劇場公開日 2019年3月15日

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「どう見ても1番強い笑」キャプテン・マーベル shinkatoさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5どう見ても1番強い笑

2019年11月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

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もしかしたら、今のMCUの蓄積されたノウハウを持ってすれば「このレベル」は容易かったのかも知れない。という性格悪い感想で何を言いたいかと言うと、本気は出してないな、という印象でした。

最も残念だったのが、90年代という時代設定の描写がベタというか表面的だったところ。NINのTシャツはたしかにキュートだったし、音声ファイル展開時のwindows画面、レンタルビデオショップ、うん、確かに90年代だ。しかしながらなんて言うんだろう、そういったものを並べただけというか、時代の空気感のようなものは感じなかった。

物語自体はしっかりしていたと思うが、この一本で「伝えなければならないこと」を若干詰め込みすぎてる感じがした。まず伏線回収はこの一本の中の回収とMCUとしての回収が散りばめられており、その中でキャロルは成長して行き、更にブラックパンサーでも見せた現実世界に対する結構強めなメッセージ(今回は移民問題と女性蔑視?)も詰め込んでおり、お腹いっぱいではあるが、ただ、この情報量の多さは志の高さであり、批判すべきではないだろう、が、疲れた笑個人的には、ブリー・ラーソン「だから」最後までしっかり楽しめたと思う。彼女のスクエア的な顔は意外とヒーローに合ってる!

あと、今回はガジェットが興味深かった。アイアンマン以降、常にフレッシュな描写で楽しませてくれるが、今回のキャロルの腕のやつの操作アクションは明らかにスマホのスワイプ的な操作に似ており、現実に寄せることで彼女の存在に親近感を与えることに成功している気がした。

ってここまで書いて結局最高だったんじゃないかと思ってます。スタン・リーの顔、知らなかったけど、即座にそれと分かったと同時に胸が熱くなる。そんな粋な計らいをするmarvelはやはり大好きだし、さあ、いよいよエンドゲームですよ(⌒▽⌒)

shinkato