ミスター・ガラスのレビュー・感想・評価
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まぁ、こんなもんでしょ
期待どおり(?)の“中の下”でした。
『アンブレイカブル』から続く荒唐無稽な設定ではありますが、鑑賞に耐えるリアリティを付与してくれたのは、『アンブレイカブル』でヒーローたる父親を慕う息子と、『スプリット』で生き残った少女──この2人の気持ちのこもった演技だったように思う。
あ、あとマカヴォイ先輩の見事な怪演は言わずもがなですがね。
個人的には、他に新鮮味や驚きはありませんでした。
話は少し変わりますが、映画館へ観に行くと、いつも必ずパンフレットを買うようにしているんですけど、パンフが存在しない新作映画ってあるんですね。初めてでした、こんなこと…。
専用ドメインのティザーサイトも立てていないみたいだし、配給がチカラ入れていないってことかなw
今後シャマランの新作が上陸しても、鑑賞候補から除外することに迷いはなくなりそうです。
18年ぶりの続編。
「アンブレイカブル」(2001)のまさかの続編。さらには「スプリット」(2017)もからんでくる。映画ファンとしては夢の企画といってもいいくらい、なのだが。。。
デビッド(ブルース・ウィリス)、ケビン(ジェームズ・マカボイ)、さらにはイライジャ(サミュエル・L・ジャクソン)までがある施設に監禁される。
彼らが人とは違うと思っている能力は、実は妄想だと考えている医師(サラ・ポールソン)の研究のために。
今回のM.ナイト・シャマランの脚本は一筋縄ではいかないものになっている。これまではわりとストレートなストーリー展開で、最後に世間をあっといわせてきたのに、今回はその要素があまりなく、平板に物語が進んでいく。
この続編はなくてもよかったかもしれない。ケビンとひっつけたのは得策ではなかったか。
見事
シャマランらしい
前作の話を忘れかけてましたが、今回またシャマランとブルースウィリス。
ブルースの無口っぷりがすごい。
あきらかにヒーローであるはずのブルースが犯人と一緒につかまってしまう。リアリティがちょっとどうなのかっていう感じですが。
物語の大半が牢獄のような完全監視状態の精神病棟で進んでいきます。
退屈かと思いきや意外に引き込まれる感じで最後まで見れました。
多重人格、サイコパスみたいなものと、超人的能力が出てくるサイコアクション?サイコファンタジー?独特の世界ですね。
XMENと羊たちの沈黙を足して二で割ったような作品と言えるかもしれませんね。
久々にシャマランらしい映画を見たような気がします。
しかし本人出演シーンが無駄に長かったな、今回(笑)
アンブレイカブルの後日彈
シャラマンが、カメラ目線過ぎる(笑)
変なところ気になってしまいましたが、
三部作のまとめになっていて面白かったです。
今回は多重人格は前回より増えて
20人位あったみたいで、エンドロールの
役名を数えちゃいました。
最後の最期に三人中、一人だけ何となく不明点あり、
続きもありそうな余韻ありでした。
よかったです。
ミスターガラス
前作を見ずに鑑賞したけど考えさせられる場面もあり楽しめました。
人とは違う特殊な能力を持つ者達が集められ、悪と戦うために集結させられるのか?と思いきや精神科医の分析と治療によって平均化を図られる。その能力を用いて善・悪どちらに使おうとも、均等化される社会ではあってはならない存在なのだ。
前半、精神科医目線で見ると、本当に彼らが妄想や脳の異常が引き起こすのかもしれないと思わされてしまう。自分がかつて繊細に感じてた記憶もそうだったのかもなと恥ずかしくなったり。
後半、彼らの脱走はトゥルーマンショウのような統制された社会にヒビを入れる計画だったと知る。
人と違うことで生きにくさを感じる現代社会を皮肉っているように見えた。
オオサカタワーに行ってみたい。ロッキーの像とともにフィラデルフィアへ!
石川県での上映がなかったのでお隣富山県まで観に行ってきました。結果、俳優の演技、特にジェームズ・マカヴォイの演技は身震いするほど良かったのですが、遠出してまで観る価値があったかどうかまで考えると★が一つ減っちゃいました。しかも行ったついでに復習のための『アンブレイカブル』のDVDまで買ってしまってるし・・・。ちょっとヤケクソ気味になってしまい、フィラデルフィアまで行ってやる!とまで意気込んでしまいました(実在しそうにないので、もう冷めましたが)。ちなみに『スプリット』は未見。
24もの多重人格者ケヴィンや、過去にテロを起こした高知能のイライジャは病院施設に収監されるのは単純にわかるのですが、なぜ正義感の強いダイハード男デヴィッドまで隔離されなきゃならないのか。全ての作品を観てるわけじゃないのですが、これぞシャマランの手法。意味不明な伏線を終盤まで残しておくのが彼らしいところ。また、そのどんでん返しがつまらないためにずっこけるのもシャマラン流だ。
3部作だということなので、忘却と未見作品があるので的確なことは書けませんが、精神科医ステイプルと謎の団体の意図がヒーロー潰しにあったという恐ろしい事実。非現実社会に憧れ、覚醒していない能力をそのまま閉じ込めさせるという大胆な発想には恐れ入った。ヒーローコミック排他の団体(?)のようなものか。終盤に監視カメラの映像を全て消去しようと試みるも、イライジャ=ミスター・ガラスが知恵比べに勝ったというストーリー。どこまでダウンロード件数が増えるかという、息子、母親、被害者の生き残りがわくわくしているラストシーンは驚愕とは言えない。何しろ、悪い奴VILLANもヒーローと一緒に扱ってるのが、自分の知能が低いせいか、わからないままだ。能力が覚醒すれば、ヒーローもヴィランも関係なく、彼らを政府(じゃないかもしれない謎の組織)が恐れているという漫画チックな考えでいいのでしょうか?マーベルもDCも能力を悪に利用するというハッキリした敵の存在があるのに、それとは真逆の発想なのか・・・難しいシャマランワールド。はっきりわかったのは18年間で骨折回数が40回増えたということか。
『アンブレイカブル』復習と『スプリット』を観てから追記します・・・
続編だったのね…
ヒーローが好きなら観るべき作品
marvel、dcが好きなら観ておくべき作品だと思う。
これは、正義vs悪ではなく悪vs闇なのだ。
X-MEN「ダークフェニックス」もあり、ジェームズ・マカヴォイさんの役の広がり具合が怖いくらいだ。
続編を期待したかったが、ヒーロー3人の死に方は後世に語り継がれると思う。
繋げなくても
納得できないラスト
この映画を三部作の三作目として観ないと不明なことは多々あるようだ。「スプリット」しか観ていないので、あとは観ながらの推測になるが、筋を追うにしたがって、全体像は見えてきた。
人に触れるとその人の過去が見える、不死身の体を持つ男。二十人以上の多重人格”群れ”に支配された男。脆い肉体でありながら抜群の知能を持つ男。彼らと、そのほかにも似たような人間の規格を越えた異能をもつ人間を隔離して、それを解明しようとする組織。彼らは、アメコミに出てくるヒーローを、純粋な正義漢とみることをしない。
誰がヒーローで、誰が悪役なのか、既成観念をぶっ壊しにかかっているこの映画、最後の最後に、「え?その路線でまとめるの?」とびっくり。ラストの三人が手をつなぎ、行く末を嬉しそうに微笑んで未来に希望を持つ、でいいのか?たしかに、こっちはちょっと涙を誘われた。だけど、ちょっと待てよ?あいつをヒーローにしていいのか?って反動がすごい。
レビュー書き忘れてた。
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