殺さない彼と死なない彼女のレビュー・感想・評価
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「死ね」が多すぎる。そして冗長・・・
原作未読
無駄な群像劇
原作は全く知らないが間宮も桜井もしっかりと役作りしたんだなと感じさせてくれた
役者なんだから当たり前なんだろうけど
ダブル主演
間宮の高校生役にはたしかに無理があるかもしれないが自分はそういうことに関しては柔軟な脳を所有しているので容易に受け入れることができる
主人公に共感できないと芝居が楽しめない人には向いていない
多くの人々が共感できるようなキャラではない
2人中心のストーリーにすればシンプルでコンパクトな話になったはずだがそうはしなかった
その点では『桐島、部活やめるってよ』とか『アイネクライネナハートムジーク』に似ているがそれらとは違う
『君の膵臓を食べたい』のような展開になる
最後の方で繋がるがだからどうした
原作ではこういう話だったのかもしれない
原作に忠実にしたかったのだろう
でもこの内容ならやはりもっと要点をまとめ簡潔にもっと短い映画をつくるべきだった
惜しい
なぜこんなふうな映画を作った
タイトルに関係ない必要ないいらないキャラが多い
昔あったファミコンソフトの抱き合わせ商法を連想させてくれた
冗長という言葉が相応しい作品だ
「感動しますよ」「泣けますよ」というものに限って自分は泣けない
若い一般女性が数人出てくる一時期流行ったタイプの映画のテレビCMには毎回毎回興醒めしていた
涙が溢れるどころか潤んでもこなかった
ちょっとしたサプライズから悲しい展開になるが感動はしなかった
きっと僕は平凡な女性とは共感できないサイコパスなんだろう
レビューを読むと全体的に過大評価だと感じた
一般大衆とはずれていることは自覚しているので仕方がない
逆にいつもの人が極端に過小評価しているようだがそれはそれで全く共感できなかった
あと石原裕次郎の物真似をするゆうたろうは最後まで出てこない
別人のゆうたろうである
マギー以上に紛らわしい
久々に感動した
タイトルの本当の意味。
良い意味で裏切られた〜
意外な繋ぎ会わせ
泣かせに来てるのを凄く感じる
映画タイトルからあーってことはこうでこうなるのかな。なんて軽く予想を立てながら見ていたら、ほぼその通りのストーリーで予告映像に対して「思いがけずじゃねぇじゃねぇか!」と思わず突っ込みたくなってしまいました笑
”思いがけず!”と言う点では君の膵臓をたべたいに近いものを感じました
自然光で撮影しているらしく、映像のこだわりを感じるのですが、如何せん私が普段見る大抵の映画がライトを使っているので目がなかなか”自然光の映像”に慣れず見にくかったです。これは本当に個人的な感想なので、あんまり参考にしなくていいと思います。
でも何より残念なのが中身に隙があることです。なぜ彼女はそんなにも死にたいのか、何か大きい理由はあるの?彼はどうしてそんなに構う?きゃぴ子はそんなに愛を求めて地味子はきゃぴ子に構うのはなぜ?幼馴染って理由だけで?キャラクターのそういう所にもう少しスポットライトを当てて欲しかった。そしたらもっと感情移入できたなーと思いました。
でも役者さんはみんな演技が上手で、高校生に違和感がなかったです。すごい。
予告でも「91%の観客が泣いた!」と謳っているだけあってとても泣かせに来ているのを感じながら見ていました。
でもこんな偉そうなこと言いつつ、嫌いになれなくて、むしろもう1回最初から見たい。そう思える不思議な映画です。
愛から学ぶこと
やはり、映画を観るにあたって先入観や偏見を持ってはいけないとつくづく感じた作品だった。SNSコミック原作、キャストなどでイメージを作ってしまうのはよくなかった。もっと、本当に早く観とけばよかったと思った。
3組のストーリーから物語は始まる。共通のテーマはそれぞれが人を好きになることだ。人を愛することで、人は変わることができる。愛には喜怒哀楽の全てが詰まっているのだ。
コミック原作だからこその、きゃぴ子と地味子という名前の設定。でもそれを普通にニックネームとかではなく、自分の名前として使ってることに驚いた。
八千代くんと撫子の関係性もなかなか特殊だけど、なんだかほんわかしててステキな2人だった。撫子の言葉使いがとても上品なところも好感が持てた。
そして、れいとななの2人。「殺すぞ」「死ね」「死にたい」が口癖。かなりのネガティブでリスカ常習のなな、留年して1つ年上の全ての物事に冷め切ったれい。そのれいがはじめて唯一興味が持てたのがななだった。
「私が死んでも世界は何も変わらないよね」と言うななに、れいは「少なくともお前が死んだらオレは変わる」と言った。大切な人の死は突然と思いがけずに訪れる。亡くなった本人だって、未来の話をしたばかりなのに、これからも一緒に生きていこうと思っていたのに、運命は切ない。生きることと死ぬことは隣り合わせだ。命は儚く、そして尊い。
ななはれいと出会ったことで、今までの自分を変えることができたのだ。れいがいなくなることが運命だったとしても、ななは今まで知らなかったたくさんの事を知ることができたのだ。
きっと、人が生きていくことに無駄なことは何もないのだと思えた。
アイス奢ってやるから!!
