼️
聞いたことのないソウルミュージックが、
自分にとっては新鮮すぎて終始持って
かれる始末。
「ノーザン・ソウル」なる括りが
あることを知らなかったことが
恥ずかしく思うと同時に、かれこれ
いろんな音楽を聴いてはいるものの、
まだまだ知らない、楽しい音があることを
知り、とても幸せな気分。
自分なりの解釈では、リスナーカルチャー
であり、ローカルブーム。
エドウィンスター、サルベイダーズ、サムディーズ、レオセイヤー・・・、ヤバかったー。
音と酒ではなくて、音とダンス。
DJとオーディエンスではなく、
DJとダンサーのガチンコ感に、
夜通し踊るためのアンフェタミン。
このフォーマットは、30年前のアシッド
ジャズや、その後のブレーキンビーツに
通じているのだとすれば、ukクラブ遊びの
お手前なのかもしれない。
そういえば、10年前に1人で行った
ロンドンのクラブは、ナンパな雰囲気は
皆無で、それぞれがDJが放つ音と
タイマン張ってるかのように、みんな
バッキバキに踊ってた。
もちろん、ジャパーニーズロンリーボーイは
気後れしたけど。
駆け抜ける青春そのもの
70年代のイングランド北部を舞台にしたティーンムービー。
労働者階級の若者から生まれたムーブを中心に、それぞれの青春を描いたような作品。
作品のキモだけに選曲がすごい良く、キラキラしたファンクで溢れています。
細かい部分ですが、劇中に出てくるレコ屋の視聴ブースがすっごく格好良いんですよ。
恋したり、喧嘩したり、まさに駆け抜ける青春そのもの。
すごい爽快感のあるラストでした。
青春なんて痛くてナンボな、音楽&青春映画の金字塔。
「Chess」の一語が通じる人が、ここに居る事を望む。イギリスで巻き起こったムーブメント、Northern Soulが掘り続けたシカゴのSoul Musicの中心にあったのがChess Record。本当に大好き。Chess Northern Soul。Chicagoのタテ乗りBlack Music。時として、GlooveよりBeat重視。泥臭くて芝居じみた進行。Female VoはCuteこの上なく。ストリングス、パーカッション、テープで被せる効果音、なんでもありで実はカオスなアレンジ。 モータウンはブロードウェイ、こっちはオフ・ブロードウェイ。もうアカン。この時代の音楽が好き過ぎて痺れる。
今年1st-QTRで一番楽しみにしてたのが、これと「天国でまた会おう」。良かった、とっても!
兎に角イタイ。何から何まで。
思春期、反抗期、年上のオンナ。悪っぽく大人びた友人と、更に異世界のオトナな友達の兄貴。クソッタレな学校を飛び出し家出し、夢を追いかけ、チャンスを手にして逃して、危ない道に迷い込み。喧嘩別れし、オンナを知って、初心に帰って友情再構築。
Northern Soulが取り持つ人間模様の暑苦しさ、痛さ、臭さ、危うさ。全部引括めて堪らなく好き。もちろんのことNorthern Soul最高!
万人にはオススメ出来ない、イタイ青春時代を送った人向けの、最高にグダグダでクソな、愛すべき青春物語でした。リピート確定。
でも、ヒロインは、欲を言うと、も少し可愛くっても良いかと。このイタさはチョット駄目かも。
THE 青春!
自分の居場所や夢、やりたい事を見つけ追求するあまりに苦しんで、もがいて… でも楽しくて
若い時って誰でもそうだよね
全力で本気で
でもそこに信念があるから自分を見失わない
友の死は悲しいし、失った時に大切なものに気づく
「新しいレコードあるんだけど聴いてみない?」
たわいもない青春の1ページなんだけど、予想以上に良かった!
2019年ベストムービー!⭐️✨
今年オススメの、
最高のポップコーン・ムービー…(笑)
イギリスの音楽文化に興味がある方は、必見です!(笑)
*ルーサー・イングラム・オーケストラって、kokoレーベルの、あのルーサー・イングラム?
まあ、インストでしたけど…それに、全然マッスルショールズの音ではなかったし(笑)
→パンフに詳細が記載されてました。
*ロックやそのルーツになるブルースやリズム&ブルース、そしてレゲエと、音楽文化が豊かなイギリスでも、74年という時代、保守的な地域ではなおクリフ・リチャードとかで踊ってたんだ…というのが、ちょっとした驚きでした。
*平日のレイトショーでガラガラなのに、他人の真横に敢えて席を取る人がいるが、どうしてなの?
