「ネコも可愛い…。ブリー・ラーソンも可愛い…。が、何よりサミュエル・L・ジャクソンが可愛すぎるんじゃ〜❤️」キャプテン・マーベル たなかなかなかさんの映画レビュー(感想・評価)
ネコも可愛い…。ブリー・ラーソンも可愛い…。が、何よりサミュエル・L・ジャクソンが可愛すぎるんじゃ〜❤️
スーパーヒーローが一堂に会するアメコミアクション映画「MCU」シリーズの第21作にして、宇宙より飛来した最強のヒーロー、キャプテン・マーベルの活躍を描いた『キャプテン・マーベル』シリーズの第1作。
自在に姿を変えることが出来る「スクラル人」との戦いの最中、地球へと墜落してしまったクリー帝国の戦士ヴァース。
彼女はスクラル人の狙いが地球にあることを知り単独で調査を進めるのだが、そこには意外な真実が隠されていた…。
○キャスト
ニック・フューリー…サミュエル・L・ジャクソン。
スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ…クリス・エヴァンス。
ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ…スカーレット・ヨハンソン。
ブルース・バナー/ハルク…マーク・ラファロ。
ローディ・ローズ/ウォーマシン…ドン・チードル。
主人公ヴァース/キャプテン・マーベルを演じるのは、『ルーム』『キングコング:髑髏島の巨神』の、オスカー女優ブリー・ラーソン。
ヴァースの上官であるクリー人、ヨン・ロッグを演じるのは『シャーロック・ホームズ』シリーズや『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の、名優ジュード・ロウ。
ヴァースの少女時代を演じるのは、『ギフテッド』『レディ・プレイヤー1』のマッケンナ・グレイス。
製作はケヴィン・ファイギ。
製作総指揮はスタン・リー。Thank you Stan. Excelsior!
MCUシリーズにニュー・ヒーロー誕生!その名はキャプテン・マーベル!🎉
『アントマン&ワスプ』(2018)を鑑賞した際には「『インフィニティ・ウォー』(2018)と『エンドゲーム』(2019)の間にやらないといけない話かコレ?早く『エンドゲーム』観させてよ!」なんて思ったものだが、本作ではそういう感じはあまりしなかったかな。『エンドゲーム』直前に公開することに関して必然性を覚える内容の作品でした!
冒頭30分くらいはけっこう退屈。何が起こっているのか正直よく分からない。
「クリー」て聞いた事あるけどなんだったっけ?確か『GotG』(2014)に出てきたような?とか考えながら見ていたからあんまり集中出来ず…。ロナンが出てきてくれたことによってようやくはっきりと思い出す事が出来ました。いやもう初めから登場しといてよっ!💦
そもそも、このクリー帝国って分かりづらい。なんで青い人と黒い人と白い人がいる訳?青い人だけの帝国ってことでいいじゃん。
スクラル人とのバトルも、展開がわかりづらい上、暗くて見辛い…。ここは一つの見せ場なんだから、もっとわかりやすくして欲しかった。
序盤の宇宙パートが終わり、ヴァースが地球に墜落してくる訳ですが、ここからの展開は楽しかった!
クライマックスまでテンションが持続していたし、物語もシンプルでわかりやすい!何より、登場するキャラクターがみんな魅力的なのがGOOD👍
ヴァースはついつい姉御と呼びたくなる程さっぱりしていて男前な性格だが、その性格がコメディ要素としても活きてくる。
そして、ヴァースと成り行きで行動を共にすることになる若きニック・フューリー!サミュエルが若返ってるっ!最新技術凄え!!この若きフューリーがとにかく可愛くて面白くて最高なのです♪
ヴァース&フューリー+ネコ?のグースによるバディ・ムービー的な側面が、本作の特徴であり最大の長所。キャラクターのやり取りがとにかく楽しかった♪
これまで、ニック・フューリーってよくわからないキャラクターだったと思う。
要所要所で登場するが、特になんかするわけでもなく、そのくせ度々ピンチに陥る片目のオッさん、って印象。
それが本作でははっちゃけまくっているんだから面白い。まさかあの堅物な雰囲気のフューリーが、かつてはこんな愉快なオッさんだったとは。
「この目の傷は信頼したものからの裏切りによってつけられたものだ…」とかなんとか言っていたのに、その傷の理由があまりにバカバカしくて笑っちゃった!
個人的に嬉しかったのはコールソンさんが映画作品に舞い戻ってきてくれたこと!こっちも若い笑。お久しぶりです、コールソンさん!
クライマックスバトルのキャロル・ダンヴァース無双も観ていて楽しかった!1人だけ戦闘能力違いすぎるだろっ!!スーパーサイヤ人かっ!!
宿敵かと思われたヨン・ロッグとの決着は呆気なさすぎて、なんかここでめっちゃ笑ってしまった🤣
人間に化けて追い詰めてくるエイリアンという設定は、80〜90'sのSF映画や特撮作品のようでワクワクしました。
スクラル人が悪で、クリー人が善だという価値観が、途中でガラッと変わるのも面白い。ただ、そうだとするとあまりにスクラル人の将軍タロスが聞き分けが良すぎるというかいい人すぎるというか…。かなりの数の仲間をヴァースに殺されているし、フューリーにも1人殺されましたよね。そのあと、よくあんなに打ち解けて一緒に打ち上げとか出来るな😅
あの宇宙船に難民を匿っていたという展開もちょっと無理あるような気が…。
6年間も船の中で生活できるものなのかしら?買い出しとかちょくちょく行っていたのかな?
大体どこであのスクラル人を拾ってきたんだ?…まぁ細かいことは言いっこなし、って事ですね。
女性ヒーローものということで、公開前からかなりのネガティヴ・キャンペーンを受けていたという作品なのだが、その内容は竹を割ったような爽快な映画でした。
ヒーローのオリジン映画としては、かなり良い出来の作品だったと思います。
さーて次回はついに『エンドゲーム』!一体どうなるっ!?
そういえば最近、じゃれて飼い猫の方に顔を向けたら思わぬ猫パンチを喰らい、左目から血の涙を流す破目になった痛々しい少女のプチグロい動画をネットで目にしました🩸