「独房って、どの程度耐えられるのでしょうか?」パピヨン よしさんの映画レビュー(感想・評価)
独房って、どの程度耐えられるのでしょうか?
無実の罪で植民地の牢獄に収監された主人公が、必死に脱獄を試みる物語。
スティーブ・マックイーン主演の映画のリメイクのようですね。オリジナルは未鑑賞です。
思いのほか、リアルでシリアスな展開に圧倒されました。
牢獄の惨たらしさ、独房の恐怖、人間の性(さが)と汚らしさ、そして人の生命力。
それらが巧みに、そして強烈に映し出されていました。
脱獄シーンの緊迫感もしっかりとあり、また、ラストシーンの海の青さも強烈で、非常に良い印象を持ちました。
ただ、個人的にややマイナスに評価したのは、「汚らしすぎた」こと。トイレや吐しゃ物、汚らしいスープ等を見せられると、辟易した気分になってしまいます。それだけリアルに描いているともいえるのですが・・・
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