レディース・デイだから?…キモいわ!(笑)
だろ!?心斎橋の"迷彩服"さん!アンタだよ!…(>_<)
Fuck You Off !!!🖕
単館系のイギリスの音楽青春映画❗
星🌟🌟🌟🌟 イギリス版ボヘミアン・ラプソディーのような作品かと思ったら音楽好きな若者の青春映画でした❗でもイギリス映画独特の垢抜けてない感じや退廃的な作風が昔見たユアン・マクレガー主演のトレイン・スポッティングに似ていて私は好きです❗ハリウッド映画と違ってイケメンと言うより近所のお兄ちゃんみたいな若者が出ているので親近感が湧きました❗私は面白かったです❗
音楽を楽しむB級青春映画
ソウルミュージックのレコードを漁り、踊れる(踊らせる)曲を探していく。そんなDJをめざす若者たちを描いた青春映画。
もちろんかかるのは60年代のソウル。ソウルミュージックにあまり詳しくないからほとんど知らなかったが、どれも踊りたくなるような曲ばかり。
こんな青春映画いいよね。好きだ。
でも、話の展開には物足りなさも感じた。友人たちや女性との関係性に深みがないのだ。
だからあまり考えず音楽を楽しんで一緒に踊る気持ちで観賞するのが正解。
一昔前ならアラン・パーカー監督が撮っていたかも知れない
一昔前ならアラン・パーカー監督が撮っていたかも知れない
さらば青春の光、ザ・コミットメンツと同じく正統的な系譜に連なるUKの音楽シーンを中心に据えた青春物語だ
時代的にはその中間というか、前者の映画の10年後が舞台になる
ノーザンとは英国北部のことを指す
舞台の町バーンズワースは架空の名前で恐らくマンチェスターのことだろう
1974年といえばフィラデルフィアソウルの全盛期だ
第一次ディスコブームだ
日本もこの頃に赤坂のムゲンや六本木のエンバシーといった伝説のディスコがオープンしている
一方英国の北部では、その頃そのような主流のヒット曲には目もくれずこのような世界が合ったのだ
さらば青春の光で描かれた世界が、時代が流れてもこのような形で続いていていたということだ
ソウルとはもちろんSoul Musicのこと
一言でいえば米国での黒人向けの歌謡曲
それがディスコブームを経て世界的にポップスの下敷きになり、殆ど全ての流行歌はこれの影響下にあるといえるだろう
そして誰も知らないスゴイ曲を発掘してフロアの客を驚かせるDJのスタイルはこのノーザンソウルの世界からの流れだ
米国でも同じ流れはあったがそれは、NetfrixオリジナルのビデオシリーズGet Downで描かれるとおりの展開を遂げrapや繋ぎ、スクラッチといったスタイルを産み出していく
日本ではこのようなクラブシーンはずっと後年のことになる
同時期はソウル好きのレコードコレクターが個人的に集めているのみであった
それが次第にコレクター同士のサークル的な活動となって、ひっそりとソウルをかけるバーに集まり秘蔵のレコードの自慢をしあう程度で、どちらかというと聴き鑑賞することが主体で踊ることはほぼなかった
つまりソウルが好きなレコードマニアだけの閉じられた世界だった
ノーザンソウルは彼らの収集した膨大なコレクションの中に含まれていたが、それがノーザンソウルというくくりで認識されるようになるのもずっと後年のことで、その概念もUKのコンピCDから理解されてきた流れだろう
しかし、この膨大なコレクションは今や世界的に有名になりそれを求めて世界中のコレクターが日本にレコードの買い出し、発掘にくる時代になった
インターネットの世の中となり、ebayでレアシングルを日本とUKのマニアが高額で競り合うのは日常のことになった
ただ残念なのはレアなもの高額のものが素晴らしい、それを持っている俺エライという昨今の風潮は頂けない
そんな格好悪いことは本作の登場人物はしない
本当に良い曲、知られざる名曲を発掘すること、そしてそれでみんなを楽しませることが主体のはずだ
それはレアであるとか高額であるとかは一切関係がない
だから、21世紀の現代なのだからもはや7インチのレコードでなくネット音源であっても構いはしないのだ
それを理解できない人には本作の本質が全くわからないと思う
映画としては今一つなのは否めない
しかし中盤以降俄然物語が走り始める
主人公とキャッシーが車の中で結ばれるシーンは忘れていた熱いものがある
音楽はさすがにのれるいい曲が沢山聴ける
好きな人は是非観るべきだ
観終わった後、神戸で一番の老舗ソウルバーのムーンライトとノーザンソウルを聴けるパブで有名なパブケネスとはしご酒してしまいました
最高に美味しいお酒を飲めました
"カバー・アップ"
唐突に終わってしまうのは「JIMI:栄光への軌跡」を思い出す呆気なさ。
でも、ここからが本番のように"Northern Soul"への探究心は増すばかりで突き進む。
監督がリアルタイムな人だったからこそ本当にこのカルチャーが撮りたかった、そんな作りが遺憾なく発揮されているようなシーンが満載。
とにかく!踊り狂え!!
ブリットロック好きの自分には
踊れる場所が欲しかった〜!
カリテなら、スクリーン前で踊れそう〜〜
ボヘミアンラプソディーがシングアロング上映するなら、ノーザンソウルはダンスアロング!!
ほんと踊りたくなる曲がかかって楽しかった。
ただ、どうしてメラニーとレオサイヤーをシニカルに使ったのか??
ミックハックネルもポールウェラーも、みんなこの時代を駆け抜けたんだ!
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