SNSの原作、映画の予告も一切見ずに鑑賞。
キービジュの雰囲気からも普通の青春恋愛映画かなと思っていた。
まず最初の一時間は、
これって主演は間宮くん&桜井ちゃんだったよね?と思うくらい3つのストーリーが均等に描かれていて、
且つ話が割とスローテンポで進んでいくのは
ちょっと退屈かなとも感じた。
ただ、同時進行のように見えて、実は小坂×鹿野ペアのストーリーのみが過去のもので時間軸が異なっていたと分かった瞬間、
それまでいくつも伏線があったことにも気づき
結構衝撃を受けた。そっからの展開は目が離せなかったなー。
恋愛映画でもよくある主人公が死んで悲しみを誘う
お決まりのパターンとは違って、
切ないんだけど前向きな気持ちになる話の作り方は
個人的にすごく良いと感じた。
そして何よりも、
アイス奢ってやるからと言って、
相手から肉まんが良いと返されても、
素直に肉まんを奢ってあげれるような人間でいたいと思えた作品だった。
この映画はぜひ、
何も事前情報などを持たずに観てもらいたい。
悪くはないけど、流れがイマイチ捉えきれない‥‥‥‥
君の隣で、世界が変わる
死にたいけど死なない彼女と、「殺すぞ」が口癖なのに殺さない彼
地味な見た目の地味子ちゃん、自分が可愛いと自賛するキャピ子ちゃん
好きと言い続ける女の子と人を好きになれない男の子
不器用で純粋な少年少女たちの物語
この作品の良さとしては、
意外なところに伏線が絡んでいたり、
自殺少女と無気力彼がお互いに意識しているが、それを中々言えない部分にヤキモキしたりして、純粋な男女の恋愛模様を見いて楽しめた
惜しい部分として、
上の男女と真ん中の女子たちの絡みがあまり見られなかったところ
葬式の時の声しか、絡んでいなかったので、未来を変えるような絡みがあってもいいなじゃないかなって思った(きちんと全部見れてないので、間違えてたらすみません)
若手俳優の起用した作品なので、若干演技している感が出てきて最初らへんは退屈な気分になってしまう
「好き」と言う重さ
全編にわたって、写真集か、MVかと思うようなやたらにエモい、美しい映像。
最初はいまどきの高校生がこんな「あなたが〜」とか「キミが〜」とか「〜だわ」「〜わよね」みたいな喋り方しないでしょ、、とひっかかっていたけど、だんだん、これはリアリティを追求してる話じゃなくて、ファンタジーなんだと思えてきた。
人を好きになる楽しさやもどかしさを、現代の高校生風の、ちょっとデフォルメしたキャラクターで描いてる。そういう普遍的なテーマを持ったファンタジー。でもキャラクターはみんなものすごくひねくれててこじらせている。
とにかくみんな、相手を好きすぎて、拒否されるのが嫌すぎて、なかなか好きと言えない。「好き」って言葉は重いんですね。。小坂くんなんて死んでからやっとななちゃんに優しい言葉をかけるという…。
その中で、何度も何度も、なんの照れもなく「好き」と言えちゃう撫子ちゃんの存在が光っていた。
衝撃的なラスト30分と、タイトルの真意。予想外の感動を生む群像劇。
【賛否両論チェック】
賛:高校生達が織り成す青春模様の数々が、観ていて感慨深い。そして油断していると、ラスト30分の思わぬ展開に、ショックと感動が押し寄せる。タイトルの真意も印象に残る。
否:セリフの言い回しなんかが結構小説チックで、現実感はあまりないかも。
「殺す」が口癖でも心優しいれいと、そんなれいに出逢って変わっていく死にたがり・なな。全人類から愛されようと懸命なきゃぴ子と、そんな彼女を近くで見守る地味子。そして告白が日課の撫子と、彼女からの告白に戸惑う八千代。そんな6人がそれぞれの生活の中で織り成していく人間模様・恋模様に、観ていてどこか心温まったり、逆にちょっぴり切ない気持ちになったりします。
