「四面楚歌」パピヨン Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
四面楚歌
1973年スティーブマックイーン版のリメイクで、フランス領ギアナの孤島にある刑務所に殺人の罪を着せられて終身刑で投獄された男の事実に基づく話。
1973年版を最後に鑑賞さたのは30年ぐらい前だと思われ、あらすじや流れは何となく覚えているし、かなり面白かった覚えはあるけれど、今作をみながら種々思いだしたレベル。
貧弱だけど金を持っている詐欺師のドガを取り込み再三脱獄を企てるパピヨンというストーリー。
原作は読んでいないけれど、そういえばただの金蔓として利用するだけじゃなくて男気あふれるし、出来る曲者というマックイーンらしい役どころだったなと思いだしたり、仕事や独房の凄絶さを思いだしたりしながら鑑賞。
Gも…wow.。
オリジナル版との比較が出来る程鮮明に記憶があった訳ではないけれど、看守や受刑者とのドロドロドラマや男臭さはそのままに、セットやギミックは現代の製作らしく安っぽさがなくなった感じなのかな。
73年版を見れば良いんじゃない?という感じや、これをみたらオッサン的にはマックイーンに浸りたいという思いが沸いてくるのは否めないけれど、これはこれで面白かった。
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