そして何といっても特筆すべきは、ラスト30分の衝撃的すぎる展開でしょう。完全に予想外といいますか、油断していると、思いもよらないショックと感動に、不覚にも心が激しく揺さぶられてしまいます。同時に、本作の特徴的なタイトルが持つ本当の意味に気づかされ、それもまた感動を深いものにさせているようです。
登場人物達のセリフの言い回しなんかがやや小説チックで、どことなく説教臭く聞こえてしまう部分もありますが、「生きるいうこと」や「本当の愛」について、不思議な角度から思わず考えさせられるような深い作品ですので、是非チェックしてみて下さい。
ジミ子ちゃん達のエピは好き
タイトルなし(ネタバレ)
原作が大好きで、一度は鑑賞のチャンスを逃したものの、高速バスに乗って再上映を観に行くことができた。
観て良かった。
大好きって伝えようね
今この瞬間から未来。未来を生きようね
原作のパワーが映画になっても衰えていなかった。
時系列はすぐ気づいたが、なるほどそうやってまとめるのか、と。
マンガの世界だったことが、現実世界ではこうなるのか!と納得の行く演出で、自分の中に落とし込めた。
大学生女同士2人で鑑賞。
若い女の私たちだから面白いのかもしれない部分はあると思う。
女心恋心がよく表現されているから。
しかし女も人それぞれなわけだし、カップルや男性1人の方もいた。
○中心キャラクター
・なな 小坂に時々みせる笑顔、ちゃんとかわいいよ。桜井日奈子さん、原作の雰囲気そのまんま。
・小坂 ちょっと大人びすぎイケてすぎのルックスと思うも良かった。
・きゃぴ子 とろんとした目、虚な表情がきゃぴ子のそれだった。もちろん有無を言わさぬかわいさ。けど原作と違っていつも男たちの取り巻きがいる感じではなく、地味子しかいない。
・地味子ちゃん 眉間にしわを寄せた表情が似てて驚き。かわいい
・撫子ちゃん 声がかわいくてドキドキした
・八千代くん 原作まんま!
○周辺キャラクター
・先生 鹿野を気にかけているが頼りなさげでもあった。原作では全く印象が無いがこうなるのか。鹿野が大学に向かって歩み始めたとき、この先生と関わったかもしれないな。
・さっちゃん 若すぎる(年齢はそうだけど子供いるように見えなさすぎて)と思ったけど、印象に残る
・きゃぴ子ママ こうなるのか
・サイコキラー 似てるなあ
・小坂ママ ああ。似てる。!印象的
気になった点も記す。
・きゃぴ子の彼氏たち 気持ち悪い(マイナス面ではないかもしれない)
・その他JK 演技がイマイチ… 可愛くない(それがいい。彼女らは心の醜さが現れた可愛くなさだから。キャラクターとして作り上げられた可愛くなさを言っているのであって、演じた方へのdisではない)
・小坂に拒否されていた女の子 最後ノートとってあげていた?なぜこういうシーンを入れたのだろう。これがあることで彼女についても表面だけでなくもっと知りたくなった。彼女も多面的な1人の、彼女なりの恋愛をしたかった人間であったということか。
自殺と他殺じゃ行く場所が違うらしいと言った小坂。
夢の中では優しい小坂。
確かにななの作り出した夢だが、小坂はそういう奴で、いつでもななを生かそうとしてくれた。
本当にお互いをわかっていて、大好きだったのにね。
この高校生のリアル感
涙が止まらない